ルーシーにもちょっち後悔と罪悪感、そして贖罪を!
観賞手段:動画サイト
あたりまえですが「良い子のアニメ」としてはおすすめできない作品です。
しかし、スプラッタ&グロ感がないとこのお話は成立しなかったでしょう。SF要素や謀略も絡んできますが、全エピソードを通じて、素直にキャラに共感できる、意外にベタなお話だったと思います。
けんけんRX的には、むしろ、目の前にカッターや鉛筆をもってくる西尾先生原作の○物語や、(絵は映っていなくとも)エヴァのネルフ襲撃シーンの火炎放射器カットの方が生理的にきつかったす。直接攻撃でない、ベクター(見えない手)によって、ブチュ♪っと分解されるという演出の方が意外にソフトなのかもしれません。
鬼っ子同士は、基本戦士なので、バトルの悲惨さは宮元武蔵のような剣豪物を彷彿させ、必然(おやくそく)としてしまいましょう。ナナちゃんの義手・義足がポコンとはずれる描写にはむしろユーモアが感じられます。あのロケットパンチも!
ナナちゃんとルーシーの関係には、ちょっち青鬼・赤鬼をひねったようなテイストも感じられます。
https://www.youtube.com/watch?v=n8J643ovBZk&playnext=1&list=PL3020FDCBB88D6894&feature=results_main
けんけんRXは、擬似家族のなかで、いつルーシーがコウタとユカをなにかのはずみでブチュっと潰してしまうのではないか? 最初の犠牲者はホームレスの子じゃないか?...とハラハラしながら観ていました。そして、新たな獲物をって..。(゚-゚;)ヾ(-_-;)物語はそなに単純ではありません。
ギロロ伍長とホームレス(居候)の子との、浜辺のシーン「借りをつくっちまたぜ!」には、何か元ネタがありそうです。
単純なけんけんRXには、ナナちゃんの動機→行動の方がひねくれてなくて素直で共感できました。なにげにナナちゃん応援団っす。(*´∀`*)
ルーシーにはおこちゃま時代のトラウマもあり同情の余地もあります。が!...にゅう♪とかいって、擬似家族のなかでは、猫を被っていて、あまっさえキャラデも変わります。そんな本能で動いているいちばんの曲者でいて、犠牲者が一番多いはずのルーシー!たとえアニメとしても、きゃつのベクターにかかって命を落とされた(特に)非武装な街中エキストラの方に黙祷を!聖地巡礼で法要を営みましょう!
ちょっち"痛い"かんそうぶんっした。ちゃんちゃん♪
- ストーリー
- 5.0
- 作画
- 5.0
- キャラクター
- 5.0
- 音楽
- 4.5
- オリジナリティ
- -
- 演出
- 4.0
- 声優
- 4.0
- 歌
- -
満足度
4.5
いいね(2)
2012-11-10 03:05:06