空の境界 第七章 殺人考察(後)

アニメ映画
開始時期:
2009年
上映開始日:
2008年12月18日
制作会社:
ufotable
ジャンル:
歴史・戦記
スタッフ:
監督:瀧沢進介、脚本:平松正樹、キャラクターデザイン・作画監督:須藤友徳/高橋タクロヲ/小船井充、音楽:梶浦由記、美術監督:池信孝、撮影監督:寺尾優一/松田成志、3D監督:中村慎太郎、色彩設定:千葉絵美、音響監督:岩浪美和、制作デスク:鈴木龍、制作プロデューサー:近藤光

「殺人と殺戮は違うんだ。覚えてる、コクトー? 人は、一生に一人しか人間を殺せないって」心の底から「特別」になりたかった。その願いが選択を誤らせた。否、あえて過ちへと導かれた。当時、それは最高にして唯一の方法だと信じて疑わなかったのだから。それは4年前のこと。1995年。彼と彼女は出逢う。翌1996年、彼女は眠りに堕ちる。しかし、仄暗く芽生えた思いは、人知れず育まれ続けていた。その二年後の1998年。彼女は目覚め、新たな時を刻み出す。同時に、彼女を得る為の思惑も人知れず蠢いて…………今、4年後の1999年。彼女をとらえる全ての仕掛けは破綻した、はず、だった。しかし、歯車は狂い出す。4年ぶりに繰り返される通り魔殺人。夜ごと行われる人殺しは、彼女の内に潜む殺人衝動と、もう何処にもいない「織」を否応なく思い出させていた。殺している、のは果たして「誰」だろう。だからこそ、再び彼女は夜の街を徘徊し。それゆえに、彼は彼女のために夜を往く。殺人と殺戮の違い、特別である事と普通である事の違い、狂気と正気の違い、その正誤ではなく己の在りようだけが大切だったはずなのに、比べる事に囚われて――――――。望んだのは、とても当たり前に大切な人と当たり前に生きていく、それだけの事なのに。その事をないがしろにした故の咎を、負う。

満足度4.00
ストーリー
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オリジナリティ
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作画
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演出
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キャラクター
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声優
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音楽
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キャスト

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作品詳細

原作/原案 原作:奈須きのこ、キャラクター原案:武内崇 制作国 日本
主題歌 【ED】Kalafina「seventh heaven」
公式サイト http://www.karanokyoukai.com/
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