「オーバーウォッチ2」シーズン4、先行プレイレポート!ゲームに新たな風を吹かせる優雅なサポートヒーロー「ライフウィーバー」登場!

2023年04月11日 17:000

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Blizzard Entertainmentより配信中のチーム対戦型ネットワークゲーム「オーバーウォッチ2」のシーズン4が4月12日に開催する。

シーズン3では、南極半島を舞台とした新マップに、季節のイベント、さらに初のコラボレーションとして「ワンパンマン」とのコラボイベントが行われるなど、大きく盛り上がったシーズンとなった。そしてシーズン4では、シーズン2で登場した「ラマットラ」以来の新ヒーロー「ライフウィーバー」が追加されることとなる。

 

そんな5人目のヒーローとなる「ライフウィーバー」をテストサーバーにて先行プレイする機会をいただいたので、今回はその情報をひと足先にご紹介!
まだプレイしたことないという方にはぜひこちらの記事もあわせて読んでいただきたい。

⇒「オーバーウォッチ2」 4つの要素から本作の魅力を徹底紹介!

足場、引き寄せ、見たこと無い新能力を持った新サポートヒーロー「ライフウィーバー」

 

今回追加される「ライフウィーバー」は、体力の回復をはじめとする基本的なサポートヒーローとしての能力は備わっているものの、上空へ浮上する足場を作ったり、味方ヒーローを引き寄せることができたりと、過去追加されたサポートの中ではかなり特殊なアビリティを持ったヒーローとなっている。

 

「オーバーウォッチ」のキャラ史上最も優雅なのではないか?と思ってしまうような立ち姿

メイン攻撃「ヒーリング・ブロッサム」

指定したターゲットを回復するメイン攻撃。長押しでチャージが可能でHPを最大65回復可能。ただし、12回回復するごとにリロードが必要となる。

大きく回復するのにチャージが必要な分、「アナ」や「マーシー」といったサポートヒーローより回復量が少ないが、ターゲットを指定して回復することができる。そのため敵地で動き回る仲間のヒーローたちは、「ライフウィーバー」の回復圏内にいる限りは、正確に回復を受けることができ、チーム全体に対して平等に回復を行える。

 

 

チャージをすると、真ん中のアイコンに数値が乗るだけでなく、手に持っている花が少しずつ開かれてくる

サブ攻撃「ソーン・ボレー」

高速で投射物を発射するサブ攻撃。1発が5ダメージとダメージ自体は少ないが、弾数が60発もあることに加え、「ソルジャー76」のメイン射撃同等の連射速度を持っている。そのため仲間がしとめそこねた敵や、強引にサポートキャラを攻撃しようとする敵に対してサブ攻撃で応戦することは十分に可能だろう。

 

アビリティその1「ペタル・プラットフォーム」

「ライフウィーバー」のメインとなるアビリティ(能力)のひとつ、乗ると高く跳び上がることのできる花の形をした「足場」を投げる。クールタイム(アビリティを使ってからもう一度使えるようになるまでの時間)は12秒とやや長めだ。足場は味方、敵関係なく乗った時点で上昇することとなる。足場には耐久値があり、400となかなか高いが、それでも10秒ほどで壊れてしまうので要注意。高所にて有利を得られる味方ヒーローや、アルティメットを使った敵を離すために罠のように用いて使うなど、さまざまな使い方が取れるアビリティではないだろうか。

 

足場の高さはこのようになっている。2階建ての建物に外からすぐ入ることも可能な高さだろう

アビリティその2「若返りの風」

指定方向にダッシュし、自身のライフを30ほど回復する移動アビリティ。移動距離はそこまで長くはないが、クールタイムが5秒と短く、戦闘時の回避や、戦線離脱の際など使える機会は多いアビリティとなるだろう。

アビリティその3「ライフグリップ」

「ライフウィーバー」のメインとなるアビリティの2つ目、味方ひとりを引き寄せ、引き寄せられている間、味方は敵の攻撃を防ぐことができる。今まで敵を引き寄せるアビリティなどはあったものの、味方を引き寄せるアビリティとしてはこのアビリティが初のものとなっている。敵に囲まれた味方を一時的に戦線離脱させる、「オリーサ」の「テラ・サージ」や「ドゥームフィスト」の「メテオストライク」といった範囲型アルティメットから脱出させるなど使い方はさまざま。クールタイムは20秒と長いので、これの使い方次第で「ライフウィーバー」の実力が試されるだろう。

 

 

ここまでの範囲であったら、引き寄せることが可能。危険になった味方をすぐに助けることができる強力なスキルだ

パッシブ「散華の形見」

それぞれのヒーローが固有に持っている能力である「パッシブ」は、「ライフウィーバー」が倒されるとその場に小さな花の形見を残し、最初に拾った味方、もしくは敵を回復させるといった特殊なものとなっている。回復量は75とかなり大きいので、敵にとられないようにしたいところだ。

