【インタビュー】「ウルトラマンタイガ」タイガ役の寺島拓篤が語る、オープニングテーマ「Buddy,steady,go!」に詰め込んだ熱い想い!

2019年09月06日 19:090
【インタビュー】「ウルトラマンタイガ」タイガ役の寺島拓篤が語る、オープニングテーマ「Buddy,steady,go!」に詰め込んだ熱い想い!

現在放送中の「ウルトラマンタイガ」のオープニングテーマ「Buddy,steady,go!」が、2019年8月28日にリリースされた。

「ウルトラマンタイガ」は、民間警備組織E.G.I.Sの一員である井上祐貴演じる主人公・工藤ヒロユキが、ウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマの複数ヒーローに変身し、宇宙人がからむ事件に立ち向かっていく姿を描く特撮ドラマ。

今回、主題歌発売を記念してウルトラマンタイガのキャラクターボイスを担当し、オープニングテーマ「Buddy,steady,go!」の作詞・歌唱を務める寺島拓篤さんに、「ウルトラマン」シリーズの思い出や、「劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル」のグランドフィナーレの壇上で感じたこと。さらに「Buddy,steady,go!」に込めた想いや、CDジャケット撮影時の裏話などをたっぷりと語ってもらった。

記事の最後にはプレゼント告知もあるので、そちらもあわせて要チェックだ! 

 



「ウルトラマン」を受け継いだ時の想いとは?

ーー「タイガ」の声を担当すると決まった時は、どんなお気持ちでしたか?

 

寺島 想像もしていなかったし、ただただびっくりしました。いろいろなヒーローがいる中で「ウルトラマン」は「シュワッチ」「ヘアッ」などかけ声のイメージが強く、しゃべるという印象がありませんでした。マモちゃん(宮野真守)も「ゼロ」をやっていたりするので、声のお話があってもおかしくないのですが、ウルトラマンは観るもの、自分が出る側になるとは思っていませんでした。

 

ーー「ウルトラマン」との出会いや思い出を教えてください。

 

寺島 僕が観ていたのは、「ティガ」「ダイナ」「ガイア」あたりなのですが、ハマっていたのはコミックボンボンで連載されていた漫画「ウルトラマン超闘士激伝」だったので、ウルトラマンというとコミックの印象が強いです。ガンダムでもそうだったのですが、割と派生したものが好きな傾向にあります、僕(笑)。友達とウルトラマン関連で盛り上がったのは、ガンダム、仮面ライダー、ウルトラマンが大集合するゲーム「SDザ・グレイトバトル」でしたね。

 

ーーハマったキャラクターはいましたか?

 

寺島 僕にとってウルトラマンって、まさに宇宙から来たヒーローというイメージで、どこか遠い存在でした。なので、ハマったのは“親近感”のあるキャラクターです。なかでも「ウルトラマン超闘士激伝」のタロウが好きでした。子どもが持つ、ウルトラマンに憧れてウルトラマンになりたいという気持ちをタロウも持っている。自分と重なるまではいかないですけど、共感するところがあって好きでしたね。そのタロウの息子に今、自分がなっている。感慨深いですし、ちょっと縁を感じるところはあります。

 

ーー「劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル」グランフドフィナーレの壇上で、バトンタッチに参加されましたが、いかがでしたか?

 

寺島 ウルトラマンという大きな看板が、ずっと受け継いできたものを体感した気がします。ファンの皆さんとのハイタッチの時も「まかせましたよ」「がんばってください」という言葉をいただいて、ウルトラマンを好きな人たちは、ずっと今までの先輩(ウルトラマン)たちのことを大事にしているんだなと感じました。先輩の役者さんからキャラクターを受け継ぐことはあるのですが、今回のようにファンの方からダイレクトに、大事にしてきたものを次の人に渡すというのを経験したことがなかったので、熱い想いを感じ、グッときました。参加して本当によかったなと心から思いました。

 

ーープレッシャーは感じませんでしたか?

