秋葉原 おもしろ自販機まとめ！ 伝統のおでん缶からニュージェネレーション自販機まで大集合！

駅近くのコカ・コーラ商品オンリー自販機エリア

JR秋葉原電気街口から徒歩1分ほど、アトレ秋葉原1とJR総武線の高架下「秋葉原電波会館」の間には、日本コカ·コーラが販売する商品のオンリー自販機が集まっているエリアがある。ちょっと変わった秋葉原の写真スポットとして、秋葉原に来た記念に撮影などはいかがだろうか？

1「い･ろ･は･す」だけの自販機

すべて「い･ろ･は･す」で埋められた自販機だ。「い･ろ･は･す」とは、日本コカ·コーラが展開するミネラルウォーターのブランドで、日本各地の名水から採取した天然水や、それらに季節の果実などをイメージしたフレーバーが付けられたものなどがラインアップされる。この自販機は、味やサイズに違いはあれど、すべてが「い･ろ･は･す」で埋められている、ほかでもなかなか見られないだろうもの。取材時には「あまおう」味が販売されていた。

2「ドクターペッパー」だけの自販機

上から下まですべてが「ドクターペッパー」で埋められた自販機だ。「ドクターペッパー」は、実はアメリカでもっとも古い炭酸飲料とされており、実はコカ・コーラよりも出現が早い。独特の味つけのため、好き嫌いは激しいが、日本では首都圏や沖縄など一部の地域でのみ展開している。

コアな人気を誇るドリンクとは言え、すべてが「ドクターペッパー」で埋められている自販機は、なかなかほかでは見られないだろう。某ゲーム原作アニメが放映されて以降、アキバでの知名度が急上昇した「ドクペ」こと「ドクターぺッパー」を思う存分飲みまくっていただきたい。

3「コカ・コーラ」だけの自販機

上から下まですべてが「コカ・コーラ」で埋められた自販機だ。缶やペットボトル、ノーマルやダイエットなど、ありとあらゆる「コカ・コーラ」がズラリと並ぶさまは壮観である。

「コカ・コーラ」商品のオンリー自販機エリア

住所：東京都千代田区外神田1丁目14−3

販売物：「い・ろ・は・す」「コカ・コーラ」「ドクターペッパー」など

「MAX COFFEE」自販機

秋葉原には、上から下まですべてが、「GEORGIA MAX COFFEE」（通称・マックスコーヒー）一色の自販機もある。

マックスコーヒーは、昭和50年ごろ千葉県野田市にある利根ソフトドリンク株式会社（当時）より発売され、千葉・茨城エリアで長く愛されてきたコーヒー飲料だ。練乳で味付けされた独特の甘さにはファンも多い。都内でも千葉方面中心に見かけることもある商品だが、販売物のみならず自販機のデザインに至るまで、すべてが「マックスコーヒー」一色の自販機というのは、なかなかない。

一時期は「千葉県の橋頭保」やら、「千葉県の植民地」「千葉県からの刺客」と呼ばれて話題になったり、現在も熱烈なファンがついていたりとコアな人気を博しているようで、売り切れが多い自販機でもある。

JR秋葉原電気街口から徒歩2分ほど、「KOTOBUKIYA」の目の前なので、わかりやすいだろう。

「GEORGIA MAX COFFEE」自販機

住所：東京都千代田区外神田1丁目11−12

販売物：「GEORGIA MAX COFFEE」各種

おでん缶自販機

「秋葉原といえば、おでん缶」と言われていた時代もあったくらい、有名なおでん缶を取り扱っている自販機だ。

1990年代に秋葉原名物としてTVなどで取り上げられ有名になったおでん缶は、当時、まだ飲食店が少なかった秋葉原でランチ難民になった人たちにとってのオアシスだった。一時期は秋葉原のいろんな店舗で売られたり、おでん缶だけで埋め尽くされた自販機なども存在していた。

現在では、扱われている自販機も1台のみ。味は「牛すじ大根」と「がんも大根」から選べる。

「おでん缶の自販機」自販機

住所：東京都千代田区外神田3-12-15

販売物：「おでん缶」各種

和カルチャー推しの自販機

秋葉原はとにかく外国人に人気のある街ということで、こちらは和テイストなタッチで、「忍者」「舞妓」「侍」が自販機に描かれた自販機となる。

まだあまり知名度が高くないようだが、そのうち外国人旅行者たちの写真スポットになるかもしれない。

JR秋葉原電気街口から徒歩2分ほど、「KOTOBUKIYA」の目の前と先ほどの「GEORGIA MAX COFFEE」自販機の隣なので、すぐ見つかるだろう。

和テイストデザインの自販機

住所：東京都千代田区外神田1丁目11-12

販売物：コカ・コーラ社製品各種

アイスクレープの自販機

秋葉原で甘い物が食べたい時に、手軽かつ安価にアイスクレープを購入できる便利な自販機。味は「ごろっといちご」「アーモンドショコラ」「バナナショコラ」の3種から選べる。

