ゆま、ナイトシティに降り立つ! 圧倒的ボリュームのオープンワールドRPG「サイバーパンク2077」の巻【つみゲ部! 第6話】

2021年02月16日 12:000

ナイトシティで散策&バトルを体験! 未来都市は魅力と危険がいっぱい!?

 

では、ここからは私のセーブデータを使って、ゆまに「サイバーパンク2077」を遊んでみてもらうぞ♪ まずはナイトシティを自由に歩いてみてくれ。

わ~っ、ここがナイトシティ! 実際に操作して歩いてみるとテンション上がっちゃいますね♪

 

 

ただきれいな街並みってだけじゃなくて、壁の落書きとか散らばったゴミ袋とか、雑然とした部分の作り込みも細かいから、生々しさが感じられるんだよね。

歩いてたら、人の話し声とか音楽が次から次に聞こえてきますね! にぎやか~♪

うむ。ビジュアル面もサウンド面もリアルに作り込まれているので、「ナイトシティで暮らしている」という実感を覚えるな。

ちなみに話し声とかだけじゃなくて、銃声が聞こえてくることもあるよ。

ええっ!?

まあ、ナイトシティはスリルにあふれた街だからな……。以前、私がプレイしていたときの話だが、Vがマンションの自室を出ると廊下で何やら人がもめていてな、うっかり近づいたらバトルが始まり、激しい撃ち合いに発展したことがあったぞ。

自宅近くで撃ち合いが……! 油断ならない街ですね……。

うむ……。さて、そんな油断ならないナイトシティで生き抜いていくために、身につけておくべき重要なアクションを教えよう。ゆま、コントローラーのL1ボタンを長押ししてみてくれ。

あっ、画面に緑色のフィルターがかかったみたいになりましたよ。

 

 

これが「スキャン」だ。視覚系にインストールしたサイバーウェアを用いて、さまざまなものをスキャンできる機能だな。

カッコいい! まさにサイバーですね♪

人をスキャンして強さや所属組織の情報を見たり、機械をスキャンしてハッキングできたりするんだよ。

監視カメラの電源をオフにしたり、デバイスに動作不良を発生させて周囲の人間をかく乱させたりと、敵とのバトルでもキーとなるので、ハッキングはしっかりマスターしておきたいところだな。

ほかにも、敵自体にハッキングして、武器を詰まらせたり行動を遅くしたりとかもできるよね。知能でクールに戦いを制していくって感じがして好きだなー♪

脳筋バーサーカーな上に知能犯……! スイ、お前、最強じゃないか……!

だから、誰が脳筋バーサーカーだっ!

 

そんなこんなでナイトシティを気ままに散策すること十数分。

ゆまは、なにやらガラの悪い人々がたむろする場所へとたどり着いた……。

 

あの~、なんだかちょっと怖い雰囲気なんですけど……。

あ~、これはバトル始まっちゃうんじゃない?

えっ、こんな街中でバトルするんですかっ?

ナイトシティでは「暴行」や「犯罪組織」といったさまざまな依頼が発生することがあり、街中で戦いが勃発することも珍しくないんだ。これもどうやら、そのうちのひとつだな。ちなみに、敵がこちらに気づいていない状態なら、うまく隠れながらそっと相手の背後に近づいてステルスキルをすることもできるぞ。

なるほど~……って、その前に、相手がこっちに撃ってきましたよ!?

気づかれたならやむをえん、戦闘開始だ!

いけいけ、ゆまっち~♪ やっつけろー♪

 

 

じ、実は私、FPSってほとんど経験なくて……! えっとえっと、L2で構えて狙いをつけて、R2で撃つって感じですよね!?

そうそう! 壁とか障害物にうまく隠れて、敵の攻撃を避けながらね!

ちなみに刀やバットなどの近接武器に切り替えると、戦い方が変化するぞ。スタミナの消費に気を配りつつ、高速攻撃や強攻撃、ガードなどを駆使して戦う格ゲーのようなプレイスタイルが楽しめるんだ。……って、ゆま、いつの間にかかなりピンチに追い込まれているな!?

は、はい、敵が次から次に出てきちゃって、正直てんやわんやしてますっ…!

うっし! ゆまっち、あたしが代わるよ。コントローラー貸して!

お願いしますっ!

 

スイは、ゆまからコントローラーを受け取るが早いか、慣れた手付きで次々に敵を倒していく。

 

やっぱたのしー♪ ガンガン撃ちまくるの気持ちいいよね♪

すごい……あっと言う間に形勢逆転……!

しゃべりながらも的確にヘッドショットを決めていっているな……スイ、恐ろしいヤツ……!

よーし、これで全部片付いたかな。あとはしっかり周囲のアイテムも拾っておかなきゃねー♪

うむ。「サイバーパンク2077」は、拾えるアイテムが街中に大量に落ちている点も特徴だな。不要なアイテムでも売却や分解をすれば大事な資源に変わるのであなどれないぞ

スイさん、倒した敵の持ち物も全部きっちり拾っていきますね……!