 

寺島 プレッシャーはゼロではありません。でも、それよりも「なんて愛にあふれた作品(シリーズ)なんだ」という感動が上回りました。そしてそこに関われるよろこびを感じ、ウルトラマンってやっぱりすごいんだなと、改めて思いましたね。ソフビを持って来ている人がたくさんいて、ファンの方たちは、ウルトラマンが常にともにあるという印象を受けました。

 

ーー主人公・工藤ヒロユキ役の井上祐貴さんの印象はいかがですか? バディ感は出てきていますか?

 

寺島 世代がだいぶ違うので「何を話せばいいんだろう」って、おじさん特有のソワソワ感を毎回感じています(笑)。若い方と同じ現場で過ごすというのは多いほうだとは思うのですが、それでも毎回ドキドキしているんですよ。もう36歳になるんですけど、ドーンと構えるというのも、なかなかできないので。そんな中で感じた井上くんは、「飾らない気持ちのいい子」という印象です。話していても身構えることもなく、とても自然体なんです。そういうところがヒロユキの器の大きさとリンクする気がしています。急にいろいろな宇宙人が体内に入ってきても、自分の熱い想いを曲げないで彼らを受け入れるという柔軟さがありつつも芯がある、日本刀みたいな人、それが僕が受けたヒロユキの印象です。井上くんもそんなしなやかさや柔らかさを持っている感じがして、共通している部分なのかな、なんて思っています。戦いの中に身を置く人間で、制服を身を包みトンファーを使いこなす。そして、キリッとしてかっこいいキャラクターですよね、ヒロユキは。

 

ジャケットの衣装を見ると、気が引き締まります

ーーでは、今度はCDに関するお話をうかがいます。まずジャケットですが……、かっこいいですね。

 

寺島 わかりやすい衣装ですよね。グランドフィナーレのときにもこの衣装で出たのですが、一番ウルトラマンっぽくなってしまいましたね。デザインの時は単純に「かっこいい」とだけ思っていたのですが、思った以上に光沢のあるものに仕上がって、極限までウルトラマンっぽさに寄せたデザインになっているので気に入っていて、これを着るとテンションが上がります。なぜか今は、自宅でビニールをかけて大切に保管されています(笑)。目に入るたびに「お前はウルトラマンなんだぞ」と言われている感じで、気持ちが引き締まります。

 

ーーヘアスタイルにもこだわりが?

 

寺島 僕は毎回、曲のイメージに合わせて髪にエクステをつけたり、メッシュを入れたりしています。今回はウルトラマンで、タイガもタロウと同じようにウルトラホーンがあるので「両サイドにがっつり銀を入れよう!」と提案しました。衣装と合わせるとすごく噛み合わせがよくて、僕みたいな普通の人間でもすごくなじんでいますよね(笑)。

 

ーーウルトラマンver.のジャケットと並んでいても、まったく違和感がありません。ポーズもかっこいいです。

 

寺島 タイアップなので、オタクとしても役者としても「作品が第一」というのをフィーチャーできたのはよかったと思っています。毎回、なぜか少しきついポーズをするのですが、今回は座るところがあったので、楽なほうだったかもしれません。自分なりに画になるポーズを考えながら動いて、いろいろなパターンを出して、その中からいいものをみんなで話し合った結果、このポーズに落ち着きました。発売後に、どういう感想をいただけるのか、楽しみです。思いっきり作品に寄せて作り上げたので、「ウルトラマンだ!」と言われるのが一番うれしい感想かなと思っています。

 

ーーウルトラマンの楽曲ということで、普段の作詞との違いはありましたか?

 

寺島 最近、タイアップを2作続けて同じ作品でやらせていただきましたが、今回はガラッと変わってウルトラマン(前作はTVアニメ「転生したらスライムだった件」第二弾オープニング主題歌「メグルモノ」)。当然、作品に寄り添うというところは意識しています。「作品が一番よくなるように」を心がけ歌詞を書くのは、僕の中の命題です。今回も「タイガ」において、何を一番大事にしようかといっぱい考えました。

そのうえで、枝葉になる部分、入れたい要素がとにかくたくさん出てきたので、「詰め込んだ歌詞」になっています。いろいろ詰め込んではいますが、奇跡的にまとまって感じられるのは、ウルトラマンの力だと思っています。すべては「ウルトラマンすげーな」ってところに収束します(笑)。

「ウルトラマンタイガ」と変身のキーワード「バディゴー!」を入れるというのが、円谷プロダクションさんからのマストのリクエストで、タイガの成長を描くというのがもうひとつのテーマとしてありました。地球にはいろいろな宇宙人がいる、それを認める多様性のようなものも入れています。

 

ーー曲が先ですか? 歌詞が先ですか?

