「ULTRAMAN」主役声優・木村良平にインタビュー!初代ウルトラマン、早田進の息子進次郎が主人公!

2015年01月30日 18:100

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コミックに効果音とセリフをつけ、時にはキャラクターが動き出すような演出を施す「モーションコミック」。現在注目されているこの分野で抜きん出た作品となっているのが、『ULTRAMAN』だ。原作コミックを立ち上げた担当編集者の方へのインタビューに続き、モーションコミック版『ULTRAMAN』で主人公の早田進次郎を演じている、声優の木村良平さんが登場! 現在もアフレコが続くこの作品について、たっぷりとお話をうかがった。

⇒前回のインタビュー「眼鏡男子に弟キャラ、擬人化にショタまで……実は男性キャラてんこ盛りの注目コミック『ULTRAMAN』


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――新時代のウルトラマン=早田進次郎を演じることになったとき、素直にどう思われましたか?

「あのウルトラマン?」って、お話をいただいたときは驚きました。その後に原作のコミックを読ませていただいて、「めっちゃくちゃ面白いじゃん!」って思いました。なるほどこういうことなのかと。現代版の新しいウルトラマンだと知って納得しました。僕は原作のある作品を演じるときは、あまり物語の先まで読まないようにしているんですよ。後の展開を知ってしまうと芝居が引っ張られてしまうので。だからこの『ULTRAMAN』もアフレコが終わっているところまでしか読んでいないんです。先が気になって仕方ないですね。



――原作コミックの作者のお二人も編集者の方も、「進次郎はつかみにくいキャラ」とのことなんですが、木村さんが今感じている進次郎の印象はどのようなものなんでしょう。

2巻までの状態で言うと、進次郎は現状に振り回されてるだけなんですよね。急に「キミのお父さんはウルトラマンだった」とか「キミにはウルトラマンの因子がある」って言われて、ついていくのに必死なだけなんだと思います。第14話の最後にようやく一歩踏み出すきっかけを得たのを見て、僕自身ホッとしました。ちょっと勘違いしてしまう性格や、要所要所で見られるダメな部分もあるけど、どうやら成長してくれそうだなって。普通の高校生だったのに、いまや大変な状況にしかいない(笑)。あんなことになったら誰だって怖いに決まってる。でも人のためにこれだけがんばれる進次郎は、すごいと思います。

――これまで進次郎を演じてきて、印象に残っているシーンはありますか。

声優をやっていると超人的な技を使ったり戦闘機に乗れたりしますけど、まさかスペシウム光線を打てる日が来るとは思いませんでしたね(笑)。子供の頃に見てましたから、うれしかったです。


――ご覧になっていたんですね。木村さんの世代で初代「ウルトラマン」を見ていた方は珍しいのでは?

親が買ってきたビデオがあったんです。「ウルトラマン」のほかウルトラシリーズのいろんな作品が入っていた記憶がありますね。幼稚園ぐらいのときにそれをよく見ていました。そうそう、ウルトラ怪獣の図鑑もよく読んでたな。

――この『ULTRAMAN』に出てくる異星人たちも、人間くさいんですよね。

そう、そこも好きなんです! 「ウルトラマン」の怪獣たちもそういうところがありましたよね。こいつらにもいろんな事情があるんだなって思わせてくれるところが好きでした。

――ウルトラファミリーの中で好きだったのは?

たくさん知っているわけじゃないんですけど、ウルトラマンタロウはかわいかったな。どこかの星でタロウと怪獣がケンカする話があったんです。タロウはウルトラマンたちに憧れてるから、怪獣を見てケンカをしかける。だけどお母さんに「怪獣だからってみんな悪いわけじゃないのよ、謝りなさい」って叱られて、確か仲直りしていた気がしますね。それがかわいかったなぁ。

――かつてウルトラマンに変身していたハヤタシンが、進次郎の父親です。そんなすごいお父さんだと最初は知らなかったこともあり、最初はあまり良好な関係ではありませんでしたね。

お父さんが、かつて科学特捜隊の一員であることは知っていただろうけど、現役のときは見ていないだろうし、ウルトラマンだと言われてもピンとこないですよね。実感がない状態で、お父さんが本当のヒーローであることを見せつけられる。尊敬せざるをえないですよ。2巻の最後で「見たか 父さん」というシーンがありました。反抗していた時期もあったけど、やっぱりお父さんに自分のことを見ていてほしかったんだなって思いましたね。

――そのハヤタシンを演じているのは、ベテランの菅生隆之さんです。

親子役をやれて、うれしかったですね。この作品って菅生さんや江原正士さん、牛山茂さんなど、ベテランの方たちがたくさん出演されているんです。一緒にやれてることがすごく楽しいし、現場でセリフを聞いてるだけで幸せになりますよ。僕は収録の現場が大好きなんです。それが楽しくて声優をやっているようなものですから。

――「楽しい」というのが木村さんらしいですね。ちなみに声のお芝居のみで表現するドラマCDとモーションコミックは、似ているように思いますが、声優さんとしての心構えは違いますか。

全然違いますね。この『ULTRAMAN』は原作があるだけでなく、アフレコ前に編集したVTRをもらえるんです。どちらがいいというわけではないですが、絵があることによって、相手との距離感や向いている方向がわかるので、演じやすくなりますね。

――そのほかに気になっているキャラクターはいますか?

ほぼ唯一の女性キャラであるアイドルの佐山レナちゃんが、これからどうやって進次郎と関わることになるのか。大好きなウルトラマンが進次郎だと知ったらどんな反応をするのかなって。あとは江原正士さんが演じている、うさんくさすぎるエド(ゼットン星人の末裔)という男。彼の言葉をそのまま受け取っていいのかどうか、僕自身もまだ迷ってるんですよ。CVが江原さんですから油断できないですよね(笑)。

※キャラクター相関図
http://heros-ultraman.com/character/

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