【2024】人気ゲーム別ゲーミングPCオススメ6選! ゲーミングPCの基本や、押さえておきたいポイントも!
eスポーツやオンラインで遊ぶゲームが普及している昨今、ゲーミングPCの需要も増してきている。PS5やNintendo Switchといった家庭用ゲーム機に比べると値段は高くなるが、PCならではの高スペックを生かした重厚なゲーム体験は唯一無二であり、ゲーム以外にも動画視聴や写真、動画の加工編集など、さまざまな用途に使うことができる。ゲーミングPCの概要から購入時に押さえておきたいポイント、そして人気のゲームタイトル推奨PCなどについて解説していく。
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ゲーミングPCとは?
ゲーミングPCは、その名の通り、ゲームを遊ぶことに特化したパソコンのこと。アクションやシューティングなど、画面が激しく切り替わるようなジャンルにも対応できるよう、ハイスペックパーツで構成されている。
勘違いしがちなのが、ゲーミングPCの立ち位置だ。ゲーミングPCは、ゲームプレイに特化しているものの、もちろん一般で使われているパソコンと同じ使い方もできる。一般的なスペックのPCよりもスペックが高いので、Webサイトや動画サイトの視聴はもちろん、写真や動画の編集ソフトなども余裕で動かせる。普通のPCでは、処理に時間がかかりそうな作業も短時間で処理できるという点では、こうした作業をひんぱんに行うような人にもゲーミングPCは向いていると言える。
ゲーミングPCには、決まったパーツ構成のモデルのほかに、BTO(Build To Order)でパーツを自由に選択して購入する方法がある。お金をかけたい部分とそうでない部分をしっかり見極めながら各パーツを自分で決められるので、知識がある人にとってはありがたい仕組みと言える。
ゲーミングPC選びで重要なポイント
パソコンの核となるCPU
パソコンの頭脳とも言える「CPU」。パソコンのスペック表でよく見かける「Core i7」、「Ryzen7」などがこれにあたりこの性能がよいほど、パソコン自体の処理速度が速くなる。CPUのスペックとしては、搭載するCPUユニットの数を示す「コア」や、同時に処理できる動作の数を表す「スレッド」、1秒間で処理できる信号の速さを示す「クロック(GHz)」など細かな項目があるものの、特に重要なのは、最後の「クロック」で、基本的にはこの数字が大きいほど、そのパソコンは高速であると考えていい。
現状存在するCPUは、インテルが開発している「Intel Core」シリーズと、AMDが手がける「Ryzen」シリーズの2つが主流。どちらももちろん優秀だが、コストパフォーマンス的には「Ryzen」シリーズのほうが優秀とされる。
描画性能に関わるグラフィックボード
グラフィックボードは、ゲームのグラフィックを描画し、ディスプレイに表示するための重要パーツ。まるで実写のようなリアルなグラフィックの作品が増えた現代では、欠かせない存在だ。グラフィックボードの主要シリーズとしては、NVIDIAが提供する「GeForce」シリーズと、AMDが開発している「Radeon」シリーズが主なところ。最近はインテルの「Arc」シリーズも見られるようになったが、とりあえずは上記の2種が搭載されているかどうか見ておくといいだろう。
CPUの性能と同様、こちらも基本的には製品型番に付いた数字が大きいほど、パフォーマンスが高いと考えていい。とはいえ、グラフィックボードは性能による値段の差が激しく、1枚2~3万円で買えるものもあれば、最近発売されたNVIDIA「GeForce RTX 4090」の価格は、29万8,000円(公式サイト参照)と、ゲーミングPCが1台買えるほどのものもある。当然、高性能なグラフィックボードが搭載されたゲーミングPCは、値段もそれ相応になってくる。
純粋にハイスペックを追求するのか、大型タイトルをスムーズに遊べればいいのか、自分の要望をあらかじめはっきりさせておくと、ゲーミングPC選びもラクになるだろう。
メインメモリーも忘れずにチェック
メインメモリーは、CPUとストレージ(HDDやSSDといった記憶媒体)の橋渡しとも言える重要なパーツ。ストレージから取り出したデータを一時的に展開し、CPUに処理させるという役目を担っている。メモリー容量が多いPCほど、一度に多くのデータを扱えるため、高負荷の動作をスムーズにこなせるわけだ。容量については4GBや126GBなどいろいろだが、大型タイトルをよく遊ぶなら16GB以上は確保しておきたい。メインメモリーにかかるコストはグラフィックボードよりも格段に低いため、ひとまず8GBのメインメモリーを搭載したゲーミングPCを買って、後でメモリーを増量するという手もある。
人気ゲームタイトル別・推奨ゲーミングPC紹介
ストリートファイター6
カプコンの名作対戦格闘シリーズ「ストリートファイター」の最新作。前作以来8年ぶりの新作というだけでなく、簡単な操作で技がくり出せる操作方法「モダン」を実装したことなども話題になった。推奨スペックは、プロセッサーが「Intel Core i7 8700 / AMD Ryzen 5 3600」、グラフィックが「RTX2070 / Radeon RX 5700XT」とやや高め。
■推奨スペック
OS | Windows 10 (64bit必須)/Windows 11 (64bit必須) |
---|---|
プロセッサー | Intel Core i7 8700 / AMD Ryzen 5 3600 |
メモリー | 16GB RAM |
グラフィック | RTX2070 / Radeon RX 5700XT |
DirectX | Version 12 |
ストレージ | 60GBの空き容量 |
GALLERIA XL7C-R45-5
ノート型のゲーミングPC。2023年1月に発売されたプロセッサーの「Core i7-13700」を内蔵しているほか、グラフィックスは「GeForce RTX 4050 6GB LaptopGPU」。ストレージには500GBのSSDを備えており、HDDと比べてゲームのロード時間を大幅に短縮できるのも魅力と言える。
■基本スペック
OS:Windows 11 Home
プロセッサー:Core i7-13700H
メモリー:16GBメモリー
