普段使いできる!? キョーレツな個性を放つカプセルトイを紹介! 「列車発車標ウォッチ」&「揚げ物タオル」【ワッキー貝山の最新ガチャ探訪 第22回】

2018年11月30日 07:000

「揚げ物タオル」 エポック社 200円

かつて、こんなにぶっ飛んだ発想のカプセルトイが存在したでしょうか?

 

手にした瞬間、ニヤリとしましたね! ミニタオルなんですが、単なるタオルじゃないんです! タオルって、本来は汚れているところを拭いたりするのに使うものですよね? しかし、これは使った後もなんかスッキリしないのです。

いや、きちんときれいになったよ? こだわりのフェルト生地で、汚れの落ちも抜群だよ。なのに? なのにぃ? Why?

 

それは、柄を見れば一目瞭然。なんと、リアルな揚げ物の写真がタオル全体にプリントされているんです。揚げたてのギトギト油がべったりと手につきそう! あえて、汚れの落ちが抜群のフェルト生地をセレクトして、このギトギト写真。そのアンバランスさが最高です。

 

それでは、油ギッシュなのにキレイになる、不思議なラインアップを紹介していきましょう。

 

・「とんかつ」

サイズは約185 ×約110mm。これはロースかつだね。ぶ厚い豚肉がジューシー! 真ん中がひっくり返って、肉の断面を見せています。芸が細かい!

・「コロッケ」

サイズは約125×約95mm。ちょっといびつなフォルムのコロッケが、むしろリアルだ! ちょろっと垂れているソースも「旨そう」というより「汚れそう」という気持ちのほうが前面に出てきちゃいます。

・「エビフライ」

サイズは約175×約80mm。2本並んだエビフライ。こちらも不揃いなのがリアル。ん~、わずかな隙間部分で拭くか? いや、大胆に拭くしかないですね!

・「フライドチキン」

サイズは約150×約90mm。持ちやすい形状ですね。クリスマスパーティーなんかの時に、お手拭きとして何枚か出したら盛り上がる事間違いなし! ぜひやってみてください。

・「アジフライ」

サイズは約175×約130mm。このシリーズで最大サイズのタオルです。しかも一番汚れそうなデザイン。タオルいっぱいに広がったアジフライに、ここぞとばかりにソースがかかってます。これは気分的に一番使いにくいですね。

全て拭きにくいな~という印象なんですが、裏側はキレイな白地。裏を中心に使えば、気分よく拭き拭きできますよ。

とはいえ、商品名が「揚げ物タオル」ですからね。できれば積極的にプリント面でご使用下さい。なんならミニブックの表紙のように、油を切る網の上にこのタオルを置き、菜箸で持ち上げてみてはいかがでしょうか?

 

「キレイ」と「汚い」が混在する、摩訶不思議なタオルをご紹介しました。

 

<プロフィール>

ワッキー貝山

フリータレント兼ガチャガチャコレクター(カプセリスト)

 

7歳からガチャガチャを集めだし、10万個所有。「愛しのインチキガチャガチャーコスモスの全て」「素晴らしきインチキガチャガチャの世界―コスモスよ永遠に」「最終決定版!インチキガチャガチャの真相―コスモス、その愛」(双葉社)「日本懐かしガチャガチャ大全」(辰巳出版)などの関連本を出している。

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