コンパクトなボディに詰まった「こだわり」にシビれる! お手軽に組み立てられてカッコいい「ビックバイパーver.グラディウスⅣ」を作ってみた!【声優・泰勇気の週末プラモ! 第15回】

2020年04月15日 13:080

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社会人ともなると忙しい毎日の中で積みプラが増えてしまいがち……。そんなあなたに代わって、ロボット&プラモデル大好き声優の泰勇気がプラモデル製作に挑戦するのが、この連載!

コンセプトは「忙しい社会人でも、週末の休みを使えばここまでできちゃうよ」。ルールは素組みで、1~2日の制作期間の2点のみ! この連載を読めば、きっとあなたの作ってみたいプラモデルと出会えるはずだ。

 

というわけで、「声優・泰勇気の週末プラモ!」第15回スタート!

  

第15回 ビックバイパーver.グラディウスⅣ

これまでにも数多くのシューティングゲームの自機をキット化してきたPLUMさんが、いよいよこの機体を発売!

1/144スケール「ビックバイパーver.グラディウスⅣ」の登場です!

立体化のベースになったのは、KONAMIの「グラディウスⅣ~復活~」のKEYCONFIG画面に登場する機体の画像ということですが、初代「グラディウス」だけでもプレイしたことがある方なら、ひと目で「ビックバイパー」とわかるデザインとなっているのはさすがです。

 

 

パッケージにはドーン! と大きくビックバイパーの雄姿が。

側面には塗装済み完成見本や機体の解説などが載っています。

 

大胆なパーツ分割により、総パーツ数はディスプレイパーツを含んでも70個程度にまで抑えられています。
塗装&接着派の方も、各部が後ハメ加工しやすくなっていることに気づくかと思います! なんて親切設計!

 

パーツ数が抑えられているので、組み立ての工程も多くはありません。完成までそれほど時間はかからなそうです。

それでは、組み立てながら注目ポイントをご紹介いたします。

 

まずコクピット周辺。完成してしまえばほとんど見えないところなのですが、パイロットまでしっかり造形されています。

 

一部パーツにはアンダーゲートが採用されています。特にキャノピー部分は、未塗装でもゲート跡が目立たないようになっているのは嬉しいところ。

 

一部のパーツには接着剤の使用が推奨されています。今回の作例では、瞬間接着剤による点付けでの接着にとどめております。

 

翼端灯などの超細かいクリアパーツは、非常に細かいので紛失には注意です! 説明書では、組立ててからランナーから切り出すように「組み方のコツ」が記載されています。

 

組み付けて、クリアパーツをランナーから切り離した状態がこちら。写り込んでいる指と比較すると、クリアパーツの小ささがおわかりいただけるのではないでしょうか!?

 

主翼にはゲート跡と間違えてしまいそうなほど細かいピンが出ています。誤って削り落としてしまわないように注意です!

 

機体下面のインテークのフィンは、1枚1 枚別パーツになっているので……

立体感がものすごい!

 

機首にも超細かいクリアパーツを取り付けます。組み立てのコツはさっきの翼端灯と同様。

 

あとは説明書通りに組み立てていくと、およそ1時間で完成させることができました。
色分けもほとんど成型色で再現されていて、なかなかにシャープな造形となっています。カッコイイ!

 

特に主翼の色分けは見事です。塗装しなくても、満足のいく色分けです。

 

前方から見ても、とってもシャープ。

 

後方から見ると、機体中央に位置するノズルが印象的です。

 

メインノズルはフチまでしっかりモールドがあります。

 

二股に分かれている機首はビックバイパーの特徴のひとつ。

 

機首の内側のモールドは塗装すると、より情報量が増えそう。

コクピット周辺のディテールもしっかり再現されています。コクピットの中は見えにくいけど、ここも細かく塗装を施せばさらにリアルに仕上がることでしょう。

 

インテークの中身もぬかりなし。

 

機体上面ブロックの後ろ側はこのようになっています。ヨーイングに使うのかな?

 

下から見ても、この優雅なお姿!

 

ディテールにはいささかの手抜きもありません!

 

主翼の下には、増槽タンクのようなパーツを2基装備。

 

横スクロールシューティングゲームの機体だからなのか、垂直尾翼の存在感もなかなか。

 

このキットの中でも最も小さいパーツの翼端灯と、

 

機首のクリアパーツ。改めて見てくださいよ! この小ささ!! ほんと、なくさないようにね!

 

台座の根本はボール状になっているので、回転させたり傾けたりできます。

 

ゲームでは、最初に見るのがこの向きですよね。

 

 

上昇・下降する時はこんな感じでしたでしょうか。

 

台座接続部は、パーツを交換すればフラットな状態にすることもできます。

ではここでいつものように墨入れをしてみましょう。

 

0.3mmシャープペンとガンダムマーカー流し込みタイプを使い分けて墨入れをしてみました。素組み状態と比較して、モールドがくっきりしたことで情報量が増したように見えます。

 

機体の下面にもしっかり墨入れを施しました。ビックバイパーのこの機首、本当に特徴的ですよね~。

 

やや上から見たところです。墨入れのおかげで航空機模型らしさが出ている気がします。

 

翼などの目立つ面にもディテールがしっかりあるので、墨入れの効果は大きいです。

 

 

 

 

墨入れをするでも、これだけかっこいいビックバイパーが完成します!

 

「ビックバイパーver.グラディウスⅣ」は、恐らくこれまでのビックバイパーの立体物の中でもトップクラスに組み立てやすく、シャープで繊細に仕上がる素晴らしいキットでした。「グラディウス」ファンのみならず、SF戦闘機が好きな方にもぜひともお手に取っていただきたいキットとなっております! 
1/144スケールなので、ほかのキャラクターキットなどと並べて、その大きさを比べてみるのも面白いと思いますよ! 

 

 

【商品情報】

■ビックバイパーVer.グラディウスIV

・発売中

・スケール:1/144

・メーカー:株式会社ピーエムオフィスエー

・全高:約150mm

・定価:4,200円(税別)

・仕様:プラスチックキット

【泰勇気プロフィール】

1977 年 10 月 6 日生まれの声優。

出演作は「文豪とアルケミスト ~審判ノ歯車~」佐藤春夫、「刀剣乱舞-ONLINE-」宗三左文字、太郎太刀、「文豪とアルケミスト」佐藤春夫、 「夢王国と 100 人の王子様」ラトリア、「第 3 次スーパーロボット大戦α~終焉の銀河~」 クォヴレー・ゴードン、「獣装機攻ダンクーガノヴァ」ジョニー・バーネット、「超ロボット生命体トランスフォーマープライム」ホイルジャック、ビーコン、「機動戦士ガンダム SEED DESTINY」チェン・ジェン・イーなど多数。

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