【製品レビュー】ゲーム機だけじゃない!iPhone/iPadの画面キャプチャーも可能なAVerMedia「Game Broadcaster HD」を使ってみた

アキバ総研 | 2013年08月08日 22:00
【製品レビュー】ゲーム機だけじゃない!iPhone/iPadの画面キャプチャーも可能なAVerMedia「Game Broadcaster HD」を使ってみた

ユニークなゲームキャプチャーを積極的にリリースするAVerMediaから、iPhone/iPadの画面キャプチャーも可能なPC内蔵型のキャプチャーカード「Game Broadcaster HD(AVT-C127)」が発売された。


既存のゲームキャプチャー製品といえば、家庭用の据え置きゲーム機(PS3/Wii/Xbox)やPCの画面を撮るものがほとんどだが、「Game Broadcaster HD」では、これらに加えてさらにiPhone/iPadの画面キャプチャーも楽しめる行えるという、かゆいところに手の届いた製品だ。iPhone/iPadのアプリを使わずとも、PCで手軽にキャプチャーを楽しめるものとなっている。

今回は、その「Game Broadcaster HD(AVT-C127)」を使用する機会を得たので、その特徴を説明するとともに、「iPad mini」で使用してみた感想もお届けしよう。
※本製品で記録したものを、私的な目的以外で権利者の承諾を得ずに複製、配布、配信することは著作権や国際条約の規定により禁止されています。


カードはロープロファイル対応
HDMIとVGAの2系統の映像入力を搭載


まず本体から見ていこう。カードは小型ケースにも内蔵できるロープロファイルサイズで、インターフェイスはPCI Express x1接続。ブラケット部には、HDMIとVGAの2系統のビデオ入力端子を備えている。実際にキャプチャーするときは、いずれかのコネクタにiPhone/iPadやゲーム機を接続する形だ(同時使用は不可)。ちなみに、基板上のチップにはシールが貼られており、型番が隠されている。

AVerMedia「Game Broadcaster HD」 AVerMedia「Game Broadcaster HD」
映像入力はHDMIとVGA。同時入力は非対応で、いずれかの排他使用となる

AVerMedia「Game Broadcaster HD」 本体はロープロファイルサイズだが、カード長は16cmと長め。ATX電源が搭載できない小型ケースの場合は、ケーブルなどに干渉して装着できない場合もあるので注意したい

AVerMedia AVerMedia
対応ハードは、iPhone/iPadシリーズがiPhone(4S以降)/iPod touch(第5世代以降)/iPad(第2世代以降)/iPad mini、家庭用ゲーム機がPlayStation 3/Xbox 360/Wii/Wii U、そのほか、パソコン、各種映像機器など 付属の映像/音声ケーブル。左から順に、VGAケーブル、コンポーネント-VGA変換ケーブル、3.5mmステレオミニピンケーブル、3.5mmステレオミニピン-RCAステレオ変換ケーブル

録画品質は1080p(30fps)
AVI(非圧縮)とMP4(H.264+AAC)での記録をサポート


次は基本的な画質について確認していこう。入力解像度は最大1920×1080/60fpsをサポートするが、録画時の最高品質は1920×1080/30fpsまで。録画時60fpsに対応していないのは残念だが、画質は必要十分と言える。録画形式は、AVI(非圧縮)とMP4(H.264+AAC)で、MP4の映像ビットレートは最大20Mbps。なお、AVIファイルの書き出し時、コマ落ちやティアリングを防ぐため、ストレージへの書き込み速度110MB/s~125MB/s(映像出力720p~1080p)が推奨されている点には注意が必要だ。AVIで録画するなら、最低でも、2台以上のHDDでRAID環境か、もしくは高速で大容量なSSDが1台以上欲しいところだ。

iPhone/iPadでも簡単接続


今回はiPadでの画面キャプチャーを中心に紹介するが、その前に1つ注意がある。それは、本カードとiPhone/iPadの接続には、専用のVGAアダプターが別途必要なことだ。専用のVGAアダプターとは、ずばり、アップル純正品のこと。Lightningコネクタを搭載した機種であれば「Lightning to VGA Adapter」、Dockコネクタを搭載した機種であれば「Apple VGA Adapter」、そのほかAVerMediaによると「Digital AV Adapter」でも可能という。ちなみに、どれも3,000円から5,000円ほどするもので、正直言えばケーブルを付属してほしかったという気持ちもあるが、とくにLightningコネクタは純正品(もしくはライセンス品)を除き、iOSのアップデートで使用不可になるケースもあるので、致し方ない部分もある。

対応機器と接続方法 アップル純正アクセサリーとなる「Lightning to VGA Adapter」(別売)。これを経由させることで、「iPhone」や「iPad」などからVGA出力が可能となる。

それでは、前置きが長くなってしまったが、実際の接続を見てみよう。今回は、Wi-Fi版16GBの「iPad mini」に「Lightning to VGA Adapter」を装着、カードとはVGAケーブルで接続した。ちなみに、これだけだと、録画はされても音がない状態になってしまうので、付属の音声ケーブルを別途PCのマイク入力に接続する。これで準備は完了だ。

AVerMedia「Game Broadcaster HD」 AVerMedia「Game Broadcaster HD」
ケーブルを接続してみたところ。「iPad mini」の上下にケーブルが繋がっているため、総重量はアップする。手で持ちながら操作するよりは、スタンドなどに置いて使用したほうがいいだろう。また、PCが大型のタワーケースの場合は、付属の音声ケーブルだと短いかもしれない

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