「自作の祭典2011」開催！ インテルの新型SSD解説も

Windows 7 Mania事務局主催のユーザー向けイベント「自作の祭典2011」が26日（土）、CAFFE SOLARE（カフェソラーレ）リナックスカフェ秋葉原店で開催された。




会場では、来場者が自作PCの組み立て速度を競う「自作パソコン速組みバトル」のほか、トークセッションも開催。セッションには、Intelの天野伸彦氏や日本マイクロソフトの溝口氏が登場して、それぞれ新SSDと「Internet Explorer 9 RC」の解説を行った。

注目は天野氏のセッション。冒頭で氏は、「インテルさん・・　SSDの前に　なんか話すことないんですか？」と書かれたスライドを表示。リコール問題についても触れた。修正版となるB3ステッピングの生産は順調に進んでいるとのことで、回復は予定どおり4月になるという。

次に氏は、今回のメインテーマであるSSDについて言及。まず氏は簡単なロードマップを提示、今後のSSDの展開について語った。モデルナンバーはCPUと似た表記になり、ハイエンド向けの700シリーズ、X25-Mの上位モデルとなる500シリーズ、コストパフォーマンス重視の300シリーズが用意されるという。

さらに氏は、SATA 6Gbps対応の「Intel SSD 510」が近日発売になると予告。ラインアップは容量120GBと250GBの2モデルで、最大転送速度はリード500MB/s、ライト315MB/s（250GBモデル）になる。

ただし、ランダムアクセス性能は従来モデルより低下しており、IOPSの性能値はX25-Mのリード時35,000/ライト時6,600～8,600からリード時20,000/ライト時8,000に落ちている。

なお、販売時期については「ウトウトとしてると出てくる。ひとまず明日（27日）でることはないですが」と、直近であることをアピール。価格については、「X25-Mの上位なので、それより上の3万円/6万円前後では」と語った。

マイクロソフトのセッションでは、「Internet Explorer 9 RC」（RC=Release Candidate、製品発売前の候補版）の強化点をアピール。Internet Explorer 9 Test Driveで最近公開されたアプリケーションを使って、パフォーマンスのよさや省電力の高さなどをアピールした。

実際にデモでは、CSSの描画能力をテストするのに「Maze Solver」を、ブラウザの消費電力がわかる「CPU Power States Meter」を使用していた。

このほか、検索ボックスの統合化や、GPSがないPCでもIPアドレスやアクセスポイント情報を元にマッピングする「Geolocation」なども紹介されている。

そのほか、会場内の様子は以下のとおり。

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【取材協力ショップ】：CAFFE SOLARE（カフェソラーレ）リナックスカフェ秋葉原店