【2024】ゲーミングモニター選び方&おすすめ10選!FPS向けから初心者向けまでご紹介

2024年06月25日 18:000

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

PCゲームはもちろんのこと、近年はPS5などのコンシューマゲーム機でもテレビではなくモニターに繋げて遊ぶ人が多いだろう。そうなると、やはり欲しくなるのがゲーミングモニターだ。

ゲーミングモニターの大きな特徴に、FPSやTPS、格闘ゲームなどの激しい動きにも適応していることがあげられる。残像やブレの少ない映像描写が可能であるため、そういったスピーディなゲームでもストレスなく遊ぶことができる。もちろん、普段使いするうえでも高性能なモニターであることが多く、ひと昔前であればゲーム表示に特化する代償として、色の表現などの甘いモニターもあったが、パネルの進化でそういうことは少なくなった。

 

とはいえ、安価なモデルから10万を大きく超える高価なモデルまで各社から多数発売されているので、どれを選ぶのがいいか悩ましいところ。

今回は、そんなゲーミングモニターの中から、新しめのものを中心に編集部がオススメするものを紹介しよう。

項目
ゲーミングモニター選びのポイント
おすすめゲーミングモニター

ゲーミングモニター選びのポイント

モニターサイズ

大きいサイズであれば迫力や没入感は増すが、当然設置する場所が必要となるし、価格も上昇する。手ごろなサイズである24インチ〜27インチを基準にして、部屋や予算、どこまでの大画面でプレイしたいかに応じて考えるといい。

 

解像度

一般的なフルHD(1920×1080)に加えて、より解像度をアップしたWQHD(2560×1440)、4K(3840×2160)もある。もちろん、解像度が高いにこしたことはないが、モニターサイズが上記の24インチ〜27インチであれば、そこまで差を感じることはないだろう。逆に大画面であれば4Kも視野にいれたいし、WQHDは価格とのバランスもちょうどいい印象。コンシューマゲーム機の場合は、そもそもフルHDまでの出力対応の場合もあるため、事前にチェックしておこう(PS5は4Kに対応)。

パネルタイプ

液晶パネルは、大きくわけてIPSパネル、TNパネル、VAパネルがある。

IPSパネルは色の再現性が高く、視野角も広い。かつては応答速度の遅さがデメリットだったが、技術向上により近年は応答速度1ms以下を実現したものが増加。独自開発でIPSパネルを進化させたもの(AHVAなど)もある。

TNパネルは安価で応答速度の速さが特徴。高リフレッシュレートでFPSやTPSに向いたモニターをコスパよく手に入れたい場合は、TNパネルのモデルも選択肢となる。

VAパネルはコントラスト比が高く、特に黒の表現力に優れている。ただし、応答速度の遅いものが多いため、激しいゲームよりも一般的な動画鑑賞やそこまで動きの激しさを要求しないゲームに適している。

上記の液晶パネルだけでなく、発色がきれいで高コントラスト比、応答速度も速い有機ELを使ったモニターも増えてきている。予算内であるなら、こちらも検討したいモニターとなる。

リフレッシュレート

リフレッシュレートとは「1秒間に画面上の画像が更新される回数(頻度)」を表す数値で、単位はHz。一般的なモニターは60Hz(1秒間に60回、画面を書き換える)だが、ゲーミングモニターでは144Hz以上のものが主流であり、最新モデルでは240Hzや360Hzといったものもある。簡単に言えば、この数値が高いほど映像がなめらかになり、FPSやTPSなど動きの激しいゲームでの快適性や視認性が向上する。フレームレート(60fpsなど)と混同するかもしれないが、フレームレートが「出力側」の数値なのに対して、リフレッシュレートは「表示側」の数値。

 

当然、数値の高い方がいいが、その分価格も上がるので、どこまで必要かは自分のゲームスタイルや予算で決めるといい。注意したいのは、コンシューマー機では最大フレームレートが決まっているため、スペックを最大限発揮できない点。PS4やNintendo Switchは、解像度がフルHD(PS4Proは4K対応)&フレームレートは最大で60fps、PS5はそれぞれ4K&120fps。リフレッシュレートも60Hz、120Hzより大きい場合はオーバースペックでモニターの実力を活かせなくなる。

