【2024】仮想異世界にトリップ!PSVRゲームオススメ3選!

2023年01月01日 13:590

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

お盆休みが終わり、夏休みもそろそろ終わりに近づきつつある今日この頃。「まだ休んでいたい~」。あるいは、「夏休みなのに何もできなかった~」という、そこのあなた! 家にいながら、こことは違う世界にダイブして、ひと時現実を忘れてみませんか?

 

それを可能にする技術、それこそが「VR(Virtual Reality「仮想現実」)」です。VR技術とは、簡単に言うと右目用の映像と左目用の映像をそれぞれ分けて出力することで、普段あたりまえに目で見ているような立体視が可能になる技術のこと。ただ立体視映像を楽しむのであれば、通常の動画コンテンツでも体験できますが、自身の動きに合わせて、自由に空間の中を移動できるという体験は、VR技術を活用した「VRゲーム」ならでは。

 

たとえば、通常VR映像だと壁の裏をのぞくことはできませんが、VRゲームであれば首を壁の裏へ移動させ、覗き込めるのです。このように、プレイヤーがVR空間を思うように動き回れることにより、仮想世界に入り込んだような没入感を体験することが可能なのです。

 

ただ、VRの話題を出すと、多くの方が「あ~、一時期流行ったよね」といった反応になりがちです。なかにはVRゲームで激しく酔った、という苦い経験から敬遠しがちな方もいらっしゃるでしょう。ただ、VR技術は日々進化しています。機器の性能が上がった、というよりも、プレイヤーを快適にゲームへと没入させていく工夫やVR酔いを防止する技術が日進月歩で進化しており、かつてVRゲームの酔いにノックアウトさせられた筆者でも楽しくできるゲームが最近は続々と発売されています。

この機会に、一度VRから離れていた方にぜひ戻ってきてほしい!

というわけで、今回は最近新発売されたVRゲームの中から、イチオシの3作をピックアップして紹介していきます。

仮想異世界にトリップできるPSVRオススメゲーム


リトルウィッチアカデミアVR ほうき星に願いを

  • ジャンル:ドッキドキーのワックワクーなVRホウキレーシングゲーム
  • 開発・販売:UNIVRS
  • 対応言語:日本語 / 英語 (ボイス含む)
  • 発売日:2021年7月16日(金)
  • 価格
  • PlayStation® VR版:3,990円(税込)
  • Steam版:2,990円(税込)
  • Oculus Rift版:2,990円(税込)
  • Oculus Quest・Quest版 2:2,990円(税込)

本作、「リトルウィッチアカデミア VR」は、アニメ「リトルウィッチアカデミア」の世界観を舞台に、VRでレースをしよう、というゲーム。特許出願中の独自技術である”酔いを防止する技術“を採用することで、VR酔いを極限まで軽減し、プレイヤーがキャラクターと一緒にホウキで自由に空を飛び、魔法を駆使してレースをするという飛行体験をお手軽に楽しめます。


そもそも「リトルウィッチアカデミア」とは、「キルラキル」や「SSSS.GRIDMAN」で知られる日本のアニメ制作会社、TRIGGERが制作したアニメ作品。魔法学校に入学した主人公“アッコ”が、失敗を繰り返しながらもさまざまな試練に立ち向かい、仲間とともに成長していく青春&ファンタジーアニメです。
ゲームでプレイヤーは体験入学生として、アニメに登場した魔法学校の仲間たちと関わっていくことになります。冒頭から潘めぐみさん演じる「アッコ」ことアツコ・カガリが登場。彼女を追いかけるため、ホウキを使って空を滑空し魔法学校宿舎へと移動します。テンポがいいですね。



ちなみに、このホウキで空中移動する「ホウキレース」と、後に登場する「ゴーストハント」が本作のメインモード。どちらもホウキを使用したレースゲームであり、ホウキにまたがった時の独特の浮遊感と遠景までしっかりと描写された風景が、立体感を感じさせ、非常にすばらしいです。