JR秋葉原電気街口から徒歩1分ほど、「秋葉原電波会館」脇にある。

アイスクレープの自販機

住所：東京都千代田区外神田1丁目14-3

販売物：アイスクレープ各種

ポンジュースの自販機

皆さんは「ポンジュース」をご存じだろうか。

「ポンジュース」とは、愛媛県松山市に本社を置く「株式会社えひめ飲料」が販売する代表的なオレンジジュースで、愛媛の窓口・松山空港にはポンジュースが出てくる蛇口が常設されているのは有名は話。さすが愛媛県。みかんの品種数と生産量日本一を誇るだけはある。

そんな「えひめ飲料」のドリンクだけが販売されている自販機が、なぜかアキバの裏路地に設置されている。

何を隠そう、この自販機が置かれている場所こそ、「株式会社えひめ飲料」の東京営業本部前なのである！

その自販機の横には、松山空港のみかんジュースが流れ出る蛇口を想起させるイラストが描かれている。

秋葉原には、本当にいろんな会社が集まっていることに驚くばかりだ。

ポンジュースの自販機

住所：東京都千代田区外神田4丁目13-2

販売物：えひめ飲料社各種

リバティー5号店横の自販機エリア

ホビーショップ・リバティー5号店横には、同店の商品を販売する自販機が設定されている。わりとメジャーなトレカ自販機だけでなく、ここではフィギュアやアイドルの生写真など、なかなかほかではお目にかかれない自販機が集合している。

1 フィギュアの自販機

やはり秋葉原と言えば、「ホビーの街」である。とくれば、フィギュアくらい自販機で売っていてもおかしくないだろう。
というわけで、しっかりフィギュアの自販機も存在する。ここでは24時間好きな時にフィギュアが買えるので、「もうお店は閉まってしまっているけど、どうしても今すぐフィギュアが欲しい」なんて欲望にも応えてくれる。

2 坂道グループの生写真自販機

秋葉原と言えば、「AKB48」の発祥の地。今やあちこちでメジャーアイドルから地下アイドルまで活動している、「アイドルの街」でもある。となれば、アイドルの生写真くらい自販機で売っていてもおかしくないだろう。
というわけで、しっかり「乃木坂46」と「櫻坂46」の生写真自販機もある。こちらも24時間好きな時に生写真が買えるので、「どうしても！ 今すぐ！　アイドルの生写真が欲しい!!」なんて欲望が急に芽生えたとしてもしっかり応えてくれる。

リバティー5号店横の自販機

住所：東京都千代田区外神田4丁目5-1リバティー 秋葉原5号店横

販売物：フィギュア、坂道グループ生写真各種

愛三電機の自販機

秋葉原で創業76年のネットワーク機器・電線・配線部品のお店「愛三電機」。このお店で扱う商品が24時間好きな時に買える自販機が、同店から徒歩約1分のUDXの地下2階駐車場フロアにある。これで、夜中にLANケーブルが必要になっても安心だ。

なぜ電気屋さんの自販機が、地下駐車場に!? 疑問は尽きないが、ともあれアキバ自販機の中でもかなり発見が難しいレアな存在であることは間違いない。

自販機には、LANケーブルやOAタップなどのプロ向け商品や、ネットニュースなどで取り上げられ、秋葉原土産として人気の「LANケーブルキーホルダー」などが売られている。

なお、すべての商品には「購入明細書」が添付されているので、経費でも落としやすい。

愛三電機の自販機

住所：東京都千代田区外神田4-14-1 UDX地下2階

販売物：愛三電機の取り扱い商品各種

？？？の自販機

秋葉原には、不可思議な自販機群がある。ただの「不思議」ではない「不可思議」だ。

ここの自販機では、普通の飲み物も売られているが、「謎の白い箱」が売られている。

白い箱には、細かい文字でさまざまなメッセージや時事ネタが書かれているだけなのだが。

謎の白い箱以外にも、「スーパーボール」が売られていたり。

「鈴」や「歯みがき粉」、「カブトムシ（のフィギュア）」などが販売されている。

筆者も初めてここを訪れた時に

「あ…ありのまま 今　起こったことを話すぜ！ おれは自販機でジュースを買おうと思ったら、カブトムシ（のフィギュア）が売っていた…。な…何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…、頭がどうにかなりそうだった…」

と、思ったものである。

不思議な自販機群

住所：東京都千代田区神田須田町2丁目19-42

販売物：？？？