グラフィックス:GeForce RTX 4050 6GB LaptopGPU
ストレージ:500GB SSD
価格:194,980円(税込)
GALLERIA XL7C-R45-5
ミドルタワーサイズのガレリア製ゲーミングPC。性能としてはミドルに位置する「GeForce RTX 4070 12GB」をグラフィックスに採用し、メモリーは32GB。処理の重いゲームも問題なく遊べるスペックだ。1TBのSSDのおかげで、100GB前後の超大型タイトルを複数入れられる点もうれしい。
■基本スペック
OS:Windows 11 Home
プロセッサー:Core i7-14700F
グラフィックス:GeForce RTX 4070 12GB
メモリー:32GB
ストレージ:1TB Gen4 SSD/追加ストレージ 無し
価格:269,980円(税込)
パルワールド
「パル」と呼ばれる不思議な生物と力を合わせて世界を冒険するオープンワールド。発売直後から注目を集め、現在までにPC版だけで1500万本以上を売り上げている。規模の大きいオープンワールド系らしく要求スペックはやや高めで、Steam版の公式サイトによれば「GeForce RTX 2070」を推奨している。
■推奨スペック
OS | Windows 10 or later (64-Bit) |
---|---|
プロセッサー | i9-9900K 3.6 GHz 8 Core |
メモリー | 32GB RAM |
グラフィック | GeForce RTX 2070 |
DirectX | Version 11 |
ストレージ | 40GBの空き容量 |
追記事項 | マルチプレイではオンライン接続が必要。SSD必須 |
GALLERIA XA7R-R46T 5700X搭載
「パルワールド」動作確認済みのゲーミングPC。32GBのメモリーに、ミドルレンジとしては申し分ないグラフィックスの「GeForce RTX 4060 Ti 8GB」を搭載。20万円を下回る価格の安さもポイントと言える。
■基本スペック
OS:Windows 11 Home
プロセッサー:Ryzen 7 5700X
グラフィックス:GeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリー:32GB
ストレージ:1TB Gen4 SSD
価格:182,080円(税込)
GALLERIA XA7R-R47TS 7800X3D搭載
上記のモデルと同様に「パルワールド」動作確認済みのゲーミングPC。2023年に発売されたプロセッサーの「Ryzen 7 7800X3D」に加え、ミドルレンジのグラフィックスのなかでも上位の「GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB」をグラフィックスに搭載している。WQHDや4K画質で高負荷のゲームを遊ぶことも視野に入るが、40万円に迫る価格がややネック。
■基本スペック
OS:Windows 11 Home
プロセッサー:Ryzen 7 7800X3D
メモリー:32GB DDR5
グラフィックス:GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB
ストレージ:1TB NVMe SSD/追加ストレージ 無し
価格:388,880円(税込)
アーマード・コアVI ファイアーズ オブ ルビコン
2013年以来、約10年ぶりとなった「アーマード・コア」シリーズ最新作。プレイヤーはひとりの傭兵となり、辺境の惑星ルビコンに眠る「コーラル」という資源を巡る戦いに身を投じる。本作はフォトリアルな画質や精密なメカや兵器を描写する作風ながら、要求スペックはそこまで高くない。Steam版の推奨スペックにあるグラフィックスは「GeForce GTX 1060」で、こちらは約8年前のモデルとなる。
■推奨スペック
OS | Windows 10/11 |
---|---|
プロセッサー | Intel Core i7-7700 | Intel Core i5-10400 or AMD Ryzen 7 2700X | AMD Ryzen 5 3600 |
メモリー | 12GB RAM |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 1060, 6GB or AMD Radeon RX 590, 8GB or Intel Arc A750, 8GB |
DirectX | Version 12 |
ストレージ | 40GBの空き容量 |
追記事項 | マルチプレイではオンライン接続が必要。SSD必須 |
NEXTGEAR JG-A5G60
16GBのメモリーに加え、グラフィックスに「GeForce RTX 4060」を搭載したミドルレンジのゲーミングPC。大型タイトルもフルHD画質でスムーズに遊べるだけの性能を持つが、なにより魅力なのは約13万円という価格の安さだ。
■基本スペック
OS:Windows 11 Home 64ビット
プロセッサー:AMD Ryzen 5 4500
メモリー:16GB
グラフィックス:GeForce RTX 4060
ストレージ:1TB (NVMe) SSD
価格129,800円(税込)
GB7J-B231B/AC6
※モニターは別売
パソコン・PCパーツの専門店ツクモ (TSUKUMO)が取り扱っている、「アーマード・コア6」推奨PC。メモリは大容量の32GBで、グラフィックスは「GeForce RTX 4070」。性能は申し分なく、遊ぶタイトルによってはWQHD以上の画質も視野に入ってくる。マザーボードにはASUS製の「TUF GAMING B660M-E D4」を採用しており、耐久性にすぐれている点もありがたい。
■基本スペック
OS:Windows 11 Home
プロセッサー:インテル Core i7-13700F
メモリー:32GB (16GBx2枚) DDR4-3200
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4070
ストレージ:1TB SSD (M.2規格 / NVMe接続)
価格:249,800円(税込)
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