「AMD 790GX」搭載マザーが初登場! BIOSTAR「TA790GX A2+」発売

2008年08月08日 22:000

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AMDの新チップセット「AMD 790GX」を搭載したマザーボード「TA790GX A2+」がBIOSTARより発売となった。







AMD「AMD 790GX」チップセットは、DirectX 10に対応する同社製チップセットAMD 780Gの上位モデル。AMD 780Gと比べ、動作周波数が500→700MHzへと向上し、内蔵のグラフィックス機能も「Radeon HD 3200」から「Radeon HD 3300」へと進化している。

最大の特徴は、従来のグラフィックス機能内蔵チップセットでは非対応であった「CrossFireX」動作に正式対応した点で、PCI Express x16(2.0)×1を、x8×2で利用可能になった。これまで「CrossFireX」はオンボードグラフィックス機能を内蔵しないチップセットのみの対応となっていたが、グラフィックス内蔵チップセットでも対応できるようになったという。また、AMD 780Gと同様に、オンボードグラフィックス機能とビデオカードを連携させパフォーマンスを向上させる「Hybrid CrossFireX」にも対応する。なお、AMDによると「Hybrid CrossFireX」対応ビデオカードはRadeon HD 2400 XT/2400 PRO/3450/3470とのこと。

このほか、マザーボード上にグラフィックス専用メモリを搭載する「LFB」や動画再生支援機能「UVD」もサポートし、「AMD 790GX」の独自機能として「Advanced Clock Calibration(ACC)」といわれるオーバークロックを効率化させる技術を新たに搭載したという。

ちなみに、基本スペックは同じもののサウスブリッジにも新型のチップセット「SB750」が採用され、新たにRAID 5がサポートされた。


今回発売となったのはBIOSTAR「TA790GX A2+」は、チップセットにAMD 790GX+SB750を搭載するAM2+対応ATXマザーボード。TDP 140WまでのCPUに対応し、マザーボード上には簡易電源ON/OFFスイッチやリセットスイッチ、ハードウェアエラー用診断LEDが備えられてあるのが特徴。また、マザーボード上にはグラフィック専用メモリとして64MBのLFBを搭載している。

スペックは、拡張スロットが、PCI Express x16(2.0)×2(同時使用時はx8動作)、PCI Express x1×2、PCI×2で、オンボードデバイスとして、ギガビットLAN、8chサウンド、SATA×6(RAID 0/1/5/10)、IDE×1、 USBなどを備える。メモリはDDR2-1066/800/667/533MHzに対応(4スロット16GBまで)している。

価格は、BLESS秋葉原本店で13,800円、ツクモeX.で13,980円。

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【取材協力ショップ】:ツクモeX.&BLESS秋葉原本店

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