うらまちゅさんの評価レビュー

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やはりGONZO作品にアタリ無しだと思ったのであった。

観賞手段:CS/BS/ケーブル
OVA「青の6号」から連綿と続く、「GONZO作品にアタリ無し」
という私の持論が、またもや該当する作品であった様に思える。

作画水準も全体的に低水準。もう少しで崩壊に近い場面も散見された。
犬を飼っている人間からすると不満に感じるらしいが
飼っていない人間からすると、犬周りの作画は頑張っていた様に思えた。
「サーバント×サービス」よろしくアホ毛の動きは流行なのか?とも感じたが。

ストーリーや演出も評価できるのは主人公が死んでからの数話。
前半のみで、後半はグダグダ。ギャグ主体というか、何をしたいのか
わからない迷走っぷり。

特に若手三大作家の1人にいたっては、車椅子姿で少し登場した程度。
それに仕えるメイドのが目立っていた有り様。
最終話まで観終えた筈なのに、結局誰だったのか理解出来ないままだ。
他の方が記述していた「投げっぱなし」というのは、実に言い得て妙。

ツンデレな井上麻里奈氏を堪能出来るものの、
棒に近い微妙な演技の櫻井孝宏氏が、評価を下げていると思う。
同時期に放映していた「有頂天家族」の「下鴨弥三郎」が当たり役
適正な起用とすれば、本作品での櫻井孝宏氏の起用は
失敗だったと言わざるをえない。
こういったキャラクターの演技には向いていない印象が強かった。

共感できるキャラクターが少ないのもこの作品の弱点。
比較的マトモと言えるのは
死んでも読書に未練のある読書家(犬)な主人公くらいのもので
他の登場人物は異常者だらけw
秋月マキシと、Mな編集者はキャラが立っていたが
他は受け入れ難い印象が強すぎたように思う。

音楽は可もなく不可もなく。

EDのレモネイドスキャンダルはキャッチーで良かったと思う。
逆にOPは狙いすぎと言うか、あざとい印象を受けた。
うらまちゅ
うらまちゅ
ストーリー
1.0
作画
1.5
キャラクター
1.5
音楽
2.0
オリジナリティ
1.5
演出
1.5
声優
2.0
2.0
満足度 1.5
いいね(2) 2013-10-26 21:51:29

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