今週末4月15日OPENの都内最大級eスポーツ施設「LFS 池袋 esports Arena」、プレス発表会レポートをお届け!

2018年04月12日 21:570

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いよいよ今週末4月15日(日)に正式オープンとなる、都内最大級のeスポーツ施設「LFS 池袋 esports Arena」(ルフス イースポーツ アリーナ)のプレス向け発表会&内覧会が、本日4月12日(木)に開催された。

「LFS 池袋 esports Arena」は、PCパーツショップ「ドスパラ」などを展開する株式会社サードウェーブが「誰でも気軽にPCゲームを楽しめる」をコンセプトに開設するe-Sports施設。施設内には、ハイエンドPCとゲーミングモニターを備えたブース最大100席用意されているほか、実況や配信設備も完備。個人での利用はもちろん、大規模な大会やイベントを開催することも可能だ。

本日4月12日(木)に開催されたプレス向け発表会では、まず最初に株式会社サードウェーブ常務取締役の榎本一郎氏が登壇。

榎本氏は、日本のeスポーツ業界トレンドを上げ、「いま日本のeスポーツにはさまざまな業界から参入していますが、それを競争相手と捉えてはおらず、どうやってeスポーツを広めていけるかをいっしょに考えていく仲間だと考えています。その思いを込めて、この施設をLFS、“Looking For Squad”(いっしょにやろうぜ!)と名づけました。ユーザーの声を聞きながら我々が仲間ともににできることを考え、大きな文化事業、市場を作り上げていきたいと思います」と挨拶。


榎本氏に続いて登壇したのは、「LFS 池袋 esports Arena」を運営する株式会社E5 esports Works代表取締役の長縄実氏。

WCG 2001 UNREAL TOURNAMENTの日本予選に選手として出場したほか、2005年には日本初となるスポンサー付きLANパーティー「BIGLAN」を主催するなど、PCゲームとイベント運営に精通した長縄氏は、「eスポーツの起源は、自分のPCとモニターを持ち寄ってマルチプレイを楽しむ『LANパーティ』であり、世界ではカジュアルにゲームを楽しむ層からのボトムアップでピラミッド構造が確立されています。日本でも少しずつeスポーツプレイヤーが増えてきていますが、まだまだ分母が少ない。野球の練習場所としてバッティングセンターやグラウンドなどがあるように、eスポーツ人口の拡大にはそうした場所が必要だと考えています」と日本におけるeスポーツの現状を分析。そして「LFSがその役割を担い、eスポーツの楽しみを広げていければと思います」と語った。


続いて「LFS 池袋 esports Arena」の施設についての説明に。施設の中央に大きく展開するPC設置エリアには、高性能ゲーミングPCを最大100台設置可能で、イベント開催時はフレキシブルにPC台数やレイアウトの変更に対応。各ブースには高性能ゲーミングキーボード/マウスに高級ゲーミングチェアが設置されており、快適なプレイ環境を実現しているとのこと。

そして施設の中央奥には、大型スクリーン付きのステージを常設。音響や照明、配信用機材も用意されており、機材を持ち込むことなく手軽にゲームイベントの開催や配信を行うことが可能だ。さらにステージの左右には、イベントや大会時に利用できる防音仕様の「ボックス型選手席」も完備しており、本格的なeスポーツ大会にも対応する。

最後に長縄氏は、営業時間と利用料金について言及。営業時間は、当面14:00~22:00。利用料金は3時間1,000円(税込)、7時間2,000円(税込)になることが明らかになった。


長縄氏の紹介で次に壇上に上がったのは、東京・秋葉原のeスポーツ施設「e-sports SQUARE」 の運営や、ゲームイベントの企画・運営を行う株式会社RIZeST代表取締役の古澤明仁氏。

古澤氏は、「LFS 池袋 esports Arena」の魅力として、立地・インフラ・スタッフの3点をピックアップ。

まず池袋という立地を挙げ、「東京の中でもアクセスがよく、人が集まりやすいエリア。新しいeスポーツ文化を発信する場所としてふさわしい場所だと思います」とコメント。

次にインフラについて、電源とインターネット回線に言及。「ハイスペックPCを数百台集めると、電源が重要になります。我々もイベントで都内のさまざまな施設を使わせていただきましたが、だいたい電源工事が必要になるんです(笑)。ですが、ここ「LFS 池袋 esports Arena」の電源設備は申し分ありません。さらに、インターネット回線もプロバイダーの異なる複数の回線が用意されているので、仮に1つの回線にトラブルがあったとしても、滞りなく大会を行うことができます。さらに、付帯設備も充実しており、どこからでも大会で必要となる電源やケーブルを引っ張ってこられるのも大きな魅力です」と、ゲームイベントの運営を行う同氏ならではの視点から、充実した設備を称賛していた。

