「アスラーダ!チャンピオンを獲りにいくぞ!」「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」ヴァリアブルアクションキット第2弾を、泰勇気が作ってみた!前編【泰勇気の週末プラモ第29回】

2021年04月01日 17:130

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社会人ともなると忙しい毎日の中で積みプラが増えてしまいがち……。そんなあなたに代わって、ロボット&プラモデル大好き声優の泰勇気がプラモデル製作に挑戦するのが、この連載!

コンセプトは「忙しい社会人でも、週末の休みを使えばここまでできちゃうよ」。ルールは素組みで、1~2日の制作期間の2点のみ! この連載を読めば、きっとあなたの作ってみたいプラモデルと出会えるはずだ。

 

というわけで、「声優・泰勇気の週末プラモ!」。第29回スタート!

 

第29回「サイバーフォーミュラ」ヴァリアブルアクションキット第2弾(前編)

 

首を長~~くして待っておりました!!

メガハウスさんの「サイバーフォーミュラ」ヴァリアブルアクションキット(VAKIT)第2弾が登場!!

 

今回のラインナップは

・   スーパーアスラーダ01(エアロモード)

・   ファイアースペリオンG.T.R

・   アオイステルスジャガーZ7

の3車種。

 

個人的には第1弾のイシュザークのように、アニメ放映当時にキット化されていなかったファイアースペリオンとステルスジャガーの2台がこのサイズでキット化したことに、この上ない感動を覚えております! メガハウスさんのヴァリアブルアクションシリーズでは立体化されていたりもしますが(そして僕はそれも持っていますが)、それとはまた別の種類の感動なんですよ! わかります!?

このVAKITシリーズは各キットとも、2タイプの形態を選択して組み立てることができます。今回はそれぞれ選択ではなく組み替えながらご紹介してまいりますのでご了承ください。

 

さっそくナンバーの若い順にご紹介していきましょう。

まずはナンバー004「スーパーアスラーダ01(エアロモード)」から!ランナーはご覧のとおり。

 

今回もシャーシ部分は半完成品で、組み立てるのはカンタンです! もちろんこのほかにシールと説明書が同梱されています。

ではまず、2タイプ選択する直前の状態まで組み立てます!

 

本体とリアウイングは、2タイプ共通で使用する部分。自分はここまで5分! 超カンタンでした!!

 

そしてまずは「エアロモード」から。並行して、もう1タイプの「ブーストポッドUPモード」で使用するパーツを組み立てます。自分は先ほどの状態からここまでで10分。合計15分ほどで完成です!!

 

というわけで、まずはスーパーアスラーダ01(エアロモード)をご覧いただきましょう。スーパーアスラーダの特徴的なノーズコーンが分割した、前輪を覆うフェンダー部分がとてもシャープ。リアタイヤもリアウイングとグランドエフェクトファンユニットに覆われて車体周辺の気流を整えます。いわゆる高速走行モードですね。

シールはライト関連のクリアイエロー、「30」のナンバー、フロント両サイドの赤いライン、そしてスゴウのマークです。シールは非常に薄い素材で作られているので貼り付けても段差はあまり目立ちません

アニメ劇中のイメージを重視したスタイリングとなっています。

 

シャープな印象になってもなお、ブーストポッドの迫力はものすごい! 写真中央の黒い部分もシールです。

 

ド迫力の真正面! いや~、さすが主役マシンですね~!!

 

真後ろも、あえて低めの視点からお届け。ブーストポッドと6連エグゾースト、その横に配置された大きなリアタイヤ、そして羽ばたくペガサスの翼のようなリアウイング、ああ……好き!!

 

シャーシの下に落ちている影がほとんど見えないほど地表との距離が近く、しっかりレーシングマシンしています。

 

第1弾のスーパーアスラーダ(サーキットモード)同様にコクピットの中も再現されています。

以前の記事はこちら
作りやすさレッドゾーンの「ヴァリアブルアクションキット 新世紀GPXサイバーフォーミュラ」シリーズで遊んでみた!【泰勇気の週末プラモ 第19回】

そして今回なんとグランドエフェクトファンの収納・展開が可能です!!

