SpursEngine搭載の高速AVC変換カードがトムソン・カノープスからも登場! 約5万円

2008年11月25日 21:300

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東芝製メディアストリーミングプロセッサ「SpursEngine(スパーズエンジン)」を搭載したコーデックアクセラレータカード「FIRECODER Blu」がThomson Canopusより新発売となった。







Thomson Canopus「FIRECODER Blu」は、PCI Express x1接続に対応したH.264/MPEG2のコーデックアクセラレータカード。先日発売となったLEADTEK「WinFast PxVC1100」と同じ東芝製メディアストリーミングプロセッサ「SpursEngine」を搭載するモデルで、ハードウェアベースの高速なエンコード/デコード処理や、アップ/ダウンコンバート機能が特徴だ。

同社のウェブサイトにはエンコード速度の一例が掲載されており、HDVからH.264の変換時間は元データの約半分、SD画質のMPEG2からSD画質のH.264変換時間は約1/4とうたわれている。また、エンコード時にはビットレートなどの品質設定も可能となっている。

サポートする入力フォーマットは、MPEG2(TS/PS)やH.264、同社独自のコーデック「Canopus HQ」で、出力フォーマットは、ファイル出力のMPEG2 TS(HDV)、MPEG2 PS、H.264(M2TS)のほか、Blu-rayやDVDへの書き出しにも対応する。


なお、ファイル変換(トランスコード)やBlu-ray/DVDの書き出しは、付属ソフトウェア「FIRECODER WRITER」1本で可能だが、変換/書き込みソフト以上の機能は備えていため、オーサリングや動画編集には対応していない。

ちなみに、最近では珍しい「Made in Japan」で、補助電源も装備していない。サイズはシングルスロット。


価格は、T-ZONE PC DIY SHOPで49,800円。

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カードはシングルスロットサイズ。チップにはヒートシンクが取り付けられており、後方のブロアーファンで冷却する構造。ブラケットには通気口を装備する。
基板裏には最近では珍しい「Made in Japan」の文字が。
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ソフトウェア エンコードとの速度比較 付属ソフトウェア「FIRECODER WRITER」
サポートする入出力フォーマット


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