週刊アキバメシ(+ノガミ酒) 2013年11月第4週号 :秋葉原のグルメ/食事処情報(+上野の酒場情報)

2013年11月27日 18:220

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■塩そば(平打ち麺)+大盛+ランチライス@饗 くろき(※"き"の正式表記は3つの"七"で構成された"喜"の旧字)







750円+100円+50円。

秋葉原と浅草橋の中間あたりにある人気ラーメン屋。秋葉原の名店として名高い「粋な一生」「神田 磯野」に勝るとも劣らないクオリティのラーメン(塩/みそ)を提供している。前述の両店とあわせて"御三家"と呼びたい。また、化学調味料不使用/自家製麺をうたっており、さまざまな旬の食材をテーマにした期間限定メニューが多いのも特徴。

 

前回みそラーメンを食べたので、今回はひさびさに塩で。後からわかったのだが、この日は約1週間の休業明けのせいか、14時半あたりで麺切れとなっていた。「塩そば」は細麺と平打ち麺から選択できるが、個人的には平打ち一択。スープは鶏と魚介が中心で、6種類の塩をブレンドしたという黄金色の淡麗系。ダシの香りと旨みが抜群に良く、スッキリと飲める。塩加減も適切で、麺にもごはんにも良く合う。平打ち麺は、ストレートに近い自家製麺。コシは弱めだが、ツルッツルの口あたり&のど越しは他では味わえないほど旨い。また、平打ちであるため、小麦の風味も感じやすく、食べ応えもある。具は、低温仕上げチャーシュー、メンマ、コマツナ、ネギ、ゴボウ素揚げ、ノリ。チャーシューのデキも安定しており、肉本来の旨みとコッテリ感が味わえる。ゴボウ素揚げは、想像以上に強烈な香ばしさがあるため、好みが分かれるだろう。卓上装備は、コショウ、乾燥梅干し、やげん堀の七味、香辛オイルなど。

全体量は普通で、コストパフォーマンスは平均レベル。一方、味は文句ナシ。どこから見てもスキがない1杯に仕上がっている。電気街の各店と比べると味の差は歴然で、多少アクセスが悪くても昭和通り方面に足を伸ばしたくなる。

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