週刊アキバメシ(+ノガミ酒) 2014年5月第4週号 :秋葉原のグルメ/食事処情報(+上野の酒場情報)

2014年05月30日 20:170

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

■肉めし@岡むら屋 秋葉原店







490円。

5月27日にアキバ田代通りでオープンした、かつや系列の牛スジ煮込み丼屋。「肉めし」とうたっているが(文字だけ見ると)豚なのか牛なのか、焼きなのか煮込みなのか、いろいろわかりにくくて不親切というか、歯がゆくて気持ち悪い。

 

初訪問ということで、基本の「肉めし」を注文。昼時で混んでいたが、回転率がすこぶる良いのですぐに座れた&すぐに配膳された。「肉めし」は、大きめのどんぶりに浅めの盛りで登場。肉は、クズ肉らしき角状のものが中心で、繊維質でギシギシの赤身とトロトロの脂身の二極化。いかにも安っぽいというか、缶詰に近い独特の臭いがあった。味付けは、オーソドックスな牛スジ煮込みと同じだが、塩分も甘さも控えめでアッサリしている。その他の具は、豆腐、コンニャク、タマネギ。味はそこそこ染みこんでいたが、特に旨く感じるものではない。卓上装備は、しょうゆ(タレかも?)、トウガラシ、カラシ、紅ショウガ。箸では食べにくいせいか、備え付けのスプーンが大量に消費されていた。

全体量は普通~やや少なめで、コストパフォーマンスは悪い。味は、悪いところは数あれど良いところは見当たらない。立ち飲み屋や安い飲み屋で食べるような"チープでジャンクだが異様に旨い"系の煮込みが恋しくなった。また、牛丼であれば100円以上浮くし、100円くらい足せば安い焼肉丼に手が届くので、どうしても中途半端な存在となってしまう。どんぶり人気の秋葉原でどういう評価を受けるか今後が気になる。

画像一覧

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。