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以前お伝えしたとおり、BD-BOX発売を記念したアニメ「COWBOY BEBOP(カウボーイビバップ)」のオールナイト上映イベントが10月13日にTOHO シネマズ 六本木ヒルズで開催された。
冒頭のトークショーには、スパイク役・山寺宏一さん、ジェット役・石塚運昇さん、フェイ役・林原めぐみさん、エド役・多田葵さん、舞台設定を担当した脚本家の佐藤大さんの5人が登場。当時を振り返りつつ、変わらぬチームワークの良さで楽しいトークを約1時間繰り広げた。
まず、山寺さんが「以前、僕は、ビバップを観てイイと思えない人は、友達とはいえないと言っていました。(会場にいる)みなさんを友達と思っていいですか!」と挨拶。会場から大きな拍手が送られ、トークが始まった。
イベント直前に今回のBD-BOX用にオーディオコメンタリーを収録していたという4人。一堂に会するのはひさしぶりにもかかわらず呼吸はぴったり。山寺さんが盛り上げ、石塚さんがボケ、林原さんがツッコむと、多田さんがまとめる、という絶妙のコンビネーションだった。
オールナイト上映作品(ファン投票で選出)は、スパイクとビシャスの因縁にまつわるエピソードは少なく「カウボーイビバップ」の振り幅の広さを実感させるエピソードが並んだ。第1位に選ばれた「カウボーイ・ファンク」の話題になると、山寺さんは「これってアンディ人気なんだよね」とちょっと悔しそうな表情。佐藤さんは「こういう箸休め的エピソードなのに、シリーズ構成の信本(敬子)さんが脚本書いて、作画枚数が最終話『ザ・リアル・フォークブルース(後編)』よりも増えてしまうという"本気"の出し方がビバップの現場らしい」と解説。
では、山寺さんが1本選ぶとしたらどの話数? と問いかけられると「うーん、選べねぇ~」と一言。同じ質問を投げかけられた林原さんも「うーん、選べねぇ~(笑)」と重ねる展開。そこから上映話である「スピーク・ライク・ア・チャイルド」のラストに出てくる、高校生フェイの「フレー、フレー、私」のシーンに話題がとび、林原さんと多田さんが、あのシーンは「恥ずかしすぎてありえない(笑)」と意気投合する場面もあった。
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