ゲーム実況お手軽配信! 持ち運びもできるゲームキャプチャーユニット「LIVE GAMER PORTABLE(AVT-C875)」レビュー

2013年09月13日 23:410

タイムシフトが使えるPC録画モード
PCレスでSDメモリーカードに直接録画できる単体録画モード


このほか、「AVT-C875」はライブ配信機能のほかに、パソコンの中にプレイ動画を録りためる「PC録画モード」と、PC不要で本体SDメモリーカードにプレイ動画を保存できる「単体録画モード」を搭載している。

PC録画モード/単体録画モード
PC録画モード/単体録画モードの違い


「PC録画モード」では、PCレスでのプレイも可能。今回の環境では遅延が発生したが、外部モニターを用意し本体搭載のHDMI OUTを使えば、パススルーで遅延なくプレイすることができる。そのほか、「RECentral」を介してキャプチャーできるため、録画品質を細かく設定できるほか、タイムシフト機能も利用できる点は、大きなメリットだろう。

タイムシフトとは、最大1時間前にさかのぼって録画・再生できる機能。赤枠で囲んだ場所で、オン/オフが設定できる。ちなみに、タイムシフトはTSモード録画時のみ利用可能だ タイムシフトとは、最大1時間前にさかのぼって録画・再生できる機能。赤枠で囲んだ場所で、オン/オフが設定できる。ちなみに、タイムシフトはTSモード録画時のみ利用可能だ


いっぽう、「単体録画モード」は、本体にセットしたSDメモリーカードに直に録画できるモード。ボタンひとつでキャプチャーできる手軽さがウリだ。ちなみに、録画品質は、デフォルトでは、HD(1280×780ピクセル)となっている。PCと接続し専用設定ソフト「AVerMedia PC-Free Utility」を使用することでフルHD(1920×1080)に変更可能だ。自分に適した解像度に設定し直しておこう。

単体録画モード PC録画モード
単体録画モード時には、中央のボタンを押すことで、録画を始められる。なお、本体のステータスはLEDの光り方でわかる仕組みで、起動中は赤い光が時計回りに、待機は全体が赤く光る。なお、録画中はゆっくり点滅する。ちなみに、PC録画モード時は青く発光する



以上、「AVT-C875」のレビューをお届けした。今回で3回目となるAVerMediaのゲームキャプチャーだが、本モデルは、同社ラインアップの中で持ち運びに特化した製品だ。ポケットの中に収まるコンパクトボディながら簡単にプレイ動画を保存可能。これまで自宅でしか行えなかったキャプチャーが、「AVT-C875」を使うことで外出先や友達の家でも、手軽に楽しめるようになるのだ。また、ライブ配信対応やAUDIO OUT/MIC INを搭載することで、ゲームプレイの実況にも耐えうる製品となっている。しかし、従来モデルと比較して機能性は増したものの、画質に関しては大きな違いはなく、その点はさらなる向上を期待したいところだ(とはいえ、ハードウェアエンコーダー内蔵のゲームキャプチャーとしては十分な画質と言える)。

なお、9月19日から開催される「東京ゲームショウ2013」では、AVerMediaも出展予定で、会場ではこの「AVT-C875」が展示されるほか、実況プレイ動画の作成方法を解説するセミナーなどが開催されるとのことだ。
http://www.avermedia.co.jp/tgs/index.html

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