Luce Twinkle Wink☆1st写真集「#ときめき」発売記念! 怒涛の2018年初頭を振り返りつつ、メンバーが語る撮影秘話!

2018年03月26日 19:460

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2018年1月10日(水)に1stアルバム「LLTW☆」を発売、同アルバムを引っさげて初のライブツアー「Luce Twinkle Wink☆ 1st LIVE TOUR –LLTW☆-~t*u*n*i*n*g~」を成功させるなど、今年も目が離せない「Luce Twinkle Wink☆」(以下、ルーチェ)。


そんなルーチェの新しいチャレンジが、3月16日にリリースされた1st写真集「#ときめき」だ。今回のインタビューでは1stライブツアーや「NBCUniversal ANIME×MUSIC FESTIVAL」の振り返りと、待望の写真集の裏話などをたっぷりと語ってもらった。

 

振り返る怒涛の2018年初頭!


──2018年、年が明けてからルーチェの活動はすごい密度ですね。

 

板山紗織(以下、板山) そうなんですよ。1月、2月が飛ぶような感じで過ぎ去って、え、もう3月!? という感じです。

 

宇佐美幸乃(以下、宇佐美) すごくめまぐるしかったので、ライブ続きの時期が過ぎたらぽかーんとしちゃうかなと思っていたんですが、実際に駆け抜けてみるとそういう感覚にはなれませんでした。これでひと区切りってわけじゃなくて、今回写真集も出させていただきますし、ルーチェの定期公演のチケットソールドアウトも増えているんですね。ツアーが終わっても、夢に向かって突き進む姿を見せられるルーチェでいられることが嬉しいです。

 

桧垣果穂(以下、桧垣) スケジュール的には少しオフの日をいただける時期ではあるので、映画を見たり、音楽を聴いたり、いろいろたくわえて吸収できる時期にもしたいなと思っています。

 

深沢紗希(以下、深沢) 1月に初めてのライブツアーの「Luce Twinkle Wink☆1st LIVE TOUR -LLTW☆-~t*u*n*i*n*g~」があったんですが、このツアーで初めてルーチェの単独ライブに来ましたって声をたくさんもらったんです。ルーチェを好きになってくれた人にたくさん出会えたことが嬉しかったです。

 


──「Luce Twinkle Wink☆1st LIVE TOUR -LLTW☆-~t*u*n*i*n*g~」はルーチェ最大級に激しく、充実したセットリストでした。川崎公演の最後、桧垣さんは足がつったりしてましたが大丈夫でしたか?

 

桧垣 ものすごく汗をかいたので、ちょっと脱水っぽくなって足がつっちゃったんですけど、後に残るような感じではなかったので大丈夫です(笑)。

 

──MCの時、ひとりずつすーっと舞台袖にはけて、たぶん水分をとったりしてると思うんですけど、舞台袖ではどんな感じなんですか?

 

宇佐美 ばーっとすごい勢いで水を飲んで戻ったり、あとは酸素を吸入したりしてます(笑)。

 

板山 (カーリングのようには)お菓子は食べていません(笑)。

 

宇佐美 前は普通にステージ前に水を置いてたんですけど、ダンスが激しすぎて誰かしら水を倒すんですよ。それで今は順番にはける感じにしています。

 

深沢 お菓子はないけど、今回のツアーでは塩飴を用意してもらいました。

 

──マラソンの給水所みたいですね!

 

深沢 本当にそんな感じ!

 

桧垣 アンコールでタブレット状の飴をもらって、吸収しながら呼吸を整える感じです。

 

錦織めぐみ(以下、錦織) ライブが終わるとですね、記憶にないよくわからない傷とかができてるんですよ。

 

一同 あるある。

錦織 お風呂に入って、「え、痛? これ何?」ってなるんです。

 

宇佐美 どこかぶつけたりしていても、自分では気づかないんですよね。メンバーに言われて気づくことが多いです。

 

錦織 楽しい空間を作ることに集中してアドレナリンが出ているので、集中力は養われたんじゃないかなと思います。

 


──川崎公演ライブ終盤、お約束だと「もっともっと歌いたい」みたいな言葉が出がちなタイミングで、深沢さんが「今日はもう踊るの無理」みたいなテンションだったのが完全に素の言葉で最高でした。

 

深沢 「まだライブ終わりたくない!」とか言うタイミングでしたよね(笑)。でもそれぐらい限界までやりきったあとだったので、ついこぼれた言葉でした(笑)。

 

