【製品レビュー】AVerMediaのゲームレコーダー「AVT-C281J」を試してみた!

2013年04月03日 23:400

■タブレットで映像編集、プレイムービーにも磨きをかけよう
 親子(PinP)画面でコントローラーも表示


「AVT-C281J」はゲームレコーダーとして特化しているため、動画の編集機能もなければ、ソフトも付属されていない。

キャプチャーした動画を編集したい場合は、別途、PCやタブレットで編集ソフトを利用する必要がある。せっかくのスーパープレイもそのままでは味気ないだろう。

こうした動画をインターネットなどにアップしているユーザーの要望として多いのは、プレイ動画の中にコントローラーの操作模様を一緒に混ぜたいというものだ。今回はその方法についても簡単に紹介しよう。

ところで、簡単な映像編集であれば最近のiPhone/iPadでも行えるのはご存知だろうか。App Storeでは映像編集アプリも公開されているが、今回はそのひとつ、有料アプリの「Pinnacle Studio」を使った方法を紹介しよう。1,100円で購入できる動画編集アプリの中では十分な機能を搭載している。

(C) SEGA / (C) Crypton Future Media, Inc. www.crypton.net



上記の動画は、親画面にプレイムービー、子画面にプレイ時のコントローラーを撮影した映像をあわせたものだ。いわゆる、PinP(Picture in Picture)タイプの画面構成になっている。


この動画、実は細かい調整をしなければ、数回のタッチ操作だけで作成できる。方法はコントローラーの動画とプレイムービーを読み込み、コントローラーの動画をプレイムービーにドラッグ&ドロップするだけ。あとは画像サイズを選択して、レンダリングを済ませれば書き出される。ちなみに、720pで書き出した場合、ファイル形式はmovとなっていた。


このほかにも、トランジションや文字装飾などの効果、ビデオクリップのカット作業も行える。これらをPC上で行う場合、有料ソフトだとそれなりに高価なものが必要となる。ちょっとした編集ならタブレットを利用するのも手だ。ただ、黒帯カット(Crop)のような細かい西行は、PC上でのほうが無難だろう。


■まとめ
ゲームを録画する環境を用意するには、ハイスペックなパソコンや録画ソフトが必要だったりと敷居が高い。AVerMediaの「AVT-C281J」を使えば、誰でも簡単に録画できるほか、録ったムービーも変換作業なしで視聴可能だ。ソフトウェアエンコードのような細やかな調整作業で任意の映像品質を追求することはできないが、その分、使い勝手を重視し、映像品質にも十分配慮したものとなっている。

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