 

裏側から見るとこんな感じ。

 

そしてアニメ劇中でもジャンピングスポットなどがあると時おり見ることのできた車体底面。この大きさにもかかわらず、ここまで細かいディテールが施されています!

 

そして僕の好きなアングルを1枚。カメラすれすれを高速でかすめていくような、この角度が好きなんです。

 

そして、車体後部のパーツを交換して赤いパーツとウイングを取り付ければ、

 

「スーパーアスラーダ(エアロモードブーストポッドUP)」となります。ブーストポッドのインテーク面はシールによる再現。

 

スーパーアスラーダとして最も速度の出る形態ということにもなります。簡単な塗装に挑戦するならブーストポッドから露出したアーム部分を塗装するといい感じになるかもしれません。

 

真後ろから見るとやっぱり大迫力! サイバーマシンは前走車のスリップストリームに入ったりすることもあるので、マシンが後方から描かれることも多く、その後ろ姿でそれぞれのマシンの見分けがつくというのもサイバーマシンのデザインの面白さでもあります。

 

サイドから見るとこんな感じ。スマートだったエアロモードも、ブースト使用時は少々ワイルドになります。

 

もちろんこの状態でもエフェクトファンは展開可能。高速走行をしながらのエフェクトファンは若干の危険をともないそうですけどね。

 

 

そして「組み立てプラスひと手間」ということで、0.3mmシャープペンと描き込みタイプのスミイレペンでスミイレ。これでモールドがくっきりして、さらにアニメの印象に近づきました。

 

こちらとの比較も気になっていたことと思われる、VAKIT第1弾のスーパーアスラーダ01サーキットモード(左)との比較。シャーシは似ているように見えて、グランドエフェクトファンの可動が内蔵されているので全くの別物。サーキット/エアロの各モードでシルエットがガラっと変わるのが見事ですね~。ちなみにサーキットモードは塗装しちゃったものなので、キット状態とは異なります。

 

リアから見てもウイングの広がり方でマシンの表情が違います(右がエアロモード)。

タイヤが、サーキットモード(左)だとがっつり露出しているのに対して、エアロモードではしっかりと覆い隠されており、もしかしたら性能以外にも「物語的」にモードチェンジでドライバーの感情も表現していたのではないか、なんて思ってしまうくらい印象が変わります。

 

表情の違いは側面から見ても。リアウイングがコンパクトに変形するので、エアロモード(写真上)は車高も低くなっています。

それでは「スーパーアスラーダ01(エアロモード)」のご紹介の最後に

 

ハヤト「ブースト・オン!」

 

アスラーダ「ブーストポッド作動! エンジン臨界点へカウントスタート!」

 

続きましてナンバー005「ファイアースペリオンG.T.R」。

 

キットはご覧のとおり。今回ももちろんシャーシは半完成。

 

コクピットの中はサイバーシステムのマシンヘッドまで再現されています!

こちらはどのくらいで組み立てられるかな?

 

ファイアースペリオンも2タイプ選択式。共通部分のこの状態まででおよそ10分でした。シールの面積が大きめなので慎重に貼り付けてください。

 

そしてこちらが「サーキットモード」と、もういっぽうのモードで使用するパーツ。大きいシールが多いので慎重に貼り付けましょう。
自分は先ほどの状態からここまでで15分ほどかかりました。それでもカンタンですね!

