【製品レビュー】AVerMediaのゲームレコーダー「AVT-C281J」を試してみた！

■録画品質は3段階で調整可能
  1080p（1920×1080）/30fpsもサポート


録画解像度は、フルHD（1920×1080）をサポート。フルHDは1080pまでの対応となり、フレームレートは30fps。同じ解像度でフレーム重視なら1080iが60fpsまで対応している。レースゲームなどの比較的動きの速いゲームでも問題なく録画できるので、リプレイの鑑賞やゲーム攻略に役立てることができるだろう。

なお、録画品質は3タイプが用意されており、画質重視の「最適」（ビットレート15Mbps）、標準画質の「良い」（同12Mbps）、長時間録画の「録画時間を最長」（同10Mbps）から選択できる。デジタル接続に比べて精細さはないが、画質は良好で不満はない。

録画ファイルの画質設定	静止画の画質

それぞれのモードでキャプチャーしたときの、録画時間の目安

以下に、「AVT-C281J」で録画したHD動画を掲載したので、参考にしてほしい（最大1080pで視聴できます）。

■外出先でもプレイムービーを楽しむ
　録画したプレイムービーはスマホやタブレットに移動


「AVT-C281J」は、ゲームのプレイムービーの録画と再生に特化したデバイスだ。そのため、録画ファイルを特定の端末（PC/スマホ/タブレット）と同期させたり、録画動画の編集機能などは用意されていない。これらを行いたい場合は、一度PCにデータを移す必要がある。

PCにデータを移すのに一番簡単なのがUSBメモリーを使うことだ。「AVT-C281J」は、最初にお伝えしているとおり、フロントにUSBポートを搭載している。PCにデータを移すときは、製品付属のUSBメモリーを接続してコピーすればよい。

実際にアップルの「iPad2」やサムスンの「GALAXY NOTE」といったちょっと古めの機種で試したが、720pで録画したmp4ファイルであれば問題なく再生できた。対応デバイスが多いmp4ならスマホやタブレットでも動画の変換作業なしに再生できるので便利なのだ。