応答速度

「応答速度」は色の切り替えにかかる時間を示す数値。単位は「ms(ミリセカンド)」。FPSやTPS、格闘ゲームなどの動きの激しいゲームには1ms以下のモデルがオススメ。中間色から別の中間色に切り替わるまでを測った「GTG」、業界標準化団体VESAによって規定された「MPRT」とあるが、いずれにしても数値が大きいものは残像が残ってしまうため、ゲーム用途の場合は1ms以下を選びたい。

おすすめゲーミングモニター

BenQ MOBIUZ EX270M

  • メーカー:ベンキュージャパン
  • 価格:62,669円(税込)※BenQ Direct 楽天市場店

主なスペック

画面サイズ 27インチ
パネルタイプ IPS(ノングレア)
最大解像度 1920×1080
リフレッシュレート 240Hz
応答速度 1ms(GTG/ MPRT)
最大輝度 400cd/㎡
コントラスト比 1000:1
視野角 178°/ 178°
入力端子 HDMI×2、DisplayPort×1
サイズ 幅614mm×高さ426〜526mm×奥行き194mm
本体重量  約6.4kg

BenQが展開しているゲーミングモニターブランド「MOBIUZ」。どのモニターも評価は高いが、バランスの良さでいえば「EX270M」がオススメ。実勢価格6万円前後でありつつ、27インチのIPSパネル、解像度はフルHD、リフレッシュレート240Hz、応答速度1msと、ゲーミングモニターとしての性能は十分。スピーカーが2.1chで5Wのウーファーを装備しているのも特徴で、モニター内蔵のスピーカーとして考えれば評判も上々だ。通常のゲームプレイでも、普段づかいでも満足度は高いモニターとなっている。

性能を考慮すればコスパの良い1台ではあるが、もっと安いゲーミングモニターが欲しい場合は、同じ「MOBIUZ」の「EX2510S」も候補に入れたい。また、この5月にはBenQ初のミニLEDバックライト採用ゲーミングモニター「EX321UX」が発売されるので、仕様と価格によってはこちらも大きな候補となる。

ZOWIE XL2546X

主なスペック

画面サイズ 24.5インチ
パネルタイプ TN
最大解像度 1920×1080
リフレッシュレート 240Hz
応答速度 0.5ms(GTG)
最大輝度 320cd/㎡
コントラスト比 1000:1
視野角 左右170°/ 上下160°
入力端子 HDMI 2.0×3、DP 1.4×1
サイズ 幅576 mm×高さ362~517 mm×奥行き182mm
本体重量  約6.1kg

 

プロ用e-Sports機器の開発に特化し、プロからの評価も高いブランド「ZOWIE」の新型モデル「XL2546X」。魅力はやはり、動きの激しいゲームをするのに適した表現力だ。リフレッシュレートは240Hz、応答速度は0.5ms(GtG)。映像全体の輪郭がくっきりと鮮明になるFast TNパネルを使用することで、同じ240Hzでも一般的なIPSパネルよりも残像が少ない。最新のDynamic Accuracy テクノロジー (DyAc2)により、クラス最高の動きの鮮明さを実現。さらに、暗所補正や鮮やかさ補正、残像軽減などの各種機能も充実している。

パネルの性能だけでなく使い勝手にもこだわっており、新しいモニタースタンドは高さ調節機構に工業用ベアリングを採用。より簡単でスムーズに好みの高さへ調節可能なのは嬉しいところだ。

I-O DATA LCD-GDQ271JA

主なスペック

画面サイズ 27型ワイド
パネルタイプ AHVA(ノングレア)
最大解像度  2560×1440
リフレッシュレート 180Hz
応答速度 0.7ms(MPRT)/0.2ms(GTG)
※180Hz、オーバードライブレベル3、Clear AIMレベル3設定時
最大輝度 400cd/㎡
コントラスト比 1000:1
視野角 178°/ 178°
入力端子 HDMI×2、DisplayPort×1
サイズ  スタンドあり:約615mm×211mm×403~533mm/スタンドなし:約615mm×61mm×368mm
本体重量  スタンドあり:約6.6kg/スタンドなし:約4.2kg

 

応答速度0.2ms、最大180Hz高リフレッシュレートに対応した27型ゲーミングモニター。それでいて、通販サイトの実勢価格では4万5千円を切っているところも多く、コスパ面でも優れている。オーバードライブ機能とClear AIM機能で動きの激しい映像のブレを低減しており、白飛びや黒つぶれのない映像表現も実現しているなど、FPSはもちろんMMORPGなど幅広いジャンルのゲームに適しているモニターだ。