錦織 本当に激しいライブだったので、スタンディングで立ちっぱなしだったお客さんも倒れちゃわないか心配でした。ルーチェの単独ライブで一番大きい会場でしたし、やっぱり特別なライブでした。

 

──そして2月。ルーチェにとってさいたまスーパーアリーナは「夢の舞台」なんですが、「NBCUniversal ANIME×MUSIC FESTIVAL」出演という形で意外に早く戻ってきました。

 

板山 今回は(会場前方の)メインステージから、花道を通って(会場中央の)センターステージに行く演出があったんです。今までアニサマとかで、さいたまスーパーアリーナ(SSA)に立たせていただいた時はメインステージだけで歌っていたので、「SSAのセンターステージに立ってみたい!」といつも言っていたのをかなえてもらえたのかな、と思いました。会場の皆さんの近くまで行けて、お客さんの顔もよく見えたので、心の距離が近いフェスだと思いました。

 

錦織 NBCさん全体のフェスなので、私たちが生まれる前に放送されていた作品の楽曲とかもあって、その曲ですごく皆さんが盛り上がっている姿を見て、アニメソングってすごいなってあらためて思いました。すごく暖かい空間で、作品と楽曲を一緒に愛してくださっているんだなと感じました。ライブ全体のオープニングで、スクリーンにNBC歴代のCDジャケットがばーっと表示された中にルーチェのジャケットもあって、NBCの25年の歴史の一員になれたようで、感慨深かったです。

 

──NBCフェスで歌った曲、見た曲、印象に残っているステージはありますか?

 

板山 はい(挙手)! 私「ごちうさ」(アニメ「ご注文はうさぎですか?」)が、アニメの中で一番好きな作品なんです。それで今回、私と紗希ちゃんは、チノ役の水瀬いのりさんと一緒にチマメ隊の楽曲を2曲歌わせていただいたんです! 本当に夢みたいで!

 

一同 ふふふ。

 

板山 耳の中のイヤモニから水瀬さんの声が聴こえてくるのが夢みたいで、信じられないんですよ。すっごく嬉しかったです。

 

宇佐美 メンバーも「いーちゃん(板山さん)、よかったねぇ……」って感じで、親みたいな目線で嬉しくなりました。

 

錦織 最初に水瀬さんと一緒に歌うって聞いた時、いーちゃん嬉しくて泣いちゃったんですよ。だから私たちも練習や本番を見ていーちゃんの夢がひとつかなったな……と思いながら見ていました(笑)。

 

深沢 ダンス映像と実際の振り付けにちょっと違うところがあったんですけど、聞いたら水瀬さんがていねいに教えてくれたんです。

 

板山 (水瀬さんは)やさしかったです……。NBCの先輩たちはみんなやさしくて、南條愛乃さんはライブツアーの感想を言ってくださったりもしました。

 

桧垣 私は流田Projectさんと一緒に歌った「まほろDEまんぼー」(アニメ「まほろまてぃっく」ED)で、「エッチなのはいけないと思います!」と叫ぶのがすごく緊張しました。

 

錦織 私は原田彩楓さんや本渡楓さんと「夢路らびりんす」(アニメ「うらら迷路帖」OP)を歌えたことがすごく嬉しかったです。役を演じていた声優さんの歌声と一緒に歌う中で存在で負けないように、ルーチェの存在も届けないといけないぞと思っていました。心を込めて歌いました。

 

宇佐美 私はRayさんの「楽園PROJECT」(アニメ「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」OP)をソロでカバーさせていただきました。最初は尊敬する大先輩の曲をSSAでひとりで歌うなんて無理だよ!と思ったんですが、ルーチェはRayさんに詞をいただいたり、声をかけていただいたり、とてもお世話になっているので、やるからには覚悟を決めて歌わないといけないと思いました。すごくたくさん練習して、成長した自分の姿をステージで見せられたと思うので、悔いなくやれました!

 

 

もしルーチェがクラスメイトだったら……そんな「もしも」が詰まった写真集!

 

──続いて2018年3月16日に発売された初の写真集「#ときめき」についてうかがっていきます。どんなところで撮影したんですか?

 

宇佐美 スタジオと、もともと学校だった施設で撮影しました。

 

桧垣 撮影は2日間で、初日がハウススタジオ。2日目は学校で撮影ですