【インタビュー】新世代声優ヒロインプロジェクト「BATON=RELAY」が2枚のEPを同時リリース!

2020年06月14日 12:000
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スマートフォン向けゲームを中心とした新世代声優ヒロインプロジェクト「BATON=RELAY(バトン=リレー)」。新人声優16人の彼女たちが、SACRA MUSICから1st EP「Start me up/かけだしのモノローグ」と2nd EP「ミライ=バトン」の同時リリースをする。キャストの橘 一花(神崎千里 役)、鳴海夏音(戸田有理 役)、矢野妃菜喜(日向葉澄 役)、たけだまりこ(五条咲 役)、星希成奏(神宮凜々花 役)に話を聞いた。

16人の「声のヒロイン」を育成する、ゲーム「BATON=RELAY」


── 「BATON=RELAY」は、プレイヤーがディレクターになって「声のヒロイン」たちを導いていく「声優活動ディレクションゲーム」です。みなさんは、ゲームに登場する16人の新人声優によるユニット、「BATON=RELAY」としてリアルでも活躍され、この度、CDリリースとなりました。まずは、ご自身と演じているキャラクターの紹介をお願いできますか?

 はい、橘 一花(たちばな いちか)です。音楽活動や舞台などの経験を経て、新人声優として活動させていただいています。私が演じる神崎千里(かんざき せんり)ちゃんは19歳の大学生。声優兼事務スタッフとして声優事務所「リレープロダクション」(リレプロ)で働く、とっても明るくて、みんなから頼られる素敵なお姉さんです。


鳴海 戸田有理(とだ ゆうり)役の鳴海夏音(なるみ かのん)です! BATON=RELAYの中で一番身長が高いので、よく20歳以上に間違われますが、まだ19歳の大学2年生です(笑)。第6回アニストテレス出身で、アニメ「ロボットガールズNEO」の敵役シスターヘルを演じて、声優デビューさせていただきました。私が演じる有理ちゃんは18歳の女の子で、声優をしながら電気街にあるコンセプトカフェの店員をしています。普段着がゴスロリ、髪の毛は黒白のツートン、そしてオッドアイと、見た目からインパクトのある子です。でも、実はとても面倒見が良くてやさしいんですよ。お嬢様みたいな山の手言葉でしゃべるのも特徴です。


矢野 矢野妃菜喜(やの ひなき)と申します。Netflixオリジナルアニメ「キャノン・バスターズ」でヒロインのサム役を演じさせていただいたり、DUSTY FRUITS CLUBというバンドでボーカルを担当していたりします! 「BATON=RELAY」で私が演じる日向葉澄(ひなた はすみ)ちゃんは、17歳の高校2年生。とても明るく表情豊かで、努力家な女の子です。


たけだ 18歳の大学1年生、たけだまりこです。幼い頃はミュージカルや舞台の活動を中心に行っていて、近年はアニメ&ゲーム「拡張少女系トライナリー」のヒロイン逢瀬つばめ役など、少しずつではありますが、声優として活動させていただいております。私が演じる五条 咲(ごじょう さき)ちゃんは、ロボットやプラモデルが大好きで、いつかロボットアニメの主人公になることを夢見る中学2年生。リゾートホテルを経営している五条家のお嬢様で、いつも礼儀正しく、前向きに頑張る姿は、中学生とは思えないほどしっかりしています。


星希 神宮凜々花(じんぐう りりか)役の星希成奏(ほしき せえな)です。声優をしながら、アニメ大好き女子ユニット「A応P(エーオウピー)」としても活動させていただいています。私が演じる凜々花は、16歳の高校1年生。明るくて活発なため、悩みがないとか考えなしにものを言う子だと思われてしまいがちなのですが(笑)、洞察力もあって冷静に物事を考えられる子です。そんな凜々花の深いところまで見ていただきたいなと思います。


── ありがとうございます。「BATON=RELAY」はゲームを中心とした、大型プロジェクトですね。役が決まったとき、どのように感じましたか?

 「BATON=RELAY」はとにかく眩しくてワクワクするゲームでした。かわいい女の子がたくさんいて全員が新人声優という、私にとって魅力の塊でした。本音を言えば、役をいただけるとは思ってなくて、決まったときはうれしさと興奮、そして私にとって初めての声優のお仕事ということで、受け止めきれない思いでした。しかも、神崎千里は私がひと目惚れしたキャラクターだったので、すぐに母に連絡したのを覚えています。

鳴海 「BATON=RELAY」のキャラクターは自分が置かれている境遇と似ていて、親近感とともに「ぜひ演じたい!」と思いました。戸田有理役に決まったときは、16人の中で一番演じたかったキャラクターだったので、心の底からうれしくて運命を感じました(笑)。

矢野 私は、「こんなにメンバーが多いんだ!」という驚きが一番最初にありました(笑)。役をいただけて、とてもうれしかった半面、このプロジェクト内では最年長ということもあって、みんなを引っ張っていけるのかなと不安な気持ちもありました。

たけだ 明るく元気な咲ちゃんの役をいただけて、デビューした中学生の私自身を見るような既視感がありました。それが、すごくうれしかったです。咲ちゃんの言葉や表情に、いつも元気をもらっています。

星希 凜々花はダンスが得意ということで、リアルでライブをするときは、どのキャストよりも一番ダンスがうまくなきゃいけないな、と思いました。また、明るいその深層には……という設定も、どこか自分と似ていて、大切に演じていきたいなと感じました。

── ゲーム「BATON=RELAY」の魅力については、どう感じていますか?

 声優という職業を身近に感じられるゲームだと思います。登場する女の子たちみんながヒロインで、1人ひとりしっかりと作り込まれたストーリーと、それによって起こる小さな心の大きな変化が魅力です。そして、オリジナル楽曲やオリジナルアニメーションの数の多さ! アプリを進めていくにつれて解放されていく楽曲を、ぜひコンプリートしていただきたいです。

鳴海 若木民喜先生のデザインによる素敵なキャラクター、しめさば先生による濃密なストーリー、「バトリレ」を彩る歌の数々はもちろんのことなのですが、プレイヤーが実際にボイスディレクターとなってオリジナルアニメの配役を自分の推しのキャラクターに変えることができたり、各キャラクターとの親密度を上げることでその子の意外な一面がわかっちゃいます。そして何よりキャストが新人声優ばかりなのでゲームのキャラクターとともに成長していく姿が見られるというのが大きな魅力だと思います!

たけだ 私も、ゲーム内のアニメのキャスティングを、プレイヤー自身が行うことができるのが、魅力的だと思っています。ゲームの音声はひとりで収録したので、プレイしながら、ほかのみなさんがどのようにキャラを演じたのか聞くのがすごく楽しいんです。「この方はこんな役があうのか~!」という発見がたくさんあります。

矢野 一番はストーリーがいいことですね!! メインストーリーは私自身も共感するところがたくさんあって、16人それぞれの葛藤が細かく描かれています。めっちゃ感動するので、まずそこを読んでいただきたいのですが、メインストーリーのほかにも関係性ストーリー、日常ストーリーと読み応えがあるストーリーが、いろいろ用意されています。

星希 声優育成ゲームは今まであまり例がなく、新感覚なのではないかな? と思います。普段見られないリアルな「声優」という仕事の要素がたくさん含まれているので、そちらも楽しんでいただけたらなと思います。

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