パネルの「AHVA」とはBenQグループのAU Optronicsが開発したIPSパネルの一種。応答速度を改善していることが特徴ではあるが、当然IPSパネルのメリットも持ち合わせている。IPSパネル採用で応答速度やリフレッシュレートも欲しい、でも価格は5万円以内に抑えたい。そんなユーザーの候補になるだろう。

MSI MPG 271QRX QD-OLED

主なスペック

画面サイズ 26.5インチ
パネルタイプ QD-OLED(ハーフグレア)
最大解像度 2560×1440
リフレッシュレート 360Hz
応答速度 0.03ms(GTG)
最大輝度 250cd/㎡(ピーク時:1000)
コントラスト比 1500000:1
視野角 178°/ 178°
入力端子 HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4a×1
サイズ 幅610mm×高さ422mm×奥行き242mm
本体重量  約8.3kg

 

MSIが展開している、圧倒的な性能と豪華機能を満載した「MPG」シリーズの2023年モデル「MPG 271QRX QD-OLED」。パネルの「QD-OLED」とは有機ELの利点を受け継ぎながら、さらに改良を加えた有機ELの一種。MSIは近年、モニターに新しいパネル技術を適用してきており、本モデルでは最新世代QD-OLEDパネルを採用することで、より鮮明な画像や映像、テキストを表示することが可能となった。

発光を止めることで漆黒を表現し、一般的なモニターの約1500倍という圧倒的なコントラスト比を実現。さらに、映像の鮮明さを示す「CleaeMR」の認証を受けており、その中でも最高ランクとなる「ClearMR 13000」を取得。素早い動きでもブレのない鮮明な描写で楽しむことができる。実勢価格が15万円前後と決して安いモニターではないが、発売後から人気を集めている1台だ。

ちなみに、MSIのモニターとしては、49インチの湾曲モニター「MPG 491CQP QD-OLED」も先日発売となったので、設置場所と予算に余裕がありさらなる没入感を求める方は考慮するのもいい。逆に予算を抑えたい人はより安価な「MAG」シリーズをチェックしよう。

LG UltraGear 27GS95QE-B

主なスペック

画面サイズ 26.5インチ
パネルタイプ 有機EL
最大解像度 2560×1440
リフレッシュレート 48-240Hz
応答速度 0.02ms(GTG)
最大輝度 275cd/㎡(ピーク時:1300)
コントラスト比 1500000:1
視野角 178°/ 178°
入力端子 HDMI×2、DisplayPort×1
サイズ スタンドあり:604mm×464~574mm×258mm/スタンドなし:604mm×351mm×45mm
本体重量  スタンドあり:7.35kg/スタンドなし:5.05kg

 

LG エレクトロニクス・ジャパンが展開しているゲーミングモニター「LG UltraGear」シリーズ。人気を博しているシリーズの最新モデルのひとつが「27GS95QE-B」だ。

新技術「マイクロレンズアレイ」を採用し、有機ELの輝度は従来比30%向上したことで、さらにリアルで美麗なグラフィックを実現。ディスプレイ業界の標準化団体VESAが策定したHDR映像のディスプレイ再現力に関する性能の基準の中でも、厳しい条件である「DisplayHDR™ True Black 400」の認証を取得するなど、映像表現は折り紙付きだ。また、240Hzの高リフレッシュレートに対応し、「LG UltraGear」史上最も速い応答速度0.03ms(GTG)を実現。ちらつきやカクつきを軽減させるテクノロジーも実装。ゲーミングGUIや各種設定も充実しており、まさにゲーマーのための1台となっている。

SONY INZONE M9

主なスペック

画面サイズ  27インチ
パネルタイプ IPS(ノングレア)
最大解像度 3840×2160
リフレッシュレート  DisplayPort:24-144Hz/HDMI:24-120Hz
応答速度 1ms(高速モード)
最大輝度 600 cd/m2
コントラスト比 80000:1
視野角 178°/ 178°
入力端子 DisplayPort ×1 (Ver. 1.4)、HDMI ×2 (Ver. 2.1)
サイズ スタンド付き:幅615×高さ479 mm×奥行き248mm/スタンドなし:幅615mm×高さ363 mm×奥行き73mm
本体重量  スタンド付き:約6.8kg/スタンドなし:約4.6kg

 

