【食玩レビュー】歌え! 踊れ! 「ミニプラ 暴太郎戦隊シリーズ01 ドンモモタロウアルター」を作れ、作れーい! 規格外のプロポーション、色分け、可動範囲がすごい!

2022年04月21日 12:430

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放送開始から1か月以上が経ち、これまでの「スーパー戦隊シリーズ」にはないディープなキャラ掘り下げエピソードが展開している「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」。皆さんも、楽しんでますか!?

ナチュラル・ボーン・リーダー(だけど過去に心の傷あり)の桃井タロウをはじめ、濃いキャラクターたちが繰り広げる本作は、毎週日曜日のモーニングルーティンとなっている方も多いことでしょう。

 

そんな「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」から、毎年恒例となっているミニプラの商品展開がスタートしました。第1弾は、「ドンモモタロウアルター」!

一見、ロボットに見えるんですが、実はドンモモタロウが「アバタロウギアアルター」の力でアルターチェンジした特別なアバターである「アルター」なのです。さらに歴代スーパー戦隊のアルターと合体することで、さまざまな戦い方が可能となるという可能性の塊のような形態です。

 

というわけで、さっそくミニプラ「ドンモモタロウアルター」をレビューしてみましょう!

 

ドンモモタロウアルターの雄姿が描かれたパッケージ! デザインはシリーズ6種すべて共通。

 

背面にはさまざまなポージングが。完成が楽しみです!

 

今回は、シリーズ6種類を全部揃えるとドンモモタロウアルターが完成します。一体のロボットに対し、6種というずいぶんと贅沢な仕様になっています。

 

ランナーを見てみましょう。

 

 

 

 

 

 

成型色は5色。食玩プラモとしては、かなり充実した構成のように思えます。

もちろん1個ずつラムネもついてきますよ!

 

というわけで、こちらが完成したドンモモタロウアルターです!

 

 

組み立て時間は30~40分ほど。ガンプラでいうところのHGシリーズを作るくらいの感覚ですね。

 

体をSの字気味に反らせて立たせることもできます。

 

武器を背負わせてみました。

 

全体的にスマートかつヒロイックな仕上がりとなっており、めちゃくちゃカッコいいです!

 

成型色で、ほぼ完ぺきに色分けされており、組み立てるだけで驚きの完成度!

ちょっと感動ものです。

 

続いて可動範囲をチェックしましょう。

 

まず、ミニプラ「ドンモモタロウアルター」の特徴である肩アーマーですが、肩から伸びるスイングするアームと、可動軸の組み合わせでかなりフレキシブルに動かすことができます。

 

左側が可動する軸受けで、右側がポージング用の固定軸受け。好みに合わせてアームの軸をはめこんでください。

 

右肩が可動する軸受けにアーマーを接続した状態。左肩が固定式の軸受けにアーマーを接続した状態です。

 

腕は真上に上げることが可能。固定式の軸受けに接続した場合、横方向へは肩アーマーと干渉する都合でここまでしか上げることができませんが……

 

可動軸に接続すると、ここまで腕を上げることができます!

 

両肩とも引き出し構造になっていて、思い切り腕を前方に引き出すことができます。

 

腕の可動は、かなりすごいことになっていまして、肩が軸可動、上腕がロール回転、肘が軸可動&ロール回転、手首は内側と外側に軸可動、ハンドパーツはボールジョイントと、「どんだけ可動部があるんだよ!」とツッコミを入れたくなるほど。

 

肘部分は2重関節となっており、かなり深く折り曲げることが可能。よく見ると、腕や肩の一部に「シボ加工」(表面をザラッとさせた処理)が施されています。細かいディテールが追加されて、情報密度がグッと増しています。

 

 

手首の可動範囲もかなり大きくなっております。

 

ハンドパーツは、武器を持たせることのできる通常のものに加え、平手、握り拳の3種類が用意されています。

 

特筆すべきは平手パーツ!

 

 

ボールジョイントの手首接続部に加え、手の平側にも可動部があるので……

 

こんな感じで、大見得を切ったポーズを取ることもできてしまうのです! いよぉ~~!

 

 

腰にも可動部が設けられており、横方向への傾けや腰のひねりはもちろん、前方へかがませることもできます。

 

脚の可動部も盛りだくさん!

