「第1回全国高校eスポーツ選手権」詳細発表! 「LoL」と「ロケットリーグ」の2タイトルで決勝選は3月23日・24日。応援ソングもお披露目!

2018年11月08日 21:000
第1回全国高校eスポーツ選手権

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毎日新聞社と、PCショップ「ドスパラ」などを運営する株式会社サードウェーブは、2018年11月8日、東京・池袋にある「LFS池袋 esports Arena」にて、「第1回全国高校eスポーツ選手権」の概要説明の記者発表会を行った。


「全国高校eスポーツ選手権」は、毎日新聞社主催、サードウェーブ共催で開催される、高校生を対象としたeスポーツの全国規模の競技大会だ。その構想の詳細は、すでにアキバ総研でもレポートしているが、今回の発表会では、その具体的な開催スケジュールや大会の開催場所、優勝賞品、現時点での参加高校などの情報が明らかとなった。


まず、開催スケジュールであるが、現在エントリーを受付中で11月21日(水)まで受け付ける。その後、オンライン予選大会が12月23(日)~26日(水)の期間で実施され、オフラインの決勝大会に勝ち進む4チームが選抜される。準決勝ならびに決勝が行われるオフラインの決勝大会は、2019年3月23日(土)・24日(日)の2日間にわたって、千葉の幕張メッセ(展示1ホール)で行われる予定だ。

毎日新聞社 代表取締役社長の丸山昌宏氏。eスポーツを新たな文化として発展させていきたいと意気込みを語った

 

株式会社サードウェーブ 代表取締役社長の尾崎健介氏。「池袋LFS」をはじめ、同社のこれまでのeスポーツへの取り組みを紹介し、毎日新聞社というパートナーとともにぜひ高校選手権を成功させたい、と意気込みを語った


なお、本大会の使用ゲームタイトルであるが、「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」(Riot Games)と、「ロケットリーグ」(Psyonix)の2タイトル(いずれもPC版)となる。「リーグ・オブ・レジェンド」は、チャンピオンと呼ばれるキャラクターを操作し、チームメンバーと協力しながら敵チームの本拠地を占領する戦略ゲームで、eスポーツ界では今もっとも勢いのあるタイトルだ。いっぽうの「ロケットリーグ」は、バトルカーを使ったサッカーゲーム。初心者でも挑戦しやすいシンプルなルールと、eスポーツを観戦するのが初めての人でも楽しめることが、採用の決め手になったという。

 

本大会の使用ゲームタイトルは、「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」と、「ロケットリーグ」の2タイトル

 

大会スケジュールも発表された。決勝大会は来年3月23日・24日の2日間にわたり、幕張メッセで開催される


大会では、それぞれのゲームタイトルごとに部門が分かれており、「リーグ・オブ・レジェンド」は5対5、「ロケットリーグ」は3対3のチーム戦で試合を行う。それぞれの詳細な大会スケジュールは以下の通りだ。


・「ロケットリーグ」部門(3対3)
オンライン予選大会:12月23日(日)・24日(月)
オフライン決勝大会:3月23日(土)

・「リーグ・オブ・レジェンド」部門(5対5)
オンライン予選大会:12月25日(火)・26日(水)
オフライン決勝大会:3月24日(日)


ちなみに、優勝賞品としては、「2泊3日の韓国eスポーツ体験旅行 supported by JTB」が用意され、各部門の優勝チーム全員を、2019年7~8月に招待するという。この旅行の中には、eスポーツ先進国である韓国にて、プロリーグの試合を観戦するほか、eスポーツ関連の施設の見学などが含まれるという。

 

優勝賞品は「2泊3日の韓国eスポーツ体験旅行 supported by JTB」


なお、11月18日時点でのエントリーは、北海道から沖縄まで55校の高校から80チームがすでにエントリー済みとのこと。内訳は「リーグ・オブ・レジェンド」部門が58チーム、「ロケットリーグ」部門が22チームとなる。11月21日(水)までエントリーを受け付けているため、最終的な参加チームはもう少し増えそうだ。

 

11月18日時点で80チームがすでにエントリー済み。内訳は「リーグ・オブ・レジェンド」部門が58チーム、「ロケットリーグ」部門が22チーム

 

北は北海道から南は沖縄まで55校の高校がエントリーしている


また、今回の大会に合わせてサードウェーブでは、これを機会にeスポーツ部の発足をサポートする「eスポーツ部発足支援プログラム」を実施している。これは、本大会に参加する高校を対象に、ドスパラ製のゲーミングPCを最大100校に3年間無償貸し出しするというもので、機材購入のハードルが高いeスポーツに対して、サードウェーブがサポートしていくというものだが、これまで56校の申し込みがあったとのこと。予定よりはまだ少ない数字のようだが、サードウェーブ副社長の榎本一郎氏は、「部活動を始めるのには思っていた以上に力がいる。その中でeスポーツ部の実現に動いた高校生や先生方には感謝しかない。今後もこのような取り組みは続けていきたい」と語った。

 

サードウェーブ副社長の榎本一郎氏。3年間無償でゲーミングPCを貸し出す「eスポーツ部発足支援プログラム」の状況について語った


なお、本大会の協賛スポンサー6社(11月8日時点)も発表された。スポンサーとなったのは、デンソー、ソニー・ミュージックエンターテインメント、イオンエンターテイメント、ロジクール、ベンキュージャパン、Team e-sports college(滋慶学園)の6社だ。

 

このほか、本発表会では、本大会の応援ソングもお披露目された。応援ソングに決定したのは、人気バンド「BURNOUT SYNDROMES(バーンアウトシンドロームズ)」が歌う「ナミタチヌ」。BURNOUT SYNDROMESは、ファン層が若く、中学生や高校生に人気があることと、人気アニメ「ハイキュー!!」「銀魂」の主題歌を手がけていることなどから、今回の抜擢になったという。本作品は、11月12日よりBURNOUT SYNDROMESのYouTube公式チャンネルで一部公開予定で、12月より楽曲配信されるとのこと。

 

応援ソング「ナミタチヌ」を歌う若手人気バンド「BURNOUT SYNDROMES」の3人も登場! 曲作りにあたっては、実際にゲームをプレイしたり、ゲーマーにヒアリングしたりと、かなりの時間をかけたそう


なお、この応援ソング「ナミタチヌ」のコーラス参加者を、本大会出場高校から募集することも発表された。こちらも応募期間は11月18日(日)までとなり、11月20日(火)に当選発表がなされる予定だ。

 


(C) 2018 Riot Games, Inc. All Rights reserved.
(C) 2015-2018 Psyonix, Inc. All Rights reserved.

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