SONYが展開しているゲーミングモニター「INZONE」シリーズ。PCでの使用はもちろん、PS5とも親和性が高く、スタンドやモニター後部の白と黒のツートンカラーはPS5ともマッチする。パネルはIPS、応答速度は高速モードで1ms(GTG)。

「INZONE M9」はDisplayPortに接続すると4K解像度でリフレッシュレート144Hzを表示可能なほか、HDMI接続での4K120Hz表示にも対応。PS5でも究極の没入体験を味わうことができる。直下型LED部分駆動を搭載することで、暗いシーンでも奥行や微妙なディテールまで美しく表現できるのも魅力。

高リフレッシュレートを求める場合は同シリーズの「INZONE M3」がオススメ。こちらはフルHD(1920×1080)ではあるがリフレッシュレート240Hzを実現している。直下型LED部分駆動は非搭載だが、「INZONE M3」の方が安価なので、自身の求めるものに合わせて選ぶのが良いだろう。

Alienware AW3225QF

主なスペック

画面サイズ 31.6インチ
パネルタイプ QD有機EL(ノングレア)
最大解像度 3840×2160
リフレッシュレート 240Hz
応答速度 0.03ms(GtG min)
最大輝度 1000cd/㎡(標準)(HDRピーク)
コントラスト比 100万:1(SDRとHDRの場合)
視野角 178°/ 178°
入力端子 HDMI 2.1 FRL×2、DisplayPort×1、SuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2 Gen 1)(Type-A、Type-B、Type-C)
サイズ 幅715.56 mm×高さ472.77~582.77mm×奥行き305.72 mm
本体重量  6.0kg(パネルのみ)

 

DELLのゲーミングブランド「Alienware」のハイスペックモデル「AW3225QF」。最大の特徴は、量子ドットテクノロジー(Quantum Dot Technology)と有機EL(OLED)を組み合わせたQD-OLEDパネル。3840×2160の解像度、1700Rの曲面スクリーン(湾曲モニター)を採用した世界初の4K QD-OLEDゲーミングモニターとなっている。

それに加え、最大で100万:1のコントラスト比、Dolby Vision、VESA DisplayHDR True Black 400と、あらゆるシーンでのビジュアルの鮮明さや明暗の色彩は抜群。リフレッシュレート240Hz、応答速度0.03msも申し分なく、映像のズレやカクつきのないゲーム体験を実現している。また、PS5などの次世代コンソール機には4K・120Hzで楽しむことができるなど、あらゆるシーンで快適にゲームへ没入することができるモニターだ。

ホワイトとブラックのツートンカラーもスタイリッシュで、相応の価格ではあるが最高峰のゲーミングモニターのひとつ。ただし、モニターの性能を十分に発揮するためには、PC側のマシンスペックをかなり要求されるので、宝の持ち腐れになる可能性がある点は注意したい。

Pixio PX248Wave

メーカー:Pixio(Hamee株式会社)

価格:26,980円(税込)

公式サイト:https://pixiogaming.jp/products/px248-wave

主なスペック

画面サイズ 23.8インチ
パネルタイプ Fast IPS(ノングレア)
最大解像度 1920×1080
リフレッシュレート 200Hz
応答速度 1ms(GTG)
最大輝度 300cd/㎡
コントラスト比 1000:1
視野角 178°/ 178°
入力端子 HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.4×1
サイズ 幅558.3 mm×高さ419.7mm×奥行き180 mm
本体重量  3.2kg

高性能でありつつ財布にやさしいゲーミングモニターが欲しい。でも部屋に合うボディカラーも妥協したくない。そういった需要に応えてくれるのが、Pixio(スマートフォングッズの商品開発、及び通販サイトを運営するHamee株式会社のゲーミングモニターブランド)の「PX248Wave」だ。

注目のカラーバリエーションは、やはりパステルブルーとパステルピンク。いい意味でモニターらしくないふんわりした色合いが目を引く。性能面に目を向けても、使い勝手のいい23.8インチのフルHD、Fast IPSパネル、リフレッシュレート200Hz、応答速度1msと申し分ない。それを2万円台で購入できるという、コスパ良好の1台となっている。

ちなみに、27インチの「PX278WAVE」は、リフレッシュレートこそ180Hzであるが、解像度が2560×1440(WQHD)で色域や輝度も向上。動画視聴などにも重きを置いている人は検討するといいだろう。こちらの価格は37,980円(税込)。

