「木更津ビバップ(仮)」製作決定!? 「カウボーイビバップ」BD-BOX発売記念オールナイト上映イベントレポート

2012年10月18日 19:560
左から、佐藤大さん、多田葵さん、山寺宏一さん、石塚運昇さん、林原めぐみさん

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多田さんも「うーん、選べねぇ~(笑)」とお約束で天丼した後、「マッシュルーム・サンバ」をセレクト。佐藤さん曰く「エドとアインは平和の印」だそうで、エドとアインが画面上にいる時はひどいことは起きない、というのが当時のスタッフの暗黙の了解事項だったという。一方、第10話「ガニメデ慕情」のこと以外あまり覚えていないという石塚さんは「どうして入っていないの?」と逆に質問。「入っていないのは、みんなが子供だからかな(笑)」と冗談でまとめた。

放送直前までまったく注目されていない作品だったこと、スタッフ・キャスト含め今振り返ると豪華なメンバーが揃っていたことなど、当時を振り返り話題は多岐にわたった。「ビバップ」放送当時、山寺さんと石塚さんがクリスマスの夜を一緒に過ごしたという衝撃(?)のエピソード(タクシーで移動中、表参道で渋滞に巻き込まれ、イルミネーションで照らされながら長時間過ごした、というのが真相)が暴露されたり、林原さんがフェイの役に入り込んだ結果、アフレコ現場でジュリア役の高島雅羅さんにまで距離をとっていたという打ち明け話などが披露された。また、ビシャス役の若本規夫さんの話題になった時には、山寺さんが即興で若本さんのモノマネをして笑いを取る一幕も。

さらに、BD-BOXに映像特典として収録される渡辺信一郎監督ディレクションクリップの内容の一部が明らかに。上映されたのはスタッフがクリップ撮影現場に赴き、取材してきたという映像。それによると、どうやら渡辺監督が制作しているのはショートの実写映像で、モデルの太田莉菜さんらが出演し銃撃戦を繰り広げていた。そして、最後に出てきたタイトル「木更津ビバップ(仮)」で、会場のファンを驚かせた。 また、山寺さんはその映像に即興でナレーションをつけ、盛り上げていた。

(※「木更津ビバップ(仮)」は取材映像上のタイトルで、実際の特典で収録される渡辺信一郎監督ディレクションクリップのタイトルとは異なる)


最後に、山寺さんは「カウボーイビバップの仕事が決まる直前に、やりたかったとある仕事がなくなって落ち込んでいた時期でした。その時に出会ったこの作品が、やってよかったと思える作品で、10何年も後の今でも、こうやってファンの皆さんと一緒に感動できる作品になっていることを嬉しく思います」と締めくくった。フォトセッションでは、山寺さんが「『Tank!』でも歌いますか」と提案。壇上もファンも『Tank!』を口ずさみ、なかには「さすらいのカウボーイ」(『Tank!』に歌詞をつけて多田さんが歌ったバージョン)を歌う人も。和気藹々の雰囲気でトークは締めくくられた。


なお、「カウボーイビバップ」BD-BOXは、12月21日発売予定。詳しくは以下の記事にて。

名作「カウボーイビバップ」、BD-BOXが12月21日に発売! 新作「アインの夏休み」などを収録

画像一覧

  • 左から、佐藤大さん、多田葵さん、山寺宏一さん、石塚運昇さん、林原めぐみさん

  • COWBOY BEBOP Blu-ray BOX

関連作品

COWBOY BEBOP(カウボーイビバップ)

COWBOY BEBOP(カウボーイビバップ)

放送日: 1998年10月23日~1999年4月23日   制作会社: サンライズ
キャスト: 山寺宏一、石塚運昇、林原めぐみ、多田葵、高島雅羅、若本規夫
(C) サンライズ

COWBOY BEBOP(カウボーイビバップ) 天国の扉

COWBOY BEBOP(カウボーイビバップ) 天国の扉

上映開始日: 2001年9月1日   制作会社: サンライズ/ボンズ
キャスト: 山寺宏一、石塚運昇、林原めぐみ、多田葵、磯部勉、小林愛
(C) 2001 SUNRISE, BONES, BANDAI VISUAL

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