細胞の名前と働きを紹介した功績は大きい
観賞手段:テレビ
この作品を観るまでは「マクロファージ」と言われてもピンと来ませんでしたが、この作品を観終えた後では「井上喜久子さんの斧を持った女の人!」と、曖昧なりにもストンと頭の中に入ってきます。
赤血球自体の寿命が約4か月なので、短い期間の出来事を(その割には病気になったり、怪我をしましたが…。)丁寧に分かり易く「擬人化」という手法で描いていた作品だと思います。
赤血球が老化すると、マクロファージさんに食べられてしまうので、恐る恐る接していたのかなあと思うとクスッとしてしまいます。
もっとも、そんな最終回は嫌ですが…。
作画も丁寧で、原作に忠実に寄せており、スタッフが原作に対してリスペクトしている印象が見受けられます。
OP、EDとも作品の世界観に合致したもので、素晴らしく秀逸です。
声優さんについてはコメントするまでもなく、キャスティングを見ただけでも人気・実力派が勢揃いしています。
ただ残念なのは、中村悠一さんと杉田智和さんのセリフの掛け合いが無かったことでしょうか。マイナスの評価にはなりませんが。
作品自体は一見の価値ありです。
- ストーリー
- 5.0
- 作画
- 4.5
- キャラクター
- 4.5
- 音楽
- 4.5
- オリジナリティ
- 4.5
- 演出
- 4.5
- 声優
- 5.0
- 歌
- 5.0
満足度
4.5
いいね(0)
2018-10-05 03:07:56