 

「ファイアースペリオンサーキットモード」

アオイというチームは市販車ベースのマシンでレースに参戦していましたが、アオイのオーナー、葵今日子女史のオーダーにより「モンスターマシン」として開発されたマシンになります。

 

スペリオンG.Tの後ろ姿に似てはいるものの、よりパワフルさを感じさせるリアビュー。リアウイングのこの形状が、アオイのマシンの特徴でもあります。

 

正面。スマートなシルエットに情熱的なボディカラー。

シールの使用個所は、ヘッドライトのクリアイエロー、ナンバー、グリフォンのエンブレム、車体後部のオレンジ色と黒い部分、ブーストポッドの前後と比較的多め。

 

ファイアースペリオンの後ろ姿も、アニメではよく見かけたような気がします。よきライバルでした……。特にランドルが登場するまでは。

 

スーパーアスラーダと車輪の数は同じですが、タイヤの大きさとレイアウトが異なります。

 

やはりスポーティーな車はこの角度に限る! ヘッドライト下のインテークの面構成もかっこよくまとまっています。

 

バックミラー部分には凹みがあるので、ラピーテープの細切りなどを貼り付けると雰囲気が出るかも。

 

リアタイヤの前にはラジエーター(?)のようなモールドがあります。隙を見せませんね~。

 

そしてもうひとつの形態「ブーストモード」と言いますか「フェニックスウイングモード」ですね!

 

大胆に展開したブーストポッドが特徴的。

「サーキットモード」からの変更点は、ブースト基部パーツと、ブーストポッドを展開させると露出するグランドエフェクトファンのパーツの追加。

 

新条「フェニックスウイング!!」

正面から見ると猛烈な勢いで突進してきそうな力強いイメージ。

 

ギュイーーーーーーーン!! スドーーン!!

 

後ろから見ると大胆に展開したブーストポッドがものすごく印象的。

 

サーキットモードでは優等生っぽく見えたのですが、ブーストを展開したことによって、グリフォンがその大きな翼を広げて目覚めたかのような力強さすら感じます。

 

グランドエフェクトファンの造形はこのような感じ。特に第7戦ではものすごく大活躍していたので、記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。

 

そんな第7戦でもよく見られた車体底面もしっかり再現!

 

 

こちらも組み立て「プラスひと手間」はスミイレを選択。モールドがはっきりしているのでスミイレしやすいです。

 

エフェクトファンのみ、複雑な形状なので流し込みタイプのスミイレペンを使用しました。

ファイアースペリオンG.T.Rの締めは、当時多くの人が涙したであろうこのシーン。

 

「執念のゴールイン」

……いや、このシーンはここに来るまでのあの一連の流れを見ていないと伝わらない!!

 

というわけで、前編はここまで! 後編では「AOIステルスジャガーZ7」をご紹介します。

次回も、面白さレッドゾーン!

 

【商品情報】

■ヴァリアブルアクションキット 新世紀GPXサイバーフォーミュラ スーパーアスラーダ01(エアロモード)

・発売中

・価格:1,958円(税込)

・メーカー:メガハウス

 

■ヴァリアブルアクションキット 新世紀GPXサイバーフォーミュラ ファイアースペリオンG.T.R

・発売中

・価格:1,958円(税込)

・メーカー:メガハウス

 
【作品情報】
■新世紀GPXサイバーフォーミュラ 30周年記念プロジェクト発表会

4月15日(木)20:30より配信決定!
・URL:https://www.youtube.com/channel/UCmDLyFjSutfb1MK7F6cMVSA

<泰勇気プロフィール>

声優。Netflix「ロック&キー」(タイラー役・吹替)に出演。

泰勇気YouTubeチャンネル https://t.co/1NnOJV9Tts?amp=1

(C)SUNRISE

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新世紀GPXサイバーフォーミュラ

放送日: 1991年3月15日~1991年12月20日   制作会社: サンライズ
キャスト: 金丸淳一、小野健一、三石琴乃、飯塚昭三、安達忍、松田辰也、竹村拓、速水奨、緑川光、関俊彦、松岡洋子、島田敏、置鮎龍太郎
(C) サンライズ

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