 

アルティメット 「命の樹」

フィールド上に味方を回復させる巨大な樹を置くアルティメット(必殺技)。範囲上の味方を80ほど回復するオーラを、設置時と設置後1秒ごとに合計9回放つ。「ゼニヤッタ」の「心頭滅却」のフィールド設置型といえばわかりやすいだろう。攻勢に転じたいときや、相手の猛攻を退けたいときなどの、ここぞという時に使えればかなり強力なアルティメットになるはずだ。

 

回復範囲はこの円内となっている。コントロールのポイントや、ペイロードの通路など広い範囲で回復することが可能な大きさだ

基本的な立ち回り方

 

基本的には体力が200、かつ敵も体力が回復できてしまうパッシブを持っているので、タンク、ダメージの後ろにいることを念頭に置き、回復を行うような立ち回りが基本となってくる。

 

回復量があまり多くないので、ヒーロー内でも体力が高く、チーム内で前線を張る役割であるタンクヒーローを回復すると時間がかかってしまう、そのためタンクの回復はもうひとりのサポートに任せ、自身はチーム内で敵を倒す役割であるダメージヒーローの回復を行っていけばチーム全体の回復が行いやすいだろう。

 

戦いの中で、敵に囲まれた体力の少ない味方を見かけたら、すかさず「ライフグリップ」を使っていきたい。かなり長い範囲で引き寄せることも可能なので、強引に前線に行ってリスクをおかすことはあまりないはずだ。クールタイムが長めのアビリティなので、チーム内で重要なヒーロー(主にタンクやサポート)を守るために頻発はせず、できるだけ回復でサポートすることに徹したいところ。また、崖になっているところや、足場の危険なところで引き寄せると、思わぬところで味方を落としてしまう可能性があるので、できるだけ安全な場所でスキルを使おう。

 

また、マップ内の高台などへは「ペタル・プラットフォーム」を設置することで、敵と衝突する危険をともなわずに上ることができるため、敵との高台の奪い合いなどは、「ライフウィーバー」がいるチームが有利となるだろう。この技を有効に使うためにはマップの理解などが必要となるので、事前にカスタムゲームなどで高台が撮れるポイントを探すとかなり有利に戦うことができるはずだ。

 

相性のいい/悪いき ヒーロー

 

「ペタル・プラットフォーム」によって、高所からの攻撃が行いやすくなることから、高位置からの攻撃が効果的な「ソジョーン」や「バスティオン」とはかなり相性がいい。また、「ゲンジ」や「D.va」といった敵地に突っ込むことで敵を倒すヒーローは「ライフグリップ」で助けることができるので、味方も安心して戦うことができるはずだ。

 

逆に相性の悪いヒーローとしては、「リーパー」や、「ソンブラ」といった背後から攻撃を仕掛けてくるヒーローだろう。拾ったヒーローを敵味方関係なく回復するパッシブもあるので、優先的に狙われやすいことは確か、もし襲われた場合は「若返りの風」を使ってすぐに離れるようにしよう。

 

新サポートヒーロー「ライフウィーバー」を優雅に使いこなそう!

 

以上が新サポートヒーロー「ライフウィーバー」の特徴だ。

足場の設置や、味方の引き寄せなど、これまでに見たことのないアビリティでマップ内を優雅に舞うことがすでに想像できる「ライフウィーバー」。すでに公式より上がっている情報を見ると、彼は自然を愛する若者だったが、世界の惨状を見て人々を癒せる存在になりたいとみずからヒーローになるというバックストーリーを持っており、「オーバーウォッチ2」の中では、知的で自信家だが、ユーモアも持ち合わせるキャラクターとなっている。どうやら「シンメトラ」と交友関係があるらしく、ゲーム中のやり取りでその関係が明らかになるのが今から楽しみだ。

 

 

新キャラクターだけでなく、バトルパスによるスキンなどのアイテムや、イベントなどゲームをさらに盛り上げるコンテンツを追加予定のシーズン4はまもなく開始となっている。「ライフウィーバー」の到来とともに、「オーバーウォッチ2」にも新たな風が吹いてきそうだ!

(はらう)

  • ■タイトル情報
  • オーバーウォッチ 2
  • 対応機種:PS4/PS5/Nintendo Switch/Xbox One/Xbox Series X|S/Battle.net(PC)
  • ジャンル:対戦型アクション、シューティング
  • プレイ人数:1人~10人
  • 発売:Blizzard Entertainment
  • IARC 12+
  • オンライン専用/クロスプレイ、クロスプログレッション対応

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