ヤッターマン世代には、感涙ものの名作(確定!)
観賞手段:テレビ
5話まで見ての感想です。
「夜のヤッターマン」なんていうから、またタツノコプロがおふざけやっちゃったのかー、なんて思ってたら、大間違いです。コメディとなってますが、その本質はコメディではありません。ほろりとさせる人情ドラマと言っても過言ではない作品に仕上がってます。
ストーリー的には、ヤッターマンとドロンボー一味の立場がまったく逆転している未来の世界が舞台です。ドロンボーとは言っても、別に悪いことはまったくしていない、純粋な少女・レパードが主役。元々はヤッターマンにあこがれていた彼女が、とあることからヤッターマンが正義ではないことを知り、ヤッターマンが治めるヤッターキングダムで支配階級に対抗していくというお話。その過程は、もう涙ぐましい苦汁の連続。それでもへこたれないドロンボー一味に思わずエールを送りたくなります。
とはいえ、ヤッターマンのパロディであることはちゃんと押さえており、懐かしのメカの数々や、ビックリドッキリメカ、ポチッとな!、ブタもおだてりゃ木に登る~、最後の爆発と自転車での逃走など、ヤッターマン世代には懐かしい数々のギミックがちりばめられていて、見ているだけでも楽しいです。
最後、いったいどんな結末を迎えるのか、今から楽しみでなりません。
(追記)
今、最終回を見終えました。
感動です。まさかこんなに感動するとは思っていなかった。
ヤッターマンを知っていればこその感動。ヤッターマンをしっかりリスペクトしたうえで、そこに単なるリバイバルではない、しっかりしたストーリーを持ってきたことへの感動。こういう小気味のいいアニメ作品を、あのタツノコプロが作っているという感動。なんかいろいろありますが、とにかく終盤にむけての盛り上がりや、伏線の展開、すべてが感動ものでした!
名作、間違いありません! この時代にこの作品を作ってくれて、ありがとうございます!
- ストーリー
- 4.5
- 作画
- 5.0
- キャラクター
- 4.5
- 音楽
- 5.0
- オリジナリティ
- 5.0
- 演出
- 5.0
- 声優
- 5.0
- 歌
- 5.0
満足度
5.0
いいね(1)
2015-04-01 21:48:18