そりゃそうだよ、だってこの世は弱肉強食だからね。こんぐらいたくましくないと、ナイトシティじゃやってけないよ~?

ううむ、やけに言葉に重みと生々しさがあるな。スイ、お前まさか、ナイトシティ出身者か……?

まあねー。今まで隠してたけど、あたし実は2077年から来た未来人なんだよねー♪

えっ、えっ、えっ……!?

いやいや、ゆまっち、自分で言っといてなんだけど、さすがにそれは信じないでよ……。

 

「サイバーパンク2077」のまとめ

 

というわけで、「サイバーパンク2077」の魅力を、プレイしながら語らせてもらったぞ。ゆま、どうだった?

まだまだほんの少ししか遊んでないですけど、実際にナイトシティを歩いてみて、改めて世界観がみっちりと作り込まれてて素敵だなって思いました。ただ歩いてるだけでも楽しいのに、ストーリーがあって、個性豊かなキャラクターがいて、バトルがあって、育成要素があって……、簡単には遊び尽くせないボリュームを感じました♪

うむ。華やかさとアンダーグラウンド、そしてテクノロジーが入り混じったナイトシティで味わえる体験は、なにもかも唯一無二の魅力があるな。ちなみに本作には「フォトモード」というものもあるので、ときにはストーリーを追うことからいったん離れて、ナイトシティを気ままに歩き回り、自分のお気に入りの場所を見つけてのんびり写真撮影に浸るのもいいかもしれないな。

 

 

いいですね♪ でも写真撮影にハマっちゃったら、私、抜け出せなくなりそうです……!

スイは、自分でも買ってすでに遊んでいるということだったが、改めてどうだった?

あたしはね、このゲームのいい意味での「ごちゃまぜ感」が好きなんだよね。銃でガンガン敵を撃っていくFPSの爽快感を楽しんで、近接格闘では格ゲー気分も味わえて、敵に気づかれないように背後から忍び寄るステルスアクションのハラハラ感も体験できて、経験値を稼いでレベルを上げて育成に頭を悩ませるRPG的な要素もたっぷりあって……。この「サイバーパンク2077」1本で、ゲームのいろんな面白い部分を楽しめちゃうなーって思ったよ♪

うむうむ! スイの言うとおり、この「サイバーパンク2077」には、“ゲームが持つ面白さ”がこれでもかと詰め込まれているな。ゲーム好きなら一度は体験しておきたい作品だといっても過言ではないだろう! ちなみに「イージー」から「ベリーハード」まで4段階の難易度を選べるので、ゲームの腕前にあまり自信がない人も、数々のゲームを遊び尽くしてきた猛者も、自分のレベルに合わせて楽しめるのは嬉しいポイントだな。

あたしは、難易度ベリーハードで遊んでるよ。気を抜いたら一瞬で負けちゃうヒリヒリ感がたまんないんだよねー♪

 

 

しょ、初見からベリーハードだと……!? スイ、お前、本当にサイバーウェアで肉体のどこかを強化してるんじゃないか……?

まあねー。実はあたし、脳にゲームがうまくなるパーツ埋め込んでるんだよね♪

むむ……、それは正直、私もちょっと埋め込みたいかも知れん……。

……あっ! もしかして今までしゃべってた、スイさんが機械化手術受けるとか未来人だとかって、全部、冗談ってことですか!?

いや、遅っ! マジか!!

ううむ……、ゆまはゆまで、体に「純真無垢ブースト」のようなパーツを埋め込んでいる可能性があるな……。

 

そんなわけで、「つみゲ部」の活動は、まだまだ続くのだった……。

 

第6話 おしまい

 

■サイバーパンク2077
サイバーパンク2077
<ゲーム情報>
「サイバーパンク2077」は、巨大都市ナイトシティを舞台に、謎めいたインプラントを追うことになった主人公“V(ヴィー)”を操るオープンワールドRPG。無数の選択肢を通じて自分だけのストーリーを体験することができる。外見からサイバーウェアによる身体強化まで、豊富なカスタマイズ要素も用意。
・発売中
・ジャンル:アクションRPG
・対応機種:PlayStation 4/Xbox One/Steam
・プレイ人数:1人
・価格:ダウンロード版(PS4、Xbox One、Steam7,980円(税別)、コレクターズエディション(PS4)29,800円(税別)
・CERO:Z(18歳以上対象)
・メーカー:スパイク・チュンソフト(PS4)/CD PROJEKT RED(Xbox One、Steam)

 

<筆者:百壁ネロ>

ゲーム買いすぎちゃう系フリーライター。現在積みゲー300本以上。小説家でもあります。著作は「ごあけん アンレイテッド・エディション」(講談社)、「母の嘘(「悪意怪談」所収)」(竹書房)。

 

Twitter:https://www.twitter.com/KINGakiko

Twitch:https://www.twitch.tv/nero100kabe

about.me:https://about.me/nero100kabe/

<イラストレーター:くさなぎゆうぎ>

 画家・イラストレーター。高知県出身のファミコン世代。女子高レトロゲーム部4コマ漫画「れとろげ。」(マイクロマガジン社)の作画を担当

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