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重ねた汗と時間が結晶した“普段通り”の限界超えステージ! Luce Twinkle Wink☆ 4周年記念定期公演レポート

2018年06月11日 17:500
重ねた汗と時間が結晶した“普段通り”の限界超えステージ! Luce Twinkle Wink☆ 4周年記念定期公演レポート

アニソンとアイドルの架け橋を目指すアイドルユニット「Luce Twinkle Wink☆」の4周年を記念した「つくるーちぇ金曜定期公演」が2018年6月1日、東京・AKIBAカルチャーズ劇場にて開催された。


Luce Twinkle Wink☆(以下、ルーチェ)は、宇佐美幸乃さん、深沢紗希さん、錦織めぐみさん、板山紗織さん、桧垣果穂さんの5人組ユニットで、2014年5月23日に研究生ユニットから昇格してLuce Twinkle Wink☆名義で初ステージに立って以来、この5人で活動を続けてきた。今回の定期公演はルーチェの誕生日を祝う記念公演というわけだ。“つくるーちぇ”とは、作詞や作曲、振付(特に板山さんが得意)、写真(深沢さんの趣味)などなど、あらゆるクリエイト面にメンバー5人が積極的に関わっていく意志を込めた言葉だ。特別な日に特別な会場ではなく、あえて定期公演の場に4周年記念を冠した意味を考えながら会場に向かった。

 

AKIBAカルチャーズ劇場は、秋葉原のど真ん中、「AKIBAカルチャーズZONE」の地下1階にある。1階に大きい「らしんばん」(以前はK-BOOKS)があるビルの地下と言えばわかりやすいだろうか。298名収容というキャパを秋葉原最大級と見るか、ルーチェがアニサマやNBCフェスで立ったさいたまスーパーアリーナに比べるときわめて小さく、驚くほど近いと考えるかは視点によるだろう。

 

金曜日の夜らしい喧騒の秋葉原から20段強の階段を降りると、すぐに細いチケット販売&物販スペースがあり、そこを抜けるともう劇場だ。印象的なのは会場構成。劇場規模からすると奥行きのあるステージの前には、客席の約8割を占めるやわらかいロングシートのベンチが並ぶ。このエリアは立つことが禁止で(!)自由席に座っている人たちはサイリウムを振ったり、手元だけで小さくフリコピをしている人がいたり。だが座って音を楽しみながら、自分のペースでステージを“見て”いる人がかなり多いことに驚いた。

 


いっぽう、会場の後ろ2割の立ち見スペースは、スタンディングで熱く騒ぐエリアで、楽曲が始まったらコールがあったり、いわゆるアイドルイベントのイメージ通りの熱が渦巻いている。

 

ルーチェはこのところ、おおむね2週間に1回のペースでAKIBAカルチャーズ劇場での定期公演を続けている。そのいつもの場所での定期公演を、4周年を祝うために集まったたくさんのウィンカーたちが特別なものに変えた。メンバーが「後ろまでぎっしり入ってる!」と感激したり、立ち見エリアに入りきれない観客を心配したりしていたので、やはりこの会場の密度と熱量は4周年ならではのスペシャルなものではあるのだと思う。

 

4周年仕様ということで、ルーチェのこれまでを振り返る思い出の写真たちの上映からライブはスタート。大会場での鮮烈な光景あり、5人の日常のひとコマあり。4年前の5人の姿はとても新鮮だ。個人的にはステージから色とりどりのぼんやりにじんだ光に向けてルーチェポーズをキメる5人のバックショットが1枚の絵画のようで、特に印象に残った。

 

5人がメジャーデビュー曲「恋色♡思考回路」でステージに登場すると、会場は驚きの声に包まれた。5人は別々の衣裳、それぞれが歴代シングルの衣裳を着ていたからだ。「go to Romance>>>>>」の衣裳の袴っぽい衣裳を着た板山さんと、「1st Love Story」の衣裳を着て、髪を切ってカラーを入れてかなりイメチェンした桧垣さんが並ぶと、まるで別のアニメの登場人物かと思うぐらいイメージが違う。衣裳は違っても、5人の一糸乱れぬ、激しく全力すぎる動きが5人をひとつのユニット、ひとつの生き物であることをしっかり伝えてくる。

 


最初のブロックは「恋色♡思考回路」「1st Love Story」「go to Romance>>>>>」「Fight on!」という歴代シングル曲を順番通りに歌い、最後は彼女たちの象徴的な楽曲「Luce Luce Twinkle Wink☆」で締めるルーチェの歴史をたどるような構成。すべての楽曲が全力以上で踊る激しい楽曲であり、そのどれもがキラーチューン。メンバーの髪が、あっという間に流れる汗で張りついていく。毎月毎週のライブ、いつもの定期公演で常に限界に挑戦し続けてきた4年間の日々が、彼女たちの超人的なパフォーマンスを形作っていることを実感する。宇佐美さんが4周年にかけて「いつもより4倍汗をかいて4倍飛ばしたい」と言っていたが、さいたまスーパーアリーナの最後方の座席にまで躍動感が伝わるポテンシャルがあるパフォーマンスを、汗が舞う距離感で座って見守るぜいたくさ。

 

