【TGS2020】乙女ゲーム、バイオレンス、ギャルに硬派なシューティングと、多彩なジャンルとパブリッシャーが登場した「ハピネット」ステージ!

2020年09月26日 23:550

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

2020年9月24日(木)~9月27日(日)の4日間、史上初のオンライン上で開催されている「東京ゲームショウ2020 ONLINE」(以下、TGS2020)。その3日目 12時から配信された、「ハピネット」ステージについてレポートする。

ゲームや玩具などの流通を手掛け、またさまざまなパブリッシャーのゲーム販売を手掛ける「ハピネット」が、自社の手がける新作ゲームを、MC・田口尚平さんの司会のもと、パートナー企業とともに2時間にわたって紹介した。

ブロッコリー
ブロッコリーのゲームから配信はスタート。
まずは「うたの☆プリンスさまっ♪Debut for Switch」から。2012年にPSP用ソフトとして発売されたタイトルを、Nintendo Switch用ソフトとしてリリースすぐ本作は、2021年2月25日に発売予定だ。


次いで2020年12月3日に発売が予定されている新規タイトル「ジャック・ジャンヌ」(Nintendo Switch)の紹介。こちらは男性だけが舞台に立つことのできる劇団・玉坂座の役者を養成するユニヴェール歌劇学校に入学したヒロインが、性別がばれないように1年間生活し、最終公演で主役を獲得することを目的としたシミュレーションゲームだ。


ここではゲームプロデューサー・山下大介さんを迎えてゲーム紹介。本作のキャラクターデザインは、「東京喰種」の原作者・石田スイさんがキャラクターデザイン、および楽曲の全作詞を手がけており、「東京喰種」とは一味違う世界が楽しめそうだ。
また、物語を進行するアドベンチャーパート、キャラ育成のシミュレーションパート、公演を成功に導く音楽ゲームパートなどのシステムが紹介されたほか、キャストが歌う劇中歌も一部公開。
コメント欄には、発売を待ちわびるゲームファンの声で盛り上がっていた。



エンターグラム
PCゲームからの移植を多く手掛けるエンターグラムからは、同社広報の渡邊聡一郎さんが登場。
アニメも好評だった「りゅうおうのおしごと!」(PlayStaion4/Nintendo Switch)が紹介された。将棋を題材にした小説・アニメのゲーム化ということで、アニメのストーリーを追体験できたり、ゲームのオリジナルストーリーを楽しむだけでなく、将棋や囲碁のゲームに定評のあるシルバースタージャパン社のAIを搭載。本格的な将棋を打つことも可能とのこと。2020年11月26日発売予定。


そして目玉は、シナリオを竜騎士07さんが、キャラクターデザインを樋上いたるさんが手がける、サスペンスアドベンチャー「幻想牢獄のカレイドスコープ」(PlayStaion4/PlayStaion VITA/Nintendo Switch)だ。
ストーリーとキャラクターデザインに定評のある両クリエイターがタッグを組んでお届けする本作は、エンターグラム初の完全オリジナルタイトルということで、渡邊さんの紹介にも力が入る。2020年12月17日発売予定。


そのほか、「うみねこのなく頃に咲 〜猫箱と夢想の交響曲〜」(PlayStaion4/Nintendo Switch)の情報も。
本作はゲーム本編に加え、同人ゲームとして発表された「うみねこのなく頃に」を題材とした格闘ゲーム「黄金夢想曲†CROSS」のDLコードも同梱。コンシューマ初移植ということで、こちらも注目である。



インティ・クリエイツ
インティ・クリエイツは、同社の看板タイトル「ぎゃる☆がん」の第1作をリマスターした「ぎゃる☆がん りたーんず」(Nintendo Switch、XboxOne)を発表。本作のプロデューサー・中川しげるさんと「ぎゃる☆がん りたーんず」野々宮かなめ役の声優・三宅晴佳さんを迎えてゲームが紹介された。


もともとぶっとんだ設定、世界観の「ぎゃる☆がん」シリーズだが、今回は特典もすごい。「野々宮かなめをイメージした素敵な匂いのするしおり」が予約特典としてついてくるのである。どんな匂いがするのか……それは、2021年1月28日の発売日にすべてが明らかになる!


