本編の名場面を歌詞に散りばめた切な系ポップチューン!「信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~」主題歌「白雪」を歌う蓮花インタビュー

アキバ総研 | 2017年05月22日 12:00
本編の名場面を歌詞に散りばめた切な系ポップチューン!「信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~」主題歌「白雪」を歌う蓮花インタビュー

原作のお気に入りシーンを描いた印象的な歌詞


──歌詞で印象的だなと思ったのが、「白雪、燃ゆる心解かして。。。」「髪結わえてくれた時に 芽生えてしまったの」などのフレーズです。非常にドラマチックでパワーがあると感じました。これらの印象的な歌詞はどのように生まれたのでしょうか。

 

蓮花 たとえば原作マンガの単行本の好きなシーンに付箋を貼って、そこに感想を書いたりしてました。「髪結わえてくれた時」から始まるDメロ部分は、好きなワンシーンをそのまま歌詞にしたんです。原作の第1話に信長が千鳥の髪を結ぶシーンがあって、これが2人の出会いのシーンなんですよね。最初のAメロの「涙の海で溺れし春に」という歌詞も、千鳥ちゃんが溺れているところを信長に助けてもらう第1話の場面のことです。このシーンもすごく好きで印象深かったので、それを「白雪」に取り入れたいなと思って、印象的なシーンを歌で切り取ってみました。

 

──本編だと笑えるシーンなんですが、それをここまでドラマチックに歌い上げているので驚きました。ちなみに蓮花さんご自身が一番気に入っているフレーズは何ですか?

 

蓮花 Dメロ部分は気に入っていて、特に「純白の心、滲んでゆく」のところは、水彩画のように真っ白な画用紙に絵の具をたらしたような、美しいビジュアルのイメージなんです。また、戦国時代をテーマにしているアニメなので、刹那に生きているキャラクターが戦って血を流すシーンもあるということで、そういう深いテーマも取り入れています。そんなふうに、自分の思いとアニメの世界観を掛け合わせて楽曲は作られています。

 

──作詞をするうえで気をつけていることはありますか?

 

蓮花 歌詞を書く時は、最初に楽曲を聴いた時に皆さんの耳に残るような形で作りたいと思っています。それは「白雪」でも変わることはなくて、あまり作品に寄りすぎずに、そっと寄り添うくらいの距離感を自分の詞に持たせることを意識しましたね。たとえば、カフェなどでたまたま聴いた曲を素敵だと思うのって感動的だと私は思っていて、そういう出会いを意識しました。個人的に「このキャラが好きで、このシーンが好きで」みたいな気持ちもあるんですが、好きすぎて作品を抱きしめちゃうよりは、ちょっと俯瞰して見るほうが歌詞を書きやすいと思っています。

多彩な歌声を聴かせるカップリング曲たち


──カップリング曲「Gemini」は、昨年の初ワンマンライブで初披露された曲ですよね。

 

蓮花 そうですね。まだCDにはなっていない新曲を歌いたいね、という話をしていて、「Gemini」をライブ初披露させていただきました。

 

──大人っぽいバラードで、思わず聴き入ってしまいました。

 

蓮花 普段から「こういうタイトルをつけたいな」というノートだったり、感動したことや反省点、明日したいことを書く「三行日記」など、いろいろなノートを作ってるんですが、そこから歌詞を作りました。普段は人に見せないような感情や言えない感情を、日記の文章から引用したりして、けっこう赤裸々につづった歌詞になりました。

 

──もうひとつのカップリング曲「命の花びら」は、美しく重ねられたコーラスワークが印象的な、壮大な楽曲です。

 

蓮花 低音から高音まで、コーラスはすべて私がやらせていただきました。本当に低いところから高いところまで重ねて録るのが非常に難しい曲でしたが、こういう曲を作れてよかったですね。

 

──そして初回限定盤には「徒桜」のピアノアレンジバージョンが収録されていますね。

 

蓮花 この曲では、国立音楽大学の学生さんであるサックス、パーカッション、ピアノの3人と一緒にスタジオに入って、セッションしながら録音したんです。目を合わせつつ練習するのがとても楽しくて、改めて「音を楽しむ」という音楽の原点を教えてもらった気がします。それくらいパワフルな方たちで、笑顔の絶えない現場でした。すごく素敵な出会いでしたね。

 

──今回、なぜ改めて「徒桜」を歌うことになったのでしょうか。

 

蓮花 「白雪」が「信長の忍び」第2期の主題歌になりますし、第1期でも「徒桜」が皆さんからたくさんの反響をいただいたということで、「徒桜」の新しいバージョンを歌ってみたらどうかという話になったんです。「信長」ファンの皆さんに喜んでいただけたら嬉しいです。

 

──タイトル曲「白雪」はパンチのきいた1曲ですが、カップリングはバラードだったりテクニカルな要素を持つ曲だったりと、幅広い音楽性を持つシングルになりましたね。

 

蓮花 ジャンルの幅広さはそこまで意識はしていなくて、自分の個性を見せたいというよりは、たまたま選ばれた曲が色の違うものだったという形です。レコーディングはかなり頻繁に行っていて、実はまだ世に出ていない曲のほうが多いのですが、どの曲もシングルにしてもおかしくないクオリティにまでもっていこうと思って歌っています。自分としては、いつも1曲1曲を集中して作っているので、後で人から「違う毛色の曲だね」といわれて、そこで初めて「そうなんだな」と気づくことが多いんです。

 

──蓮花さんにとって歌いやすい楽曲や、歌いにくい楽曲などはありますか?

 

蓮花 いつも曲に救われている部分があって、どの曲を歌っても相性がいいんですよ。今のところ、「この曲は歌いにくくて難しい」ということはあまりありません。逆に新たな曲と出会うことで、今まで自分が歌うことのなかった雰囲気だったり、息の使い方を習得していくような感じがあります。毎回ディレクターさんや制作チームの皆さんと話し合って、細かくやりとりすることで、技術面でも成長させてもらっている感覚ですね。中でも「if~ひとり思う~」で新しい歌い方、自分に出会い、そこから今の歌い方につながっていると思います。

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