 

寺島 僕の場合、毎回曲が先です。今回はコンペで決定した渡部チェルさんのデモの時点で「ウルトラマンタイガ」のフレーズが「ほかに入れようがない」と感じるほどカッコよく入っていて、スムーズに進みました。最初に浮かんだフレーズは、サビの頭「Get set, GO タイガ 君だけの答えが」の韻を踏むところです。一番大事にしなければいけないと思ったのは、一番メインの視聴者だということ。だからこそ、メッセージのあるものにしたいと考えていました。タイガが成長して自分自身の答えを見つける物語で、その答えは無限に広がる宇宙、銀河、目の前に広がる社会にあって、そこから自分で答えを見つけることをキーワードとして入れたいと考えていました。勇気を持って飛び出して行こうよという気持ちを伝えたかったので、このフレーズが真っ先に浮かんだのだと思います。

 

ーー最初におっしゃっていた子どもの頃にウルトラマンに感じていた想いに繋がりますね。

 

寺島 あくまで、楽曲は視聴者と作品を繋ぐものと考えていたので、自分自身の想いや思い出を意識して詰め込んだわけではないのですが、結果そうなっていますね。作品の持つイメージやキーワードを歌詞にしっかり落とし込めたときには「やった!」という達成感に繋がります。今回はそれがすごくあるので、子どもに向けたメッセージ、一緒に観る親御さんにも楽しさを見つけてほしいと思っています。

 



子どもたちに「タイガ!」と叫んでもらいたい

ーー英語の歌詞も、曲を聴いたときには「言うな、このセリフ」とすんなり入ってきました。

 

寺島 英語を入れるかどうかは悩みましたね。でも、まさにおっしゃってくださるように、聴くとすんなり入ってくるんですよ。今、英語教育が当たり前なので、入れようと思いました。ただ、わかりやすい単語、調べやすい単語を意識しつつ、タイトルも含めて、熟語や慣用句のようなものを取り入れました。子どもがわからなくても、ご両親に「これどういう意味?」とコミュニケーションのきっかけにもなります。そう思うと、逆に英語は入れて正解、入れたほうがいい気がしました。親御さんがわからなかったら、一緒に調べるという楽しみ方もありますからね。Action、Passionなど、韻を踏むことの法則性なども音としておもしろいと感じてもらえたらいいなと思っています。とにかくいろんな想いを詰め込んでいるんですよ(笑)。

 

ーー今のお話をうかがった後には、またひと味もふた味も違って聴くことができそうです。

 

寺島 そう思ってもらえるとすごくうれしいです。こういうインタビューを通して、紐解いてもらえるのはありがたい限りです。僕の狙いとしてハマったのが「走る」というキーワードです。子どもにとって、かけっこが速いとカッコいい、鉄板ですよね。特撮の番組では走るのが速くなるシューズのCMがよく入ります。ウルトラマンは飛ぶイメージが強いけれど、子どもにとっての一番のヒーローワードでもある「走る」を絶対に入れたいと思っていました。「タイガ」ではムーンスターさんのスニーカーのCMが入ったので、「よし、繋がった」と思いました(笑)。

 

ーー昨年はオーイシマサヨシさんの「Hands」(「ウルトラマン R/B」オープニングテーマ)が1年中リピートでしたが、今年はすでに、これです。

 

寺島 それはうれしい! でも僕も、オーイシさんの楽曲大好きで、テンションが上がるプレイリストに入れていますよ。Bメロの前の詰め込み方とか、ウルトラマンでこれをやっちゃうんだというおもしろさもありますよね。

 

ーー そういえば、オーイシさんはリリースイベントのときに、前日の別のイベントで好評だったという振り付けだったか、コールアンドレスポンスを披露していました。寺島さんの楽曲でも子どもがノリノリになりそうな振り付けとか考えていますか?