 

股関節が前後ロール&軸展開、モモ部分がロール回転、膝が軸回転、足首はすね側に前後の軸可動、足側がロール回転、軸で内側への可動が可能となっており、まるで本当の人体のようなポージングが可能に。

 

つま先も折り曲げ可能。アキレス腱を伸ばして、踏ん張るポーズなんかも取れます。

 

 

首は大きく上下させることができます。

 

首の回転も。顎を上に傾けることで、360°回転させることができます。

 

 

ちなみに、特徴的なサングラス部分ですが、成型色を生かすか、ハイライトの入ったシールを貼るかが選択可能。今回は成型色を生かす形で組み立てました。

 

お尻には軸受けがあるので、スタンドに接続することができます。

 

そして、武器。

 

 

メインウェポンの刀は、両サイドにしっかりシールが用意されており、見映えはバッチリ。

 

そして、ドンブラスターも付属。刀と組み合わせて、ガンカタ的なポーズも取れちゃいそうです。

 

それではいくつかポーズを取らせてみましょう!

 

 

 

膝立ちポーズもなんのその!

 

 

今にも飛びかかりそうな、ファイティングポーズ!

 

ホールドアップ!

 

ドンブラスターを持って、キメ!

 

とにかくよく動くので、どんなポーズを取らせてもカッコよく決まってくれます。

 

静かに闘志を燃やすポーズ。

 

ネリチャギ!

 

正座で精神統一。

 

そして、もうひとつの桃形態へも差し替えナシで変形可能!

 

さらにミニプラ版「ドンモモタロウアルター」には、ディスプレイ台もついてきます。

 

これまでのミニプラ同様に、「ミニプラ」というロゴのほか、タイトル、キャラクター名などが記されたシールがついてきます。

 

どことなく五月人形的な、トラディショナルな雰囲気を感じませんか? やっぱり日本の昔話「桃太郎」をモチーフにしているからなんですかね。

 

ちなみに、ディスプレイ台を裏返すと、使用しない武器やハンドパーツを格納できるので、うっかりパーツをなくす心配もありません!

 

最後に、チェンジヒーローズ版とミニプラ版を比較してみました。

 

ミニプラ版(左)は頭が小さく、全体的にスマートな印象。チェンジヒーローズ版(右)はどっしりとした、力強い印象です。ポーズを取らせて飾るならミニプラ、ガシガシ動かして遊ぶならチェンジヒーローズと目的に応じて遊び分けるといいかもしれません。

 

桃形態。

 

左側がミニプラ版、右側がチェンジヒーローズ版です。肩アーマーの大きさが異なるので、意外と印象が異なります。

 

というわけで、ミニプラ「ドンモモタロウアルター」でした!

ロボットの可動プラキットとしてはもはや食玩の域を超えたクオリティと言っても過言ではないでしょう。

これはミニプラ史における重要なキットになること間違いなし!

文句なしのおススメホビーです。

 

 

すでに「トッキュウパーツ」「ルパンレンジャーアルター」「パトレンジャーアルター」がラインアップに名を連ねる第2弾の発売が告知されており、今後、新たなアルターが出るたびにどんどん遊びの幅が広がっていく模様。

遊びごたえありまくりのミニプラ「ドンモモタロウアルター」は、見つけたら即ゲットのマストアイテムなのです。

 

今後のシリーズ展開からも目が離せません!

 

【商品情報】

■ミニプラ 暴太郎戦隊シリーズ01 ドンモモタロウアルター セット

・発売中

・メーカー希望小売価格: 2,574円(税込)

・売場:全国量販店の菓子売場等

・対象年齢:3才以上

・全6種がセットになった商品です。

 

●プラスチックモデル6種セット(全1種)

1.ドンモモタロウアルターA

2.ドンモモタロウアルターB

3.ドンモモタロウアルターC

4.ドンモモタロウアルターD

5.ドンモモタロウアルターE

6.ドンモモタロウアルターF

●ラムネ菓子6個

 

■ミニプラ 暴太郎戦隊シリーズ01 ドンモモタロウアルター

・発売中

・メーカー希望小売価格: 各429円(税込)

・売場:全国量販店の菓子売場等

・対象年齢:3才以上

 

●プラスチックモデル1個(全6種)

1.ドンモモタロウアルターA

2.ドンモモタロウアルターB

3.ドンモモタロウアルターC

4.ドンモモタロウアルターD

5.ドンモモタロウアルターE

6.ドンモモタロウアルターF

●ラムネ菓子1個

 

(C)テレビ朝日・東映AG・東映

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