【TGS2020】レベルファイブ最新作「メガトン級ムサシ」、「妖怪学園Y」アプデ情報、「二ノ国」最新作が発表の「LEVEL5 TGS2020 Special Meeting」レポ!

2020年09月27日 12:520

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2020年9月24日(木)~9月27日(日)の4日間、史上初のオンライン上で開催されている「東京ゲームショウ2020 ONLINE」(以下、TGS2020)。その3日目 15時から配信された、レベルファイブ TGS2020特別番組「LEVEL5 TGS2020 Special Meeting」についてレポートする。

ヒットタイトルを次々と発表するレベルファイブが、目玉タイトルの最新情報を配信するTGS2020特別番組「LEVEL5 TGS2020 Special Meeting」では、発売が待たれる最新タイトル「メガトン級ムサシ」、8月13日にダウンロード販売がスタートした「妖怪学園Y ~ワイワイ学園生」のアップデート情報。そしてスマホゲーム最新作「二ノ国:Cross Worlds」の情報が発表された。

司会を務めるのは平井義之さん(アメリカザリガニ)。アニメ・ゲームに造詣の深い平井さんならではの、軽快なトークで2時間の番組が展開した。

■メガトン級ムサシ
まずは最新タイトル「メガトン級ムサシ」から。
ここでは主人公・一大寺 大和(いちだいじ・やまと)役の声優・増田俊樹さん、レベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博さん、本作のディレクター・栗秋寿彦さんが登壇。
タイトル発表から4年経ち、いよいよ完成が近づいてきた本作の魅力が語られた

左より平井義之さん、増田俊樹さん、日野晃博さん、栗秋寿彦さん


学園ものでありながら、少年たちが巨大ロボット「ローグ」のパイロットとしてシェルターの外にいる異星人と戦うという、2つの顔を持つ「メガトン級ムサシ」だが、ここで日野さんが強調したのは、「ロボットの重量感の表現」だ。ロボットの重量感や巨大感の表現に対するこだわりが本作の肝のようで、特にドック内におけるローグのカスタマイズシーンの表現に、注力しているそうだ。


確かにカメラアングルや、パーツから噴出される蒸気。またドック内に流れる塵の描写、「巨大なロボットを改造しているんだ」ということにこだわった演出など、ロマンあふれる表現はメカ好きの魂にクるものがある。


また、このシーンは、今も日々更新中でさらに完成度をあげていきたいそうだ。
なおカスタマイズに使えるパーツは、オンライン機能を使ってドロップしたり、自身でクラフトして入手することが可能だという。


ついでキャラクターについての話題に。
一大寺 大和を演じる増田さんは、「大変なキャラ」と自身のキャラを紹介。特にセリフが際どいそうで、もしかすると他メディア展開したり、今後さらに表現規制が進むと再現することが難しくなるのでは……?と語り、ずいぶんとやんちゃなキャラであることを匂わせた。


プレイヤーが作り上げたローグが活躍するバトルシーンも紹介。
栗秋Dをはじめ開発スタッフはロボット好きばかりで、「鉄と鉄のぶつかりあい」を表現することにこだわったという。確かにバトルシーンの重厚感あふれるローグの挙動や、一撃の重さは目を見張るものが。


そのほか、バトルフィールドはジオラマ感を意識しているという。
これらロボット描写に関するこだわりは、主に日野社長のこだわりでもあるという。「ロボ好きの日野のこだわりに応えたい」と栗秋Dは語った。

さらに本作は「少年ジャンプ」(集英社)とのクロスメディア展開や、2021年夏のアニメ化が決定しているということで、来年は「ムサシ」イヤーとなりそうだ。



■妖怪学園Y ~ワイワイ学園生
「妖怪ウォッチ」シリーズ最新作の「妖怪学園Y ~ワイワイ学園生」コーナーでは、寺刃ジンペイ役・田村睦心さん、玉田マタロウ役・井上麻里奈さん、雷堂メラ役・増田俊樹さんが登壇。
平井さんの司会のもと、アップデート情報が発表された。

左より平井さん、田村睦心さん、井上麻里奈さん、増田俊樹さん


ゲームは8月13日にダウンロード販売がスタートしたばかりだが、井上さん、増田さんはすでにがっつりやりこんでいた様子。一方、田村さんはNintendo Switchをまだ持っていないということで、この日初めて「妖怪学園Y ~ワイワイ学園生」に触れたという。しかし、さっそくその面白さに魅了されたようで、「楽しい!」とテンション高めに感想を語った。