またBEST版「ぎゃる☆がん2」(Nintendo Switch)やインティクリエイツ作品が最大80%オフで購入できるセールの情報が発表された。


JUSTDAN
お隣の台湾のパブリッシャー・JUSTDANより、2タイトルが紹介された。


ここでは声優・七瀬彩夏さんとハピネット広報・寺井章訓さんが登場。まずはアドベンチャーゲーム「食用系少女」(Nintendo Switch)の紹介からスタートした。
本作は台湾式フライドチキンやタピオカミルクティーといった、ご当地グルメを美少女に擬人化したゲームで、プレイヤーは女の子たちと一緒にさびれてしまった夜市を再び盛り上げるべく奮闘するというストーリー。
日本版キャストは七瀬彩夏さんのほかに、深川芹亜さん、水瀬いのりさんなど。2020年11月26日発売予定だ。


もう一本は、古代中国を題材としたアクションゲーム「軒轅剣(けんえんけん) 閻黒の業火」(PlayStaion4)。
実際のゲーム画面のほかに、ヒロイン・褚紅(ちょごう)を七瀬彩夏さんが演じるのをはじめ、主人公・太史 昭(たいし・しょう)役に杉山紀彰さん、その妹の湘(そう)役に福原香織さん、謎の女役に赤﨑千夏さん、謎の声役に白石稔さんと豪華なキャスト陣が出演することが発表された。



Pikii
ここからは芸人・ゴー☆ジャスさんを迎えてゲーム紹介。
まずPikiiが放つ鬼畜難易度のジャンプアクションゲーム「Jump King」(PlayStaion4/Nintendo Switch)から。


塔の頂上にいるというピチピチギャルに会うために、ジャンプしかできない主人子を操作して、ひたすら上を目指すというシンプル極まりないゲーム。
その道は険しく、少しでも足場からずれると容赦なく下層に叩き落されてしまう。
ボタンを押す時間によって36段階に飛距離、高さが変わるジャンプを駆使するのがポイントだ。


さっそくゴー☆ジャスさんが実況プレーに挑戦! 今回は、たどり着けたフロアの高さによって、視聴者に「跳び上がるほどおいしいコシヒカリ」が当たるというキャンペーンも実施。しかし、あまりの難しさに2フロアまでしかたどり着くことができなかった……。
田口さんも事前にプレーした所、20時間遊んでもクリアできなかったそうだ。この超難度ゲームをクリアできる猛者は現れるのだろうか……?



Deep Silver
Deep Silverからは、サメを操作して捕食・探検・進化させていくオープンワールドRPG「MAN EATER」(PlayStaion4/PlayStaion5)が紹介された。


映画「JAWS」よろしく、プレイヤーはサメを操作し、海辺の人や施設を襲ったり、海中の生物を襲ったりすることができる。
行動範囲は魚ということで水中がメイン。ただし海だけでなく、川などにも侵入できるそうだ。



ここでもゴー☆ジャスさんが実況プレーに挑戦。規定時間内に、「バラクーダ」という魚を捕食できればOKということで、多少時間をおまけしてもらいながらもなんとかバラクーダを撃破した。

シティコネクショングランゼーラ
シティコネクションからは代表取締役の吉川延宏さん、グランゼーラからは広報の松尾悟郎さんが登場した。


シティコネクションは、ケイブの名作横シューティングゲーム「デススマイルズ」シリーズを網羅するだけでなく、新作と言っても過言ではない(?)新ゲームモードを追加した「デススマイルズI・II」(PlayStaion4/Nintendo Switch)を紹介。


井上淳哉先生による、描きおろしイラストも公開された。
さらに往年の人気ゲームメーカー・彩京のシューティングゲームをPlayStaion5にて展開することも発表された。


いっぽう、グランゼーラからは「R-TYPE FINAL2」(PlayStaion4/Nintendo Switch、XboxSeries X、XboxOne、STEAM)が発表された。
アイレムより1987年に発売された名作シューティングの最新作となる。「R-TYPE FINAL」以来、17年ぶりとなるシリーズ最新作は「今作ることのできる最高の『R-TYPE』」がコンセプト。美しい映像と、硬派な内容に期待ができそうだ。




そのほか、9月から12月にかけてハピネットが国内で販売を手掛けるタイトルが一挙に紹介された。





最後にハピネット広報・寺井章訓さんは、ダウンロード販売が存在感を増すご時世ながら、これからもパッケージ販売にこだわっていきたいとメッセージを発し、配信は終了した。
なお、各タイトルの詳細はリンク先のパブリッシャー公式サイトなどでご確認いただきたい。

画像一覧

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。