アキバ

世界初!?　VTuberとアキバのディープツアー「アキバVちゅあー」体験レポート！【旬ゴリのアキバ探訪】

2023年09月18日 12:000

旬ゴリのアキバ探訪

旬ゴリ

企画記事

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

新型コロナウイルスが第5類に分類されたことをきっかけに、国内外の観光需要が再び盛り上がりを見せつつある今日この頃。秋葉原の中央通り沿いにも多くの観光バスが横づけされるようになり、歩道やお店に観光客があふれる光景も珍しくなくなってきました。

そんな2023年8月某日に、今回の取材は行われました。当日は日曜日ということもあり秋葉原の街は日本人、外国人入り乱れて目を見張るほどの混雑ぶり。以前にもまして活況を呈するアキバの街を見ることができました。

そんな中、編集部から「世界初の秋葉原ツアーからお招きされた！」との連絡を受け、生粋のアキバ通を自称している旬ゴリが早速このツアーを体験してきました。

(※ツアー内容は変更になる可能性がありますのでご了承ください)

今回体験させていただいた「VTuberと行く、AkibaでDeepなTravel～リアル＆オンライン～（略称：アキバVちゅあー）」は、「秋葉原の地から“Akiba”を全世界へ発信していく」ことを目的に設立され、さまざまなSNSや動画共有サイトで秋葉原の情報を発信するとともに、「アキバ初体験ツアー」や「AkibaでEVトゥクトゥク」などのツアーを催行するAkiba.TV株式会社が8月末よりスタートしたツアーです。その名の通り、なんと「V Tuber」が秋葉原の街歩きツアーのガイド役となり、リアルな秋葉原でその歴史や最新のスポットを巡ります。

ちなみに、ツアーはオンラインでの参加もでき、家にいながらリアルタイムにVTuberによる秋葉原ガイドツアーを楽しむこともできますよ。

オンラインツアーの画面から

果たしてVTuberはどのように現れるのか？

ツアーの開始地点となる、JR秋葉原駅電気街口のラジオ会館側に出ると、今回のガイド役をしてくれるVTuberの「桃知みなみ」さんと、桃知さんのガイドをサポートするAkiba Deep Travelツアーガイドの「やのはる」さんがお出迎えしてくれました。

桃知みなみさんは、地上波TVにレギュラー出演するほか、アイドルライブやイベントのMCまでこなすなど、その界隈では有名な人です。そんな桃知さんがどのように登場するのか、どうガイドしてくれるのかワクワクが止まらなかったのですが、なんと男性スタッフに背負われた液晶モニターで登場しました！

どうやらこの液晶モニターには、カメラが搭載されており、こちらの状況がリアルタイムにわかるようになっている模様。画面に向かって手を振ると、振りむいてくれますし、やのはるさんのヘッドセットや同行者の持っているマイクを通じてこちらの会話も聞こえているので、いい感じに反応してくれ、本当にVTuberと一緒に旅行しているんだと実感できます。

ツアー参加者が全員そろうと、大まかなツアールートの説明や注意事項、ツアーを楽しむためのアプリのインストールなどを行います。

VTuberの声をもっとハッキリ聞きたい、身近に感じたいという人は、自分のスマートフォンに「Zoom」アプリをインストールすることで、手元でVTuberからのガイドを見聞きすることができます。

アキバVちゅあースタート！

桃知さんとやのはるさんはかなり目立つため、周囲にいた通行人の皆さんたちの写真攻めにあっていましたが、準備が整ったらいよいよツアーに出発です。

なお、ツアー開始直後に雨が降り出したので、「桃知みなみ」さんにはビニール傘がかけられていました。

まずは電気街口から、秋葉原の名所であり聖地でもあるラジオ会館前に移動します。

観光スポットでは、桃知さんから、その場所、お店の成り立ちや歴史など、普通に秋葉原に来ているだけでは知ることができないような話を聞けます。

次は、ラジオ会館からJR総武線高架下のラジオセンター前へ移動。この周辺は昔ながらの秋葉原の面影を残すエリアなので、秋葉原が初めての人には絶好の写真スポットです。

移動中は、桃知さんとやのはるさんの絶妙なかけ合いなどがあり、楽しませてくれます。

桃知さんのアドリブな指令により、横断歩道を手をあげてわたるやのはるさん

ラジオデパート前を通り、最近では周辺のメイド喫茶やコンカフェで働くメイドさん達が、ビラ配りに集まってくることで「メイド通り」と呼ばれるようになった道に入っていきます。

ここでは、1954年創業の老舗居酒屋「赤津加」や、ホビーショップ「KOTOBUKIYA」を見ていきます。

老舗メイド喫茶「あっとほーむカフェ」前や、創業75年の「愛三電気」では、AR（拡張現実）を使ったクイズ大会など、楽しいイベントもあります。

ツアー参加者（※）には、周辺ホテルや店舗からオリジナルアイテムやクーポンなどのプレゼントもあります。たとえば、秋葉原UDXに入っている「みのや菓子工房」から特製クッキーがプレゼントされたり、「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO」からは、併設レストランで1品以上のご注文をいただいた方に、指定のドリンクの中から1ドリンクが無料でプレゼントされるクーポンがもらえるなど、うれしい特典つきです。
※リアルツアー参加者のみの特典もあります。特典の詳細は「アキバVちゅあー」公式サイトをご確認ください。

その後は、有名なカレー専門店「BENGAL（ベンガル）」などを案内してもらいながら、ツアーの終点でもあるメイドカフェ「カフェメイリッシュ」に到着です。

「カフェメイリッシュ」では、お給仕しているメイドさんから、特典の「カフェメイリッシュ × アキバVちゅあーオリジナルラミネートカード」や「みのや菓子工房」の特製クッキーがプレゼントされます。

（※取材当日は、カフェメイリッシュでバニーDAYが開催されていたため、メイドさんがバニーになっています）

メイドさんから特典を手渡されてご満悦な旬ゴリです。

というわけで、旬ゴリのアキバ探訪第22回は、「VTuberと行く、AkibaでDeepなTravel～リアル＆オンライン～」におじゃまさせていただき、アキバVちゅあーを体験させていただきました。

バーチャルな存在であるはずのVTuberとリアルに参加できるツアーの融合、そしてARなどの先進技術も盛り込まれた、本当の意味で未来のツアーを垣間見た気がします。VTuberとサポートガイドとのかけ合いや、ツアー参加者の会話にVTuberも入ってくるなど、デジタルの壁を見事に超えてくる、楽しいツアーでした。

秋葉原が初めての人はもとより、秋葉原を知り尽くした旬ゴリでも楽しめる、新しい形のツアー、皆さんも参加してみてはいかがでしょう？

なお、ガイドVTuberは「桃知みなみ」さん以外にも多数参加していますので、推しのVTuberがガイドの日を狙ってみるのもいいかもしれません。