 

寺島 子どもにやってほしいので、今から考えます。知り合いのお子さんが「タイガに夢中」という声を多くいただいてるので、子どもが夢中になれる振り付けやコールアンドレスポンス、やりたいですね。タイトルを言ってほしいし、「タイガ!」って叫んでほしいです。

 

 

ーー楽しみにしています。では、最後に読者へのメッセージをお願いします。

 

寺島 今回は、ウルトラマンタロウの息子の話なので、いつもとはまた違うたくさんのウルトラマンファンの方が注目してくださっている作品です。普段、僕のほかの作品を観ている方たちにも注目していただける、期待を裏切らないすごくいい作品になっています。僕自身も、毎回オンエアを観て涙を流しています。子どものときの思い出や、大人になってからの男女の愛情、それを無下にしてしまう大人の悲しみなど、いろいろなものが込められている中で、ウルトラマンタイガがどう向き合っていくのか見届けてほしいです。

またバディものということで、タイガがヒロユキとどうぶつかり、手を取り合うのか、向き合っていくのかも注目ポイントです。大人にとっては、いろいろ考えてしまう重たい内容になっていますが、それを乗り越えていけるくらいの、ヒロイックな内容だったり、先輩であるニュージェネレーションヒーローズのみなさんから受け継いだキーワードも盛り込まれている楽曲を楽しんでいただけたらと思います。歌詞のすみからすみまで聴いて、いろいろと想像をふくらませながら、ウルトラマンという大きなヒーローを満喫してほしいです。ぜひ、注目してください!

 

(取材・文/タナカシノブ)

 

【CD情報】

■Buddy,steady,go!/寺島拓篤

・2019年8月28日(水)発売

・初回限定盤 1,800円(税別)、通常盤 1,300円(税別)

 

<CD収録内容>

1.Buddy, steady, go!

作詞:寺島拓篤 作曲・編曲:渡部チェル

2.サマータイマー

作詞:寺島拓篤 作曲・編曲:R・O・N

3.MONSTER

作詞:寺島拓篤 作詞・編曲:mito (clammbon)

4.Buddy, steady, go! (Instrumental)

5.サマータイマー (Instrumental)

6.MONSTER (Instrumental)

 

<DVD収録内容>※初回限定盤のみ

Buddy,steady,go! (Music Clip)



「Buddy,steady,go!」発売記念、寺島拓篤サイン色紙プレゼント!

CD「Buddy,steady,go!」の発売を記念して、ウルトラマンタイガ役の寺島拓篤さんの直筆サイン色紙を、抽選で1名様にプレゼント! くわしい応募要項をご確認のうえ、ふるってご応募ください。

 

 

<賞品>

寺島拓篤サイン色紙

 

<応募要項>

・応募期間:2019年9月6日(金)~2019年9月13日(金)23:59

 

・当選人数:1名様

・当選発表:賞品の発送をもって発表に代えさせていただきます

・賞品発送:2019年11月末までに発送予定

・応募方法:以下の専用応募フォームにて受付

<注意事項>

・応募には会員登録(無料)が必要です。

・応募はひとり1回に限らせていただきます。

・抽選結果・発送状況に関するお問い合わせには応じられません。

・当選された賞品もしくは権利を第三者に譲渡・転売することを禁じます。

・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。

・賞品の発送は国内に限らせていただきます。

・梱包には細心の注意を払いますが、万が一運送中の事故により破損等した場合でも、返品・交換等は受け付けられませんので、あらかじめご了承ください。

・下記の場合は、当選を無効とさせていただきますので、ご注意ください。

 同一住所または同一世帯で複数回ご当選されている場合

 不正なアカウント(同一人物の複数アカウントなど)を利用して応募した場合

 ご当選者の住所、転居先不明・長期不在などにより、賞品をお届けできない場合

 ご登録いただいたご連絡先・お届け先情報の不備により、賞品がお届けできない場合

 賞品お届け先ご連絡締切日までに、ご連絡いただけなかった場合

 ご応募に関して不正な行為があった場合

 

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