【トランスフォーマー新作トイ】MPG「トレインボットユキカゼ」徹底レビュー後編! 驚異の可動とプロポーションに注目!

2023年05月21日 13:000

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泰勇気のトイ遊々記 第30回 MPG「トレインボットユキカゼ」後編



今回は、前回から引き続き「トランスフォーマー」MPGシリーズ「トレインボットユキカゼ」のレビューです。

 

前回はE200系新幹線形態を、ベースとなったダイアクロン版と比較しつつ、ロボットモードへの変形過程まで紹介しましたが、今回はお待ちかねのロボット形態のレビューです。

 

ダイアクロン版と比較すると、頭部、胸部の造形、「そんな細かいところまで拾うのか!?」と思う腰部の4つの穴のディテール、すねのラインなどがしっかりと受け継がれていることがわかります。配色の再現度も高いです。

 

後ろ姿。新幹線の先頭部分を背負うような背面が特徴のトレインボット。ダイアクロン版では差し替えでしたが、MPG版では完全変形を実現しています。

 

こちらがダイアクロン版。こちらはこちらで、シンプルな構造で変形と合体がよく両立されています。

 

ダイアクロン版はMPGの脚部よりも小さいミニサイズですが、それだけMPGが大人の手にも扱いやすい大きさになっているということでもあります。ダイアクロン版の細かいディテールを、デフォルメしつつハイディテールに昇華させていることもうかがえます。

 

胸部周辺。MPGでは頭部のゴーグルにクリアパーツを採用。その奥に2つの瞳が見えます。そのほか、ダイアクロン版ではシールで再現されていた胸部の模様は、MPG版ではクリアパーツも使用して表現。

 

前述した腰部の4つの穴などが確認できる下半身の比較。くびれのなかったダイアクロン版の腰から進化し、非常にいいスタイルにアレンジされています。

ひざの上あたりの造形やすねから足首までのディテールも、ダイアクロン版を元にアレンジされています。

 

頭部の可動範囲。ボールジョイントで顔の上下、回転が可能。この画像だと青いゴーグルや、そこから透けるツインアイが確認できます。

 

肩は軸可動ですが水平方向へ90°以上持ち上がり、前後方向の回転でも360°可動。

 

肘は二重関節。手首は軸回転。指は武器を握らせるための可動があります。

 

腰のひねりは、パーツが干渉するところまで可能。

 

フロントスカートが持ち上がるので、股関節は前方向で90°程持ち上がります。後方へはほぼ持ち上げられません。

 

左右の開脚は、ご覧のように水平まで広げられます。

 

太ももの上部でロール回転。

 

膝は90°まで曲げられます。

 

足首も複雑な変形のため、可動はおとなしめ。内側に倒せるほか、つま先が下に倒せます。

 

バックパックも少し持ち上げられます。

 

ここからは裏技的になるかもしれませんが、胸部のロックを外してパネルを開くと上体を前傾させることができます。

 

同様に、肩の付け根側のロックもはずれるので、後方への肩のスイングも可能となります。

 

ライデンの頭部はバックパックに取り付けることが可能です。

 

このほか、肩のパネルも変形用の可動を応用して可動させることができます。

 

「さあ! ポージングだ!!」

ユキカゼといえば、デストロンの気を引くために陽動で相撲をとっていたのが有名ですね。

 

足首がカッチリしていて股関節の可動も優秀なため、このようなハイキックポーズでも自立します。

 

脚部の長さのバランスのおかげで、片膝立ちも可能。

 

腰のひねりがあるおかげで、スノーレーザーを構えるポーズも力強く決まります。

 

昔のロボットアニメにありそうな立ちポーズ。つま先の可動はやや控えめですが、バランスをとればこのくらいのポージングは可能です。

 

肩の水平方向への持ち上げ角度が大きいため、肩のパネルをひるがえしているような演出も可能。

 

裏技的可動を駆使して、自分だけのポージングを見つけてみてください。

 

トレインボットのリーダーであり、ユキカゼの兄でもあるショウキ(右)とのツーショット。同じ新幹線から変形するトランスフォーマーですが、変形方法が全く異なるためシルエットも違うのが面白いです。

 

同じ脚部担当のゲツエイ(右)とのツーショット。新幹線とブルートレインとでは車両の長さが違うのですが、ロボットモードではほとんど変わりない身長となっているのもまた面白い。

 

変形機構にはほんの一部共通する部分はありますが、ほとんど別物。これから発売する両腕組の変形は、果たしてどのくらいの違いが出てくるのでしょうか!?

 

これまでに発売されたトレインボットの3体を並べてみました。気づけばメンバーも半分が揃い、ライデンプロジェクトも折り返し地点までやってきました。

最後に、ユキカゼを合体形態に変形させましょう! ただし、こちらも変形手順が多いので、大幅に省略してのご紹介となります。

 

新幹線モードから変形開始。こちらも、あらかじめスノーレーザーとライデンの頭部は取り外しておきます。

ロボットモードへの変形と同様に、各部パネルを展開。

 

90°折り曲げます。

 

持ち上げた部分を左右に分割し、内部のパーツ類を細かく変形させていきます。

 

言葉で説明するのは難しいので、ここは内部の部品だけでなくパネル類も見事に変形していくのだな、ということだけお伝えいたします。

 

で、いろいろありましてここまでくればほぼ完成。

 

ダイアクロン版(右)の脚部モードとの比較。ダイアクロン版とはまぁったく違う超絶変形。ダイアクロン版が差し替え変形であったのに対し、MPG版では完全変形を実現しました!

 

ライデンの頭部は、ショウキに素直に合体。これだけでもかなり感動ものです。

 

発売済みのトレインボット3体を、合体モードに変形させた状態で並べて見ました。あとは両腕と腰部。早く合体させてみたいですが、現状ではここまででおあずけです!

次に発売予定となっているのは6月発売のスイケン。こちらは昨年の展示イベントに飾られていた姿ですが、変形ギミックに関しては予測不能! 早く触ってみたい!!

 

続くセイザンとカエンの開発も進んでいるらしいことは、付属の小冊子からうかがえます。タカラトミーさん! 残り半分もがんばってくださいね!!

 

ゲツエイの時にもお見せしましたが、最後に試作品ライデンの写真を見て、残りのトレインボットの変形を予想しながらお別れいたしましょう!

トレインボットの続きもお楽しみに!

 

【商品情報】

■MPG-03 トレインボットユキカゼ

・メーカー:タカラトミー

・発売中

・メーカー希望小売価格:19,800円(税込)

・対象年齢:15才以上

【泰勇気の出演情報】

・ NETFLIX海外ドラマ「Locke&Key」シーズン1、2配信中(タイラー役)
・ 橘猫工業「ハンドレッドエッジ」PVナレーション
・ YouTubeガンダムベースライブch川口名人のすいプラ」毎週水曜18時配信(アシスタント)




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