会場の大半が着座であることで、会場のどこからでも(柱の陰を除く)メンバーの姿をはっきり見ることができる。ステージで見上げる感じの高低差があると、5人が客席の1人1人の視線をとらえようとしていることがよくわかる。それをもっとも感じたのが「初恋ペンタグラム」。それぞれが銃撃のポーズを取って「君の心をまっすぐに撃ち抜」いた場面、撃たれた人は無事では済まなかったに違いない。

 

 

“激しさ”だけではないルーチェの表現を感じたのは「少女たちの微熱」と「Let me cry」。歌う5人の表情や、さまざまな組み合わせで身体を寄せ合う姿はどきっとするほどつややかだ。特に「おっ」と思ったのは深沢さんで、写真集「#ときめき。」を機に前髪を変えたとは聞いていた。その時はおしゃれだなーとしか思わなかったのだが、ライブで汗だくで髪の毛も乱れる場面になると、以前よりずっと表情がよく見えることがわかった。特に「少女たちの微熱」の時の深沢さんはゾクッとするほど妖艶な表情で、これに気付けただけでも収穫だった。「Let me cry」もミドルテンポだからこそ、動きの質、表現力、メリハリが存分に感じられた。

 


ここで4周年ということで、「5年目、どういうルーチェにしたい?」というテーマMC。錦織さんは「アニメのOPが歌いたい! ウィークリートップ10に入る!」。深沢さんは「TIF(東京アイドルフェスティバル)のメインステージに立ちたい!」。宇佐美さんは「SSA(さいたまスーパーアリーナ)や横アリのようなアリーナ規模のステージに立って成長したい!」。板山さんは「また写真集とかも出して、地方の人にもルーチェの魅力を知ってほしい」と、それぞれに夢を語っていた。TIFの話題が出ると錦織さんは「ルーチェの1年目はTIFに出られなくて、家で中継を見てた。悔しかったんだから!」とコメント。欲しいものは欲しい、悔しいことはすごく悔しい! とはっきり言葉にしていくのはルーチェのいいところだと思う。だがこの話には意外なオチが。MC中ちょっとぼーっとしていた桧垣さんに、宇佐美さんが「今5年目のルーチェの目標の話してるよ」とフォローすると、桧垣さんはしばし考えた後「TIFのメインステージに立ちたい!」と深沢さんに丸かぶりのひと言。その天然ぶりは桧垣さんらしくはあったのだが、多分5曲→4曲をほぼぶっ続けで踊り続けて、若干酸欠気味だったのでは……?とも思った。

 

ラストブロックを「meteor bell」「ヒカリ」「Twinkle “5”stars!!☆」「刹那ハレーション」という、ルーチェにとって特別な神曲でたたみかけたのは、記念ライブならではのセットリストだろうか。「meteor bell」のラスト、手をつないだ5人が高く遠くを見つめる余韻のシーンは、その先に5人がいつかたどり着くもっと広大な光の海があることを感じさせるものだった。そしてライブの締めは、記念撮影。「5年目もすっごくすっごく、がんばルーチェ!」の声とともに、5人と会場全員が1枚の写真に収まったのだった。

 

そんなルーチェの次の大きな展開だが、7月1日に新宿BLAZEに「めめたん」こと錦織めぐみさんのバースデーライブが開催される。当日はルーチェの新曲を発表、作詞、作曲、振り付け、新衣装デザインの全てに錦織さんが関わっている、「つくるーちぇめめたんスペシャル」になるようなので、楽しみにしたい。

 


さて、今回のレポートでは、通常のレポートよりも大幅に増量して、今の「AKIBAカルチャーズ劇場」という場所でのルーチェの定期公演の環境について書いた。今回のライブは約80分のボリュームで、チケット前売り2,500円 (当日券 3,000円) +1ドリンク500円という設定だ。

 

アニサマで、NBCフェスでアリーナを熱狂させた、パフォーマンスでは今最強(かもしれない)のアイドルのライブを、演者の汗が舞う距離で見ることができる。それも座って熱狂するもよし、熱は内に秘めて静かに見つめるもよし。こんな“経験”があることを個人的には初めて知った。そして同じくこれからそれを知る人に、1人でも伝えたい、知ってもらいたいと思った。

 

次のつくるーちぇ金曜定期公演は2018年6月15日19時から、会場は今回と同じAKIBAカルチャーズ劇場だ。

 

フェスやアニメをきっかけに、ルーチェという存在がなんとなく気になっている人。アイドルライブのノリがわからない人、ちょっと怖いと思っている人。なんなら金曜の晩は暇な人。そういう人が仕事帰りに、ものすごく気軽に、いたずらに、思いつきであの階段を下りれば、きっと忘れられない体験が待っているはずだ。この距離感の劇場こそがアイドルたちが日々を戦う舞台なのだと、改めて実感したライブだった。

 

 

(取材・文/中里キリ、写真/マツモトタカユキ)

 
【セットリスト】

M01:恋色♡思考回路

M02:1st Love Story

M03:go to Romance>>>>>

M04:Fight on!

M05:Luce Luce Twinkle Wink☆

M06:大スキ、スキ、大スキ、スキ、、、、、

M07:初恋ペンタグラム

M08:少女たちの微熱

M09:Let me cry

M10:meteor bell

M11:ヒカリ

M12:Twinkle ”5” stars!!☆

M13:刹那ハレーション

画像一覧

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