「GeForce GT 430」が一斉発売！　ロープロ対応の廉価モデル、ファンレスも

NVIDIAの新型GPU「GeForce GT 430」を搭載したビデオカードが発売された。



「GeForce GT 430」は、GTS 450の下位モデルとなるGPU。Fermi世代のGeForceとしては、現時点で最下位モデルに位置づけられ、ブルーレイなどの高精細な映像や3D視聴、またはGPUを使った次世代のウェブブラウジングやフォトレタッチなどに向いた、マルチメディア向けのGPUとなっている。

主なスペックは、CUDAコア数が96基、コアクロックが1,400MHz。メモリはDDR3対応で、バスインターフェイスは128bit。クロックは最大1,800MHz（データレート）となり、メモリ容量は1GBとされている。TDPは49W。モニタ出力端子はHDMI、Dual Link DVI-I、VGAの3系統。

今回登場したGeForce GT 430搭載ビデオカードは、Leadtek、Palit、ZOTAC、玄人志向の4メーカー6製品。ロープロファイルに対応した製品がほとんどで、それらはいずれも隣接スロット占有型。冷却機構は小型ファンとヒートシンクで構成されたシンプルなものとなっている。

今回発売された製品のなかで特徴的なものは、ZOTACの2製品。1つは通常のカードサイズとすることで、カードの厚みをシングルスロットにした「ZT-40602-10L」、もう1つがファンレスモデルである「ZT-40601-20L」。いずれもモニタ出力端子にHDMI、DispalyPort、DVIを備えており、標準モデルと異なる構成を採用しているのもポイントだ。

主な取り扱い店と販売価格は以下のとおり。

ZOTAC「ZT-40601-20L」

ZOTAC「ZT-40602-10L」

ZOTAC「ZT-40603-10L」

Leadtek「WinFast GT 430 1024MB DDR3 LP」

玄人志向「GF-GT430-LE1GHD」

Palit「NEAT4300FHD01」

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