シリーズ最新作「龍が如く7 光と闇の行方」は、まさかのコマンドRPG! 「龍が如く」新作発表会をレポート!

2019年08月30日 19:230

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2019年8月29日。秋葉原のUDXシアターにて、「龍が如く」シリーズ最新作の発表会が行われた。耳寄りの新情報が数多く飛び出した本イベントの模様をお伝えする。


発表会が始まると、まずは「龍が如く」シリーズ総合監督の名越稔洋さんが登壇。今回発表される作品は、シリーズにとっての分岐点になるようで、かなり緊張していると語った。挨拶が終わると、会場には新作のティザー映像が流れた。組長の頼みで仲間の罪を背負い、警察に出頭する主人公のシーンに始まり、18年後に出所するも出迎えはなく、果てには再会した組長に撃たれるなど、壮絶なストーリーの一端を垣間見ることができた。


映像の最後に、「龍が如く7 光と闇の行方」(以下、龍が如く7)というロゴが登場。今回発表される新作が、「龍が如く」シリーズのナンバリングタイトルであることが判明した。本作の主人公は、シリーズおなじみの桐生一馬から新キャラクターの春日一番へとバトンタッチ。さらにゲーム全体のシステムも大きく変化しているということから、物語を十分に楽しんでもらうべく「龍が如く」のナンバリングタイトルとして出すべきだと判断したという。ちなみに、映像の後半で主人公が「ドラクエみてぇにさ」と言っているが、「ドラゴンクエスト」シリーズの版権元であるスクウェア・エニックスに事前に許可をもらっているとも、名越さんは語った。


その後、春日一番の声を務める中谷一博さんが登壇。収録の感想を聞かれると「主人公を担当したこともあり、セリフ量や登場シーンも多かった。新作の制作に長く携わっていたので、さきほどの映像を見て感無量です」と語った。

続いて、「龍が如く7」のチーフプロデューサー・横山昌義さんが登壇。本作の詳細を語った。本作は、2016年に発売された「龍が如く6 命の詩。」の続編。物語の序盤では、刑務所に入ることになった主人公の半生が描かれるという。舞台は2019年で、シリーズではおなじみとなった神室町に加えて、新たな都市として横浜が登場する。


解説が終わると、主要人物の紹介へ。荒川組の長・荒川真澄(CV:中井貴一)や、荒川組のナンバー2・沢城丈(CV: 堤真一)、主人公の命を救う男・ナンバ(CV:安田顕)の存在が明かされた。なお、こちらの詳細は、キャラクターの画像とともに記事の最後で紹介している。

その後、横浜を歩く春日と仲間たちの映像が公開。チンピラとの戦闘になると、春日たちのHPやMPらしきアイコンが画面に出現し、ターン制のバトルへ移行した。本作のバトルシステムは、従来のアクションから、ターン制のコマンドバトルに変わっている。横山さんいわく、攻撃時は敵との距離が重要になると言う。遠くの相手を狙う場合、途中に別の敵がいると妨害されてしまうようだ。また、フィールドにあるオブジェクト系は武器として使えるほか、仲間には“ジョブ”が存在するという。


その後、本作の助演女優オーディションでグランプリを獲得した鎌瀧えりさんが登壇。キャラクターのひとりとしても本作に出演しており、ゲームのボイス収録は初めてだという。収録は、楽しく、そして難しくもあったと語った。



最後に、名越さんから本作の発売日を含めた情報が発表。プレイステーション4で2020年1月16日に発売されるとのこと。北米・欧州版も2020年内のリリースを予定しており、繁体字・簡体字・ハングル文字にも対応するそうだ。

「龍が如く」新作発表会は、以上で終了となった。主人公やバトルシステムの変更など、シリーズ作品としてさまざまな挑戦が見られる「龍が如く7」。続報を期待して待とう。


【キャラクター情報】

春日一番(かすが・いちばん) 出演・中谷一博 


元・東城会系 荒川組若衆。実の父親のように慕っていた荒川組組長・荒川真澄からの頼みを聞き入れ、殺人を犯した兄貴分・沢城の身代りになり出頭。 その後、18年の懲役生活を経て出所した。 出所後、東城会が消滅し、関西の極道組織・近江連合が神室町を牛耳っているという現状と、その裏に荒川真澄の存在があることを知る。真意を直接確かめるべく、荒川真澄のもとへと向かう。

■沢城丈(さわしろ・じょう) 出演・堤真一



八代目近江連合 直参荒川組若頭。東城会時代より荒川真澄に仕える武闘派極道。春日一番を毛嫌いしており、18年の歳月が流れても、その嫌悪感は変わらない。荒川が近江連合の若頭代行となってからは、近江連合直参幹部クラスと同等の権力を持つ。

ナンバ 出演・安田顕



元看護師のホームレス。勤めていた病院の薬を闇で横流ししていたことから、看護師 免許をはく奪され、“どん底の街”伊勢佐木異人町へと流れつく。荒川真澄に撃たれ、意識を失っていた春日一番の命を救ったことをきっかけに、春日と行動をともにするようになる。

■荒川真澄(あらかわ・ますみ) 出演・中井貴一



八代目近江連合 若頭代行 直参荒川組組長。かつては東城会の三次団体“荒川組”の組長だったが、東城会 の内部情報を警視庁へリークしたことで、結果的に神室町からの東城会の排除と、近江連合の神室町進出に大きく貢献。その功績が認められ、現在では近江連合内でも実質的なナンバー2である、若頭代行を任されている。

【初回生産限定盤特典】
特典1:DLC装備アイテム“真島建設備品セット”プロダクトコード
※パッケージ版・ダウンロード版共通。ゲーム中で使える装備アイテム「真島建設試供品バット(春日一番専用武器)」と、「真島建設ヘルメット (防具・全キャラクター使用可能)」が入手可能です。
特典2:『龍が如く』コラボブランドグッズ抽選券
※パッケージ版のみ人気ブランドの限定コラボグッズが当たる抽選券を同梱いたします。抽選はWEB上で実施するため、購入してすぐに抽選結果がわかります。今後、随時コラボブランドの追加発表や、コラボグッズの内容を公開予定です。
※ダウンロード版は抽選方法が異なります。

【コラボ情報】

「龍が如く7」とのコラボを行うブランド。
※内容は今後公開いたします。















【商品情報】
■龍が如く7 光と闇の行方
ジャンル:ドラマティックRPG
対応機種:PlayStation(R)4
発売日:2020年1月16日(木)予定
価格: 8,390円(税別) ※パッケージ版・ダウンロード版共通
プレイ人数:1人
CERO:D
発売・販売:セガゲームス

(C)SEGA

画像一覧

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