【プラキットレビュー】P.A.WORKS初のロボットアニメ「クロムクロ」より、MODEROID「クロムクロ」発売! アニメのプロポーション再現&驚きの可動範囲に注目せよ!

2022年07月08日 16:090

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

アニメ「クロムクロ」の主役ロボット「クロムクロ」が、グッドスマイルカンパニーのプラキット「MODEROID」シリーズに登場!

アニメ「クロムクロ」は、「P.A.WORKS15周年記念アニメーション作品」として、2016年4月から9月にかけて放送されたロボットアニメです。それまで「true tears」「Angel Beats!」「Another」「TARI TARI」「SHIROBAKO」など、主に日常を舞台にした作品を発表していたP.A.WORKSの新作ということで、どんなアニメになるのか……と思っていたら、まさかのロボットアニメだったとは! 放送前は情報が制限されていたこともあり、いざ本編を観た視聴者の度肝を抜いたものです。

 

そんなアニメ「クロムクロ」ですが、主人公ロボ「クロムクロ」以外にも多数のメカ・ロボットが登場したのですが放送当時は、キャラクターのグッズ展開が中心となっており、ロボ好きにとってはちょっぴり寂しい記憶が残る作品でもありました。

しかし! 6年の時を経て、待望のプラキット化が実現!

ということで、アキバ総研もキットを入手。レビューしてみました。

 

まずはパッケージから!

刀を手に、仁王立ちするクロムクロの姿が男らしい!

 

パッケージ背面には、キットの魅力を一覧できる写真が。期待感が高まります!

 

こちらが付属のシール。お手軽に仕上げたい人はAシールのみ。もう少しリアルに仕上げたい人は、Bシールも追加で貼り付けましょう。

 

というわけで、さっそく組み立ててみましょう。

まずはAシールのみのパターン。

 

黒光りする装甲と朱色がかった部分のコントラストが、実に渋い! 黒い装甲にギラリと光る金色の鋲が、これまたいいアクセントになっています。この金シールですが、つや消しゴールドとなっており、高級感のある輝きを放っています。

 

日本の甲冑における大袖(おおそで)を思わせる肩アーマーや、臑当(すねあて)や貫(つらぬき)を思わせる足回りなど、鎧武者的な風貌が特徴です。

 

センサーやラインなど、色分けが非常に細かい頭部パーツは着色済み。そのほかの部分は、ほぼ成型色だけで色分けされており、素組で設定どおりのクロムクロが完成します。

 

背中には、コクピットブロック「ザ・キューブ」が。

 

設定通りに着脱が可能。

 

 

さすがに変形はできませんが、かなり細かい部分まで色分けしています。

 

ご覧の通り、つま先がかなり小さいロボットなので、自立させるのがちょっと難しいクロムクロ。

そこで、立ちポーズを補助するスタンドがついてきます。

 

腰から伸びたパーツにスタンドを接続することで、重心が後ろにかかっても転倒するこがなくなります。

 

 

続いて可動をチェックしてみましょう。

 

顎の上げ下げや左右への回転など、首の可動もあり。

 

腕は真上に振り上げたり、真横に90°ほど上げたりできます。

 

肘の可動も優秀。

 

 

ほぼ180°折り曲げることができます。

 

肘関節部分に横ロール軸があるので、このようにひねりをいれることが可能。ポージングの強い味方!

 

背中にマウントしている鞘からは、超振動刀を抜くことが可能。

 

優秀な上半身の可動をうまく使えば……

 

抜刀ポーズをとらせることができます。

 

 

腰も複数の可動部が用意されているので、けっこうグリグリ動きます。

 

 

 

前後の屈伸も可能。

 

続いて脚を見ていきましょう。

 

左右の開脚はこのくらい。

 

けっこうごつい腰回りにもかかわらず、なんと立て膝可能!

 

すね部分を、関節とは逆方向に曲げることも可能!

 

 

 

Bシールも貼ってみる!

続いてBシールも貼って、さらにディテールアップしていきましょう。

 

 

主に前面の鋲を補完していたAシールですが、Bシールは側面や背面の鋲を補完。さらにザ・キューブの色分けや脚パーツの黒色部分など、より細かく色分けできるようになっています。

 

 

 

Bシールを貼ると、キットの密度感もグッと増します。

 

ハンドパーツはこれだけ用意されています。

 

握り手のほか、手首の角度が異なる武器持ち手が2種類ずつ。左手側には異なる開き手が2種類あります。

 

股間部分には「THE シンプルスタンド」に対応した、3ミリ径の穴が開いています。

 

 

スタンドを使えば、ポージングの自由度もさらに増します。

  

いろんなポーズを取らせてみる!

 

それではここからいろんなポーズを取らせてみます。

 

 

左の開き手がいい感じの表情をみせるので、武器の構えポーズが決まります。

 

 


二刀流に挑戦!

 

 

スタンドを使えば、大きく足を広げて構えるポーズも決まります。

 

 

THE シンプルスタンドを使って、躍動感あふれるアクションポーズを取らせることもできます!

 

腰をかがめて、攻撃の機をうかがうクロムクロ!

  

というわけで、MODEROID「クロムクロ」のレビューでした。

限りなく人体に可能なアクションを再現できる優秀な関節構造と、どんなポーズでもバッチリかっこよく決まる造形のマストバイアイテムです!

カラーリングも成型色とシールでほぼ再現可能なのも嬉しいところ。あとは超振動刀の刀身を金属色で塗装すれば、完璧だと思います。

 

ここまで完璧なクロムクロを出していただけたとなると、やはり気になるのがアニメ後半に登場したクロウとの合体も再現できないのかな……ってことです。サポートメカとの合体で、空を飛べるようになる主役ロボという超王道展開は非常に胸アツでした。

ぜひあの名場面を再現したいところ……!

ひとまずみんなで「クロムクロ」を購入し、シリーズが続行するよう応援しましょう!

 

【商品情報】

■MODEROID クロムクロ

・メーカー:グッドスマイルカンパニー

・価格:6,100円(税込)

・発売中

・仕様:組み立て式プラスチックモデル・ノンスケール・専用台座付属

・全高:約150mm

・原型制作:森口あらん

 

©クロムクロ製作委員会

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放送日: 2016年4月7日~2016年9月29日   制作会社: P.A.WORKS
キャスト: 阿座上洋平、M・A・O、上田麗奈、瀬戸麻沙美、石川界人、小林裕介、武内駿輔、杉平真奈美、麻倉もも、東條加那子、木村良平、植田ひかる、楠大典、小西克幸、Lynn、木村珠莉、巻島康一、手塚ヒロミチ、佐藤利奈、木内秀信、後藤哲夫
(C) クロムクロ製作委員会

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