【製品レビュー】ついに発売! 「ドスパラタブレット」ファーストインプレッションレビュー

2012年12月20日 15:220
本体表面。上部にはフロントカメラ(200万画素)を搭載

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ついに発売となった、9,980円のデュアルコアCPU搭載タブレット「ドスパラタブレット」(型番:A07I-D15A)。ここでは、「ドスパラタブレット」の特徴と、実際に使用してみた感想をレビュー形式でお届けしよう。




■デュアルコアCPU搭載の7インチAndroid 4.1タブレット

「ドスパラタブレット」は、デュアルコアCPUを搭載しながらも、9,980円という低価格を実現しているのが特徴の7インチタブレット。CPUにはAmlogic8726-M6(Cortex-A9デュアルコア/動作クロック:1.5GHz)が採用されているほか、1GBメモリを搭載するなど、同価格帯のタブレットの中ではかなりハイスペックな製品となっている。内部ストレージは8GBと少なめだが、micro SDカードスロットを搭載しているので、実用面で困ることはなさそうだ。OSはAndroid 4.1で、現時点では一部モデル(Google「Nexus」シリーズのみAndroid 4.2に対応)を除いたAndroid端末の最新バージョンが搭載されている。

ディスプレイには、7インチのIPSパネル(1,024×600ドット)を採用。少々鮮やかさには欠けるものの、クセのない自然な発色で明るさも十分。ただ、明るさの自動調節機能を搭載していないため、環境や状況に合わせて手動で調整する必要がある。また、表面のガラスが厚めなせいか、タッチ操作の際に位置が少しズレてしまうのが少々気になるところだ。ただ、筆者は使っているうちに気にならなくなったので、これは慣れの問題かもしれない。さらに、本体上部にはMini HDMI端子を搭載しており、液晶テレビやPCモニタに映像(最大1,920×1,080ドット)を出力することも可能だ。

バッテリーは3,700mAhで、使用可能時間が約6時間。実際に液晶の明るさ/音量を半分の設定にしてフルHDの動画を再生し続けたところ、5時間20分ほど動作したので、通常の用途なら6時間程度動作するだろう。なお充電は、付属のACアダプタで行なうほか、USB経由でも可能だ。

サイズは120.45(幅)×189.3(奥行き)×11.2(高さ)mm、重量が340gで、同じ7インチモデルの「Nexus 7」とほぼ同等。7インチタブレットとしては標準的なサイズ/重量となっている。

「ドスパラタブレット」(型番:A07I-D15A)スペック
CPU Amlogic8726-M6(Cortex-A9デュアルコア/1.5GHz)
GPU Mali-400 MP
メモリ 1GB
内部ストレージ 8GB
OS Android 4.1
ディスプレイ 7インチIPSディスプレイ(1,024×600ドット)
ネットワーク 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)
バッテリー バッテリー:3,700mAh
(使用可能時間:約6時間、充電時間:約3時間強)
その他 Mini USB、Mini HDMI、micro SDスロット(最大32GB)、ヘッドホン出力、内蔵マイク、モノラルスピーカー、フロントカメラ(200万画素)、加速度センサー
サイズ 120.45(幅)×189.3(奥行き)×11.2(高さ)mm
重量 340g

画像一覧

  • 本体表面。上部にはフロントカメラ(200万画素)を搭載

  • 本体背面。左下にはモノラルスピーカーを搭載

  • 本体左側面には、左からヘッドホン端子、micro SDスロット、内蔵マイク、Mini USB、Mini HDMI、電源ポートを搭載

  • 本体右側面には、右からホームボタン、ボリュームボタン、電源ボタンを備える

  • 付属品は、ACアダプタ、Mini USB→USBホストケーブル、Mini USB→USBケーブル、ヘッドホン、説明書

  • 予約特典の専用ケース

  • 専用ケース背面

  • フタにはマグネットが内蔵されており、ピタッと閉じることができる

  • フタを背面のスリットに差し込めば、横置き用スタンドとして利用できる

  • OSのバージョンは、Android 4.1.1

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