さらに3つ目の魅力として、「LFS 池袋 esports Arena」に関わるスタッフの多くが生粋のゲーマーであることを指摘。「この業界をよくしていきたいという強い気持ちを持った方々で、コミュニティとのつながりにも長けています。『LFS 池袋 esports Arena』では、ゲームでやりたいことはなんでもできる。eスポーツの気運が高まってきているなか、我々もプレイグラウンドとしてLFSを積極的に活用してeスポーツを盛り上げていきたい」と語った。


続いて行われたトークセッションでは、esportsメディア「GAMESTAR」の編集長であるみずイロ氏、PCゲーム「PUBG」の公式パートナーとして日本最大のコミュニティ大会「DONCUP」の実況を務めるShoboSuke氏、プロゲーミングチーム「CYCLOPS athlete gaming」で監督を務めるnazomen氏、プロゲーミングチーム「Rascal Jester」で「League of Legends」部門のヘッドコーチを務めるリールベルト氏の4人が登壇。


「LFS 池袋 esports Arena」の印象を聞かれると、みずイロ氏は「この広い会場で遊べるということが素晴らしいです。コミュニティでオフラインイベントを開催している立場として、これだけの設備を使えるということもうれしいですね」。ShoboSuke氏も「100台のパソコンにデバイス、チェアがそろっているのは圧巻です。キャスター席もあるので、選手に余計な情報を与えることなく、観客を楽しませる実況が行えるものうれしいです」と、充実した設備に興奮を隠せない様子。


またnazomen氏は「1プレーヤーとして防音ブースに憧れを持っているので、LFSでは防音ブースに入ってゲームがプレイできるということが個人的には一番の価値かなと思っています」とのこと。そこで実際に防音ブースに入ったリールベルト氏は、「集中できる設備が整っていると感じます」と、満足げな様子。


さらに、「LFS 池袋 esports Arena」を今後どのように利用したいかという質問に対し、大阪に拠点を置くプロゲーミングチーム「CYCLOPS athlete gaming」の監督を務めるnazomen氏は、「オフラインの大会は東京で行われることが多く、前日入りしたときにどこで練習するかが問題になるんです。練習場として使いやすい場所ができるということはとてもありがたいです」と、遠征時の練習場として活用したいとコメント。リールベルト氏は「対戦相手と同じ環境で練習試合を行い、相手ともコミュニケーションを取ることで、レベルが上がっていきやすいと思います」と、練習場としてだけでなくコミュニケーションの場としても活用していきたいと述べ、トークセッションを締めくくった。


いよいよ今週末4月15日(日)に正式オープンとなる「LFS 池袋 esports Arena」。最高の環境でPCゲームをプレイしてみたい方は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

【施設情報】
LFS 池袋 esports Arena
・OPEN日時:2018年4月15日(日)14:00~
・営業時間:14:00~22:00(当面) 24時間にシフトの予定 不定休
・料金:3時間1000円(税込)、7時間2000円(税込) ※1時間追加ごとに350円(税込)
・収容人数:100名
・住所:東京都豊島区東池袋1丁目43番6号 D-BOXビル 地下1階

・飲食:施設内にはドリンクの自動販売機(有料)はご用意していますが、飲食のお持込みは不可
 ※イベント開催の際、主催者様にてケータリングサービスをご用意可能

<設備特長>
・高性能ゲーミングPC GALLERIA GAMEMASTERを最大100台設置
・貸切りで使用する場合、必要な台数分だけPCを設置することが可能
・常設ステージ完備
・ステージ後方には70インチプロジェクター4面 140インチを設置
・本格的なeスポーツ大会開催時に求められる「ボックス型選手席」を完備
・観客からの歓声や騒音を軽減し、チームの戦術を相手チームに聞かれないための防音仕様の選手ブース設置
・音響・照明機材は勿論、eスポーツ大会開催を前提としたネットワーク環境を完備
・イベントの模様をリアルタイムにネット配信するために、実況解説ブース完備

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