画像で見ると、通常の3Dフライトゲームの画面のように見えるかもしれませんが、実際にVR機器を使用すると、本当に魔法学校の上空を飛んでいるような体験をすることができます。VRゲームの中には、ゲーム中の遠景描写を2Dの画像貼り付けで処理している場合も多いのですが、本作は比較的遠くにある建物や木々もしっかり立体で表現されており、空間の広がりをしっかりと感じられます。「どこにでも行けそう」という感覚は、VRゲームの没入感に大きく作用しています。


こうした浮遊感のあるVRゲームやレース系のVRゲームにありがちなのが「VR酔い」です。普段ゲームで酔わない方はもちろん、乗り物酔いをしないという方もVRゲームを体験すると酔ってしまうことが多く、これがVRゲームからプレイヤーが離れてしまう一因にもなっています。かく言う筆者も、ホラー系のVRゲームや戦闘機に乗るようなVRゲームでひどく酔ってしまったことがあります。

そこで、本作では先述の“酔いを防止する技術“が大活躍! VRHMD(VRヘッドマウントディスプレイ)とコントローラーのセンサー値からジェスチャー認識システムで体の動きを検出し、体の動きとVR内の動きをリンクさせることで、従来はプレイヤーを動かさないことで解決していた酔いを、動いても酔いにくくなるようにしています。


もちろん従来のVRゲームと同等の浮遊感や激しい移動はあるのですが、今までプレイしたVRアクションゲームと比較して、最も酔わないVRゲームと言っても過言ではありませんでした。


こうした、“酔いを防止する技術“に加えて、リングをくぐるというレースの基本システムのおかげで、いい意味で視野狭窄状態になること、操作とそれにともなう視点移動の予測可能性が高いこと、動いている最中は激しく周囲を見渡す操作を必要としないこと等により、VR酔いが驚くほど少なくなっていると思われます。本作のようなゲームジャンルでここまで酔わないのは驚くべきことです。



ちなみに、ホウキを使ったアクティビティ以外にも、ミッションで獲得したポイントやチケットを使って新しいホウキを入手してみたり、ホウキの強化を行ってみたりなどのカスタマイズ要素や、フルボイスで進行するオリジナルのストーリーパートが用意されています。

酔いにくい快適なフライト体験ができる点はもちろん、アニメの世界に入り込める面でも魅力的な本作。ぜひプレイしてみてください。

©2017 TRIGGER/吉成曜/「リトルウィッチアカデミア」製作委員会 ©︎UNIVRS, Inc.

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ALTDEUS:Beyond Chronos

  • ジャンル:VRインタラクティブストーリーアクション
  • メーカー名:MyDearest株式会社
  • 価格:
  • PlayStation® VR版: 5,478円(税込)
  • Steam版:5,480円(税込)
  • Oculus Quest版:3,999円(税込)
  • OculusRift版:3,999円(税込)
  • 発売日: 2021年4月15日(PlayStation® VR版)

「VRでノベルゲームをプレイしたらおもしろいのでは?」本作はゲーマー達のそうした妄想にひとつの回答を与えてくれたゲームです。ただ、「ひと言で、本作はどんなゲームか?」と聞かれると説明に窮してしまいます。そんな、まったく新しいジャンルのVRゲームが本作です。

 

巨大な人型兵器「マキア」を使った戦闘でのアクションによって展開が変わる「マシンアクションパート」、VRでライブを体験できる「VRライブパート」、VR空間上のオブジェクトを手に取り、謎を解いていく「探索パート」、AIが提案する選択肢を選び進める「アドベンチャーパート」と、さまざまなゲームジャンルがギュッと詰まっているのです。

 

 

ただ、これらをすべてまとめて、既存のジャンルに当てはめるようとすると、前例が存在しないため、それゆえに「新時代のノベルゲーム」と形容するのが最も近いと感じます。そういった意味では、公式に表記されている「VRインタラクティブストーリーアクション」は正に的をえていると言えます。

 

 

ゲームでは、人型兵器「マキア」に乗り、戦うことになります。戦闘マシンを起動、シールドを展開、キャノンを発射、という動作を組み合わせてアクションを行うわけですが、ここでプレイヤーは「キャノンを発射しない」という選択も可能です。こういった自身の行動を決める選択は、よりノベルゲーム的な「探索パート」や「アドベンチャーパート」でも同様に存在します。選択に意味があるゲーム。それが本作なのです。 加えて、基本的に主人公であるプレイヤーが激しい動きをする場面がないので、酔いにくくなっています。