さて、ここからは雷堂メラが登場し、アップデート情報を公開。
まず新キャラクターも登場する新ストーリー、そして新たな妖怪HEROが追加されることが明らかに。



そのほか、オンラインでのガチャが稼働スタート、戦闘時に移動速度が上昇するジェットブーツが移動時でも使用可能に、そして最大4人までの同時オンラインプレイが可能になるという。オンラインプレイ時は、チャットやエモートによるコミュニケーションができるようになるそうだ。



これらが反映される大型アップデートは、2020年9月30日の予定。
そのほか、今後「なりきりプレイ」の実装も予定されているとか。その全貌はまだ不明だが、まだまだ進化し続ける「妖怪学園Y」から目が離せそうにない。


最後にマルチプレイを体験する出演者一同。ワイワイ言いながらゲームに勤しむ姿に、視聴者も「早く遊びたい!」と思ったことだろう。



■二ノ国:Cross Worlds
最後はスマートフォンで展開するファンタジーアートRPG「二ノ国:Cross Worlds」を紹介。
本作はレベルファイブとゲーム開発会社「ネットマーブルジャパン」の共同プロジェクトととなり、これまでコンシューマゲーム機、携帯ゲーム機で展開していた「二ノ国」初のオンラインRPGであり、「二ノ国」シリーズの集大成になるという。

左より平井さんと三森すずこさん


左よりMasuoさん、明日香さん



ここからは平井さんに加え、声優・三森すずこさんがMCとして参加。また声優・千葉翔也さん、YouTuberのMasuoさん、明日香さん、日野晃博さんが登壇。
ゲームの世界観や魅力が語られた。


本作はイチノ国に住む主人公が、異世界であるニノ国に「ソウルダイブ(VRデバイスのようなものを使って意識を異世界に送る技術のようだ)」したところ、現実世界に戻ることができなくなったところから物語が始まる。未知の世界を冒険しながら、元の世界に戻る手段を模索するというストーリーになる。
今回もシリーズ恒例のスタジオジブリがデザインを手がけたキャラクターや、久石譲さんの音楽は健在。


また、ほかのプレイヤーと一緒に「キングダム」(街)を作ったり、プレイヤーをサポートしてくれる「イマージェン」など従来のシリーズで好評だった要素もしっかり継続。「二ノ国」ファンには嬉しいところだろう。

ここからネットマーブルジャパン代表取締役社長・遠藤祐二さんが登場。
本作の開発状況などを解説してくれた。今回は共同開発者であると同時に、一ゲームファンとして本作を見ている日野さんは、「本当にいいものができた」「スマホゲームで、これだけのクオリティのものをどこでも遊べるのはすごいこと」「自分の作ったキャラクターで、広いフィールドを走り回れる気持ちよさに癒される」と大絶賛。三森さんも「映画みたい」とゲーム画面に目を奪われていた。


アニメーションPVが初披露されたほか、登場キャラクターが紹介された。さらにプレイヤーの冒険のはじまりをサポートしてくれるクロエ役に三森すずこさん、エスタバニア王国の若き王・ルスランを千葉翔也さんが演じることが発表されたほか、プレイアブルキャラクターである片手剣を扱うソードマン役・神谷浩史さんと魔法で戦うウィッチ役・花澤香菜さんがビデオコメントで出演し、本作への意気込みを語った。


プレイヤーが操作できる登場キャラクターは、このほかにライフルなどの火器と治癒能力を持つエンジニア。ハンマーで強烈な攻撃を放つデストロイヤー。弓を使った遠距離攻撃が得意なローグが存在。これらのキャラクターのキャストも気になるところだ。


番組終盤は、実際にゲームを体験。
Masuoさん、明日香さんが実際にスマホを使ってゲームをプレイ。物語序盤をプレイしたMasuoさんは、いいところでゲームプレイが終了してしまい、非常に残念そう。明日香さんは、キングダム内を歩いて、街の作りこみなどに感嘆の声をあげる。
そして最後にチームバトルや探索ゲームに挑戦。「二ノ国:Cross Worlds」を出演者一同で楽しんだ。


しかし、日野さんは「みんなが楽しんでいて複雑なのが、もっといろいろと面白い要素がある」とコメント。さらに面白くなるという「二ノ国:Cross Worlds」のリリースが待ち遠しい!
なお、現在本作のアンバサダーが募集中とのこと。
9月27日23:59までに登録した人にTGS限定グッズが抽選でプレゼントされるそうなので、ぜひ応募してみよう。


最後に、日野さんより10月5日にレベルファイブの新サービスが公開されることが予告された。
こちらも我々の予想の斜め上のサービスになる、とのことで、こちらも非常に楽しみである!

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