ASUS ROG Swift Pro PG248QP

主なスペック

画面サイズ 24.1インチ
パネルタイプ  TN(ノングレア)
最大解像度  1920×1080
リフレッシュレート  540Hz(最大)
応答速度 0.2ms(GTG)
最大輝度 400cd/㎡
コントラスト比 1000:1
視野角 170°/ 160°
入力端子 HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1
サイズ 幅557 mm×高さ502mm×奥行き255mm
本体重量  スタンド付き:7.5kg/スタンドなし:3.6kg

 

“世界最速のeSports用ゲーミングモニター”といううたい文句通り、脅威のリフレッシュレート540Hz(最大)を実現したのが、ASUSのゲーミングブランド「ROG(Republic of Gamers)」の「Swift Pro PG248QP」。

従来のTNパネルより50%高速化した最新のE-TNパネルにNVIDIA G-SYNCプロセッサーを内蔵しており、応答速度も0.2msと、まさにプロのFPSゲーマー向けの設計。ほかにも、モーションブラー軽減機能を強化したULMB 2、DisplayHDR400準拠のハイダイナミックレンジなどによって精巧で美しい映像、プロゲーマーの意見を元に開発したGamePlusなどの便利な機能も充実しており、高性能のゲーミングPCと組み合わせてFPSを極めたい人に特化した1台となっている。

ASUSはもっと安価なモデルや、さまざまな用途に即したモデルもラインナップされているが、「Swift Pro PG248QP」のような特化型モデルは、自身の用途に合う場合は高価ではあるが価格に見合ったものを得られるだろう。

JAPANNEXT JN-238Gi144FHDR-N

主なスペック

画面サイズ 23.8インチ
パネルタイプ Fast IPS(ノングレア)
最大解像度 1920×1080
リフレッシュレート 144Hz(最大)
応答速度 1ms(GTG/MPRT)
最大輝度 280cd/㎡
コントラスト比 1000:1
視野角 178°/ 178°
入力端子 HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×2
サイズ 幅540 mm×高さ400 mm×奥行き143mm
本体重量  2.8kg

 

ゲーミングモニターが欲しい、でも予算は2万円以内に収めたい。そんな要望に応えてくれるのが、JAPANNEXTの「JN-238Gi144FHDR-N」だ。こちらはAmazon限定販売だが、22,000円(税込)で購入することができる。

23.8インチのフルHD(1920×1080) 解像度 Fast IPS液晶パネルを採用、リフレッシュレートは144Hz、応答速度は1ms(GTG)と、最高スペックのモデルと比較すればやや物足りなさはあるものの、このスペックで2万円を切ると考えるとかなりお買い得。サブモニターとして考えている場合にも選択肢にいれたい1台だ。

ただ、実際に購入した人からの評価は分かれており、モニターアームをつける際のネジに問題があるとの声も聞かれる。とはいえ、スペックと価格を考えればコスパが良好であることは間違いない。

Switchユーザー注目の1台PENTACT マルチメディアポータブルモニター PTG-01

主なスペック

画面サイズ 11.6型
パネルタイプ カラーTFT(IPS)
最大解像度 1366×768
リフレッシュレート -
応答速度 30ms
最大輝度 -
コントラスト比 -
視野角 85°/ 85°
入力端子 DisplayPort ×1 (Ver. 1.4)/HDMI ×1、USB Type-C×2、USB Type-C電源専用×1
サイズ 幅290mm×高さ197mm×奥行き32mm
本体重量  約1.0kg

 

ゲーミングモニターではないが、Nintendo Switchをより気軽に大きな画面で遊ぶうえで、「PENTACTマルチメディアポータブルモニターPTG-01」をチョイスするのも面白い。こちらはクラウドファンディングサービス「Makuake」にて2,500万円以上の支援を達成した商品で、現在は一般販売もされている。

使い方は簡単。モニター裏側のスロットにNintendo Switch本体を差し込み、モニター側面にJoy-Conを取り付ければOK。11.6インチのモニターは通常サイズの約1.8倍。モバイルバッテリー内蔵により、ケーブル不要なのも嬉しいところ。内蔵スピーカーでゲームや映像のサウンドを再生できるので、屋外でも使用しやすい。応答速度やリフレッシュレートはゲーミングモニターとは比較にならないが、そもそもNintendo Switchの最大出力が60Hzであることを考えれば、そこまで気にする必要はないだろう。ゲーミングモニターとは別枠で、1台持っておいて損はないモニターだ。

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