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LogiLinkのWi-Fi付きHDD/SSDクレードル「LogiCloud WiFi Docking」を使ってみた！

2014年09月15日 23:580

■USB 3.0接続時のパフォーマンスをチェック

次は転送速度のチェック。まずPC接続時（USB 3.0）のパフォーマンスを計測した。

使用ドライブはプレクスターの「PX-128M3」。計測ソフトは「Crystal DiskMark 3.0.3 x64」（作者：ひよひよ氏）。「LogiCloud WiFi Docking」に装着した状態とマザーボードに直接続した場合で計測している。結果は以下のとおり。



「LogiCloud WiFi Docking」	マザーボードのチップセット側SATA 6Gbpsに直接続
検証環境 CPU：Intel「Core i7-4770K」、メモリー：CFD「W3U1600PS-8G（DDR3 PC3-12800 CL11 8GB 2枚組）」、マザーボード：ASUS「MAXIMUS VII GENE」、システムドライブ：Crucial「CT256MX100SSD1」、電源ユニット：Seasonic「Xseries XP2 SS-660XP2」、OS：マイクロソフト「Windows 8.1 Pro 64bit」

シーケンシャルリードはやや遅いが、シーケンシャルライトはドライブの性能どおり。使用したSSDが旧モデルだったため、最新のドライブを用いれば、もっとスコアを伸ばしていたかもしれない。4kランダム性能については、特にQD32の遅さが目立つ。しかしUASPをサポートしていないこともあり、その点を踏まえれば妥当な性能ではないだろうか。

■Androidスマートフォンからのアップロード速度は

次はスマートフォンからのファイルアップロード速度を計測。

使用端末はau版の「Xperia Ultra Z」。計測ソフトは、アプリごとの通信量が記録できる「リアルタイム通信監視」（m-hi氏）を使用した（写真右）。

計測時は、MP4形式の動画ファイル（容量135MB)を用意し、本体から半径1m離れたところで行っている。計測結果は以下のとおり。ただし、これらの数値は部屋の環境に左右されやすいので、ひとつのケースとしてみていただきたい。


テストに用いたMP4形式の動画ファイル「MOV_0160.mp4」。表示されている容量は135.1MB	ファイルの転送速度。速いときで「5,582kbits/sec」（≒697.75KB/sec）でている。5時4分頃にはおよそ1/3がおわっている


ファイルアップロードは、5時3分に開始、5時7分にファイル容量の135MBに達した。1分間に16MB～33MBほど転送されている。平均転送速度は576KB/sec	転送速度のグラフ。赤色が送信（アップロード）、青色が受信（ダウンロード）となっている。受信時は1分間に24MBほど。上りと下りで大きな差はなさそうだ