火垂るの墓
アニメ映画- スタッフ:
- 監督:高畑勲、企画・製作:佐藤亮一、プロデューサー:原徹、脚本:高畑勲、音楽:間宮芳生、キャラクターデザイン・作画監督:近藤喜文、レイアウト・作画監督補佐:百瀬義行、美術監督:山本二三、色彩設定:保田道世、音響監督:浦上靖夫、編集:瀬山武司
終戦間近の神戸に突然B29の大編隊が襲いかかった。清太と節子の兄妹は空襲の混乱の中、母親を亡くし、家を焼け出される。路頭に迷った兄妹はやむなく小母の家へ身を寄せることにするが、そこでも生活が苦しくなるに従って小母とのいさかいが絶えなくなり、清太は家を出る決心をする。荷物をリヤカーに積み込み、横穴壕でままごとのような二人の新しい生活が始まるが、やがて食糧も尽き…。
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評価レビュー(7)
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4.5まともに見られません
小学生のころに初めて見たときから、包帯で巻かれている姿のシーンは辛くて堪りません。加えて、大人になった今では終盤のシーンも余計に辛く感じるようになりました。それでも5年に一度くらいは「見なければならない」作品だと思ってい...>>続きを見る
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4.0記憶に残るアニメ映画
ただ、戦争の悲惨な体験を描いた映画というだけではなくの自然の美しさ、小さな子どもの素朴であどけない表情、しぐさもアニメで正確に表現できていて、見ごたえがあり心を打ちます。個人的に気持ちが落ち込んでいる時は正直見れませんが...>>続きを見る
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3.0本当に力のあるすごい映画だと思います。
何度見ても涙なしではみられません。戦争映画なのに、なぜかみんな見てしまうというのがすごいと思います。せっちゃんが本当に可愛くて、余計に涙がでてしまいます。見たあと誰もが自分の感想を話はじめてしまうという本当に力のあるすご...>>続きを見る
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作品詳細
原作/原案 | 原作:野坂昭如 | 制作国 | 日本 |
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主題歌 | アメリータ・ガリ=クルチ「埴生の宿」 |
作家・野坂昭如の短編小説を、スタジオ・ジブリの高畑勲さんがアニメ化した不朽の名作。終戦間近の日本で、戦火に追われながら逃げ行く、兄・清太と幼い妹・節子のきょうだいの姿を描く。預けられた親戚の家にいずらくなって飛び出した清太と節子。2人っきりで防空壕で生活し始めるが、徐々に節子は衰弱していき、そして清太も・・・。美しい日本の風景と、戦争の悲惨さとのコントラストが、さらなる悲しみを誘う、戦争アニメの傑作だ。