 

 

ゲームの舞台は、未知の侵略体「メテオラ」により人類は壊滅的な被害を受けるも、AR技術を中心としたテクノロジーによって復興を遂げた、地下都市にして最後の砦である2280年の東京 (Augmented Tokyo) 。未来世界の2280年ということで、視界に情報を表示してくれるAR技術の表現がゲームに登場。この表現とVR技術の親和性は抜群で、SF映画などでよく見られる、視界にホログラム状のデータが表示される。という演出にワクワクさせられます。

 

 

人類を壊滅させた超巨大生物「メテオラ」を討ち滅ぼすべく、仲間とともに戦ってきた主人公ですが、それもすべて親友"コーコ"の仇を討つため。次々に迫りくるいくつもの重要な"決断と選択"。VRゲームでは、トップクラスに濃密なストーリーをぜひ体験してみてください。

ちなみに、本作は、ファミ通・電撃ゲームアワード2020 アドベンチャー部門【最優秀賞】を獲得、週刊ファミ通 クロスレビュー プラチナ殿堂入り、Oculus Questストア内ユーザー評価【世界No.1】を獲得!(2021年1月 Road to VR調べ)と、世界的にも評価された作品となっています。

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Winds & Leaves

  • ジャンル:アドベンチャー, シミュレーション
  • メーカー名:Trebuchet Studio Inc.
  • 価格:PlayStation® VR版 3,190円(税込)
  • 発売日: 2021年7月27日

「Winds & Leaves」は、荒れた大地を緑に戻す「植物相ビルダーゲーム」です。荒野に放り出されたプレイヤーは、植物を成長させる古代技術を習得できる唯一の存在として、木を植え、さまざまな土壌に適したフルーツを栽培していきます。

 

 

プレイヤーは、背の高い古代建築物を目指して植林していくのですが、木の近くでしか活動できないという制約があるので、まず木を植えて拠点を作り、実ったフルーツを取得。そしてさらに木を植えていく……。これを繰り返すことで森を作っていきます。そして、無事に森が古代建築物までたどり着けば、古代の知識で新たな能力を得ることができます。

 

新たな土壌の土地に進出すると、フルーツの種類をかけ合わせ、新たな品種を生み出すことも可能です。また、突然の雨や雪に遭遇することもあります。例たとえば、乾いた植生に適した木が嵐にさらされた場合、木は嵐に負けてしまいます。本作では適応度の高い木が適応度の低い木を助けることができるので、多様性のある森になるよう植えていけば、環境の変化にも耐えられるようになります。

 

そのため森の木々は画一化せず、品種を少しずつ変えて多様性を確保することが攻略の手助けになってきます。プレイヤーは、VR世界に入り込み、戦略的に森を育てていく必要があるのです。

 

 

木を植え、フルーツを取り、さらに木を植える……。VR空間で行うこのサイクルは、従来のサンドボックスゲームに似たような、心地よい作業感を与えてくれます。どんどん森が広がり、平面的な荒野から立体感のある森へと変わるビジュアルは、VRで見るとより一層実在感、達成感がわいてきます。

 

さて、これまでの2作品はVRで酔いにくいゲームでしたが、実はこのゲーム、結構酔ってしまいます。これはオープンワールドでどこにでも自由に移動できるゲームシステムである以上、致し方ないのですが、それでもオープンワールド世界の中は自由なので、今回、あえて紹介させていただきました。

 

ただ、VRに慣れていない方にはけっこう大変なプレイになると思いますので、酔い止めを用意するか、体調が悪くなったらすぐに寝て体調をリセットできる環境で楽しむのがよいでしょう。

 

以上、最新のVRゲームについてご紹介していきました。紹介したゲームの発売日はいずれも2021年内。一時のVRブームは落ち着いたとはいえ、まだまだVRの魅力的なゲームは発売され続けています。ぜひチェックしてみてくださいね!

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