「フォールガイズ」に実装される新機能「Fall Guys クリエイティブ」を先行プレイレポート! 多彩なオブジェクトを配置し、自分だけのコースを作れる

2023年05月10日 07:000

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PS4/PS5/Xbox Series X|S/Xbox One/PC向けに配信中のパーティーロイヤルゲーム「フォールガイズ」において、本日より新たにクリエイト機能の「Fall Guys クリエイティブ」が配信された。本機能は作中に登場しているようなコースを自分自身で自由に作成できるというもので、作ったコースはほかのプレイヤーと共有することも可能だ。

 

このクリエイト機能をひと足早く遊ぶ機会を経たので、そのプレイレポートをお届けしよう。

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スタート地点からチェックポイント、途中の障害物まで思いのまま

 

 

Fall Guys クリエイティブモードを始めるには、まず「フォールガイズ」のメインメニューにある上記の項目のうち、レンチのマークのものを選択。すると「新規作成」と「ロードする」という2つの選択肢が出てくるので、新規作成を選べばいい。今回の試遊ではロックされていたので遊べなかったが、レース以外のモードや題材となるテーマは複数用意されているようだった。

 

 

開始直後の画面には背景以外なにもない状態だが、ここからプレイヤーはさまざまなオブジェクトを配置してコースを作っていく。スタート地点やゴールなど、コースを作成するうえで欠かせないオブジェクトさえ用意しておけば、あとはこちらの思いのままだ。

 

 

厚さや面積を調整して、正方形にして広場を作ったり、長方形にして通路を作ったりと、床ひとつを取ってもさまざまな使いかたができる。そこにダミーと本物が混ざった扉を設置し、さらにその奥に回転するハンマーや反発する棒などを混ぜて最後にゴールを置けば、それだけでちょっとしたコースができあがる。

 

上記のような構成なら、ほんの十数分もかければ完成するのでお手軽だ。クオリティで言えばお粗末だが、最初から凝ろうとするとなかなか終わらせられないことも多いので、まずはこうした簡単な構成から始めたほうがいいと個人的には思った。

 

 

オブジェクトには個別で細かい設定を決めることもできる。前述した扉のオブジェクトであれば、設置する扉の数と、その中で開く扉の数を設定可能。回転するハンマーなら回る速度、反発する棒なら接触したプレイヤーがはじかれる強さなど、そのバリエーションは非常に多い。

 

 

さらにオブジェクトは高さや角度も調整可能だ。扉なら水平にすることで、本来なら当たりとして使われることの多い、開く扉を落とし穴にできるし、送風機の場合は垂直に置くとプレイヤーの障害になり、逆に水平に設置すると、今度は下から上に押し上げてくれる足場になる。個別の設定と高さや角度を組み合わせれば、オブジェクトに多彩な役割を持たせられるため、やり込んで中身を知るごとに、コースでできることも増えていくだろう。

 

 

 

いっぽうで制限もある。ひとつはオブジェクト同士が近すぎると干渉して置けないこと。四角形や三角形などの単純なオブジェクトを設置しているとわかりにくいが、たとえば気球に吊るされた大砲などを複数個並べる際は、大砲よりも大きな気球が互いに接触しないように気を付ける必要がある。

 

2つ目は、オブジェクトにはそれぞれコストがある点。配置したオブジェクトのコストの合計が1000以下になるように調整する必要がある。オブジェクトによってかかるコストは違うので、人によっては制限内に余裕で収まることもあるし、逆にあふれてしまう場合もあるだろう。そこはコースの構成次第となる。

 

 

各ツールはかなり簡略化されており、オブジェクトを変形させるにも、数値を入力するのではなく、専用のアイコンを選んでスティックで操作するという、パソコンの操作で言うならドラッグ&ドロップに似た方法になっている。
オブジェクトごとの設定画面でも項目はしっかり分けられており、1回のアクション単位でもとに戻る機能もあるおかげで、仮に間違ってオブジェクトを消してしまっても問題ない。さらに、作ったコースはいつでもテストできる。今回2~3時間ほどかけてコースを作ってみたが、制作に手間取ったのは初めてクリエイティブ機能を使った最初の段階だけで、後はスムーズに行えた。

 

筆者が作ったコースの完成形。「葛藤」をテーマに、難しいがゴールまでの距離が短いルートと、簡単だが遠回りを強いられるルートの2つで構成している

 

 

 

 

 

なお、制作中とテスト中では視点が違ってくることは覚えておきたい。制作中の視点は俯瞰なので、画面はやや引きになっている。いっぽうのテスト中の視点はキャラクターの背中越し。それぞれでコースを見る距離が全然違うため、制作中にちょうどいいと思ったサイズが、実際に遊んでみると想像以上に大きいというケースが筆者の場合は多かった。なので、制作中はやや小さめにコースを作っておくといいかもしれない。

 

作成したコースをテストプレイで遊ぶと、16桁の「共有コード」が発行される。このコードを友だちや「フォールガイズ」のコミュニティと共有すれば、自分のコースをほかの人に遊んでもらえる。公開中のコースは専用のページに掲載され、クオリティが高かったり、多く遊ばれていたりするものについては、運営側がピックアップすることも。

 

 

 

クリエイティブ機能はゲーム作りになじみのない人でもとっつきやすいような、簡単かつシンプルな構造になっており、角度や位置を調整することでオブジェクトの機能を応用できるのも相まって、かなり長く遊べそうな印象を受けた。現在「フォールガイズ」のプレイヤー数は5000万人を超えており、これに有志が自由にコースを作れるクリエイティブ機能も加われば、人気はさらに加速しそうだ。

(文・夏無内好)

 

  • 【タイトル情報】
  • フォールガイズ
  • ジャンル:アクション
  • 対応機種:Switch/PS4/PS5、PC(Epic Games)/ Xbox One/Xbox Series X/S
  • 配信日 :2020年8月4日
  • メーカー:Epic Games
  • CERO:A
  • 公式サイト:https://www.fallguys.com/ja

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