LGA2011対応の「Xeon E5」シリーズが登場! 8コア/16スレッドモデルも

2012年03月08日 11:000

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LGA2011に対応する新型Xeonシリーズ「Xeon E5」が登場した。



「Xeon E5」シリーズは、Sandy Bridgeベースのサーバー/ワークステーション向けCPU。開発コードネームはSandy Bridge-EP。デュアルCPU構成に対応したモデルで、2コア/4スレッドから8コア/16スレッドまで幅広い種類がラインアップされている。

その中で今回登場したのは、4コア/4スレッド(2モデル)、6コア/12スレッド(4モデル)、8コア/16スレッド(6モデル)の12製品。いずれもリテール品でCPUクーラーは別売になっている。実売価格は約18,000円から160,000円台。

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ツクモeX.
PC DIY SHOP FreeT


なお、対応マザーボードは、現時点では未発売となる「C600」チップセット搭載モデルのほか、一部のX79搭載製品。具体的にはASUSの「P9X79 WS」で利用可能とされている。このほか、PC DIY SHOP FreeTでは、ASUSの「SABERTOOTH X79」にXeon E5-2670を搭載した環境でテスト。OSの起動はできたという。

ちなみに、同店ではデュアルソケットに対応したブレード型サーバーシステム「HNS2600WPQSPP」の展示も行う予定だ(販売時期や価格は未定)。

今後、対応マザーボードが判明すれば、一部の製品においてはコンシューマーでも手を伸ばせるサーバー向けCPUのひとつと言えそうだ。

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ブレード型サーバーシステム「HNS2600WPQSPP」別売のCPUクーラー「STS200C」(3,840円)も同時発売となっている。対応TDPは150Wまで

各製品のスペックは以下のとおり。
・E5-2603 4コア/4スレッド、1.8GHz、10MB、TDP 80W、TBなし
・E5-2609 4コア/4スレッド、2.4GHz、10MB、TDP 80W、TBなし
・E5-2620 6コア/12スレッド、2.0GHz、15MB、TDP 95W、TBあり
・E5-2630 6コア/12スレッド、2.3GHz、15MB、TDP 95W、TBあり
・E5-2640 6コア/12スレッド、2.5GHz、15MB、TDP 95W、TBあり
・E5-2650 8コア/16スレッド、2.0GHz、20MB、TDP 95W、TBあり
・E5-2660 8コア/16スレッド、2.2GHz、20MB、TDP 95W、TBあり
・E5-2665 8コア/16スレッド、2.4GHz、20MB、TDP 115W、TBあり
・E5-2670 8コア/16スレッド、2.6GHz、20MB、TDP 115W、TBあり
・E5-2680 8コア/16スレッド、2.7GHz、20MB、TDP 130W、TBあり
・E5-2687W 8コア/16スレッド3.1GHz、20MB、TDP 150W、TBあり
・E5-1660 6コア/12スレッド、3.3GHz、15MB、TDP 130W、TBあり


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