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7月20日に公開となる劇場用アニメ「SHORT PEACE」の製作発表会が東京国際アニメフェア2013内で行われた。
「SHORT PEACE」は、「AKIRA」の大友克洋さんをはじめとしたクリエイター陣によるオムニバスプロジェクト。映画は、日本を舞台に、固有の文化、歴史、サブカルチャー、未来を描いた4つのショートストーリーで構成される予定で、それぞれが持つテーマについて、映像表現の技術/ポテンシャルを発揮し、世界規模で通用する作品の完成を目指す。
参加者は、前作「スチームボーイ」から実に9年ぶりの劇場アニメとなる巨匠・大友克洋さん、「アニマトリックス」などですでに世界的に知られている森本晃司さん、「FREEDOM」でのCGを駆使した独特の映像表現で今後が期待されている森田修平さん、「鉄コン筋クリート」の演出を務めたのちに監督としても活躍している安藤裕章さん、「ガンダム」シリーズのメカニックデザイナーとして活躍しているカトキハジメさん。
→大友克洋の最新アニメ作品を含むオムニバス企画が始動! 「SHORT PEACE」、7月20日に劇場公開
大友克洋さんの「火要鎮(ひのようじん)」は精緻な筆致で江戸情緒を再現し、悲恋の情念が業火となって街をのみこむ大スペクタクル作品。すでに名だたる映画賞を複数受賞している。森田修平さんの「九十九(つくも)」は、モノノケの怪異を和風テイストでユーモラスに表現。安藤裕章さんの「GAMBO」は、大熊と鬼との激闘を重量感たっぷりに描写している。カトキハジメさんの初監督作品となる「武器よさらば」は、大友克洋の短編マンガをもとに、自律戦車と強化装甲服部隊の激戦を圧巻のディテールとスピード感で見せつける。
製作発表会には、以下の8名が登場。プロジェクトや担当作品についての方向性と意気込みが語られた。
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