「GeForce GTS 250」、11日より販売開始！　価格は1万円台中盤から2万円台前半

NVIDIAの新GPU「GeForce GTS 250」を搭載したビデオカードの販売が10日23時に解禁。秋葉原の各店では、11日（水）に一斉発売となる。

NVIDIA「GeForce GTS 250」は、従来モデル「GeForce 9800 GTX+」をリニューアルしたミドルレンジのGPU。基本仕様は、製造プロセス55nm、ストリームプロセッサ数128基、コアクロック738MHz、メモリクロック2,200MHz、メモリインターフェイス256bitなど、既存のGeForce 9800 GTXとほぼ同じ。

大きな違いはメモリの最大容量となっており、GeForce 9800 GTX+が512MBモデルだけをラインアップするのに対し、GeForce GTS 250は512MBモデルと1GBモデルの2つをラインアップする。そのほか、仕様上はPCI Express用補助電源コネクタ構成が6ピン×2→6ピン×1に変更されている。なお、2Way/3Way-SLI、Pure Video HD、PhysX、CUDAなどは従来どおりサポートする。


10日時点で入荷が確認できたメーカーは、ZOTAC、玄人志向、InnoVISION、Palit、XFXなど。このうちInnoVISIONからはオーバークロック版（コア760MHz/メモリ2240MHz）と定格版の2種類が登場し、ZOTAC/玄人志向/Palit/XFXからは定格版が登場する。各製品とも共通して2スロット仕様だが、PCI Express用補助電源構成、ブラケット部の映像出力端子構成、冷却機構、メモリ容量などは製品ごとに異なっており、初回登場時からバリエーションに富んだラインアップとなる。

なお、価格.com PCカテゴリのビデオカードページでもGeForce GTS 250搭載製品の価格登録が始まっている。記事作成時点で価格登録があるのは、上記メーカーとMSI、ELSA、GIGABYTE、ASUS。

主な取扱予定店舗と販売予価は以下のとおり。

▼ ZOTAC「ZT-20101-10P」 ▼

▼ 玄人志向「GF-GTS250-E512HD」 ▼

▼ Palit「NE3TS250FHD42（2GB）」 ▼

▼ Palit「NE3TS250FHD02（1GB）」 ▼

▼ Palit「NE3TS250FHD52（512MB）」 ▼

▼ InnoVISION「N250-1DDD-C3DYX」 ▼

▼ InnoVISION「N250-1DDN-C3DY」（OC仕様　コア760MHz/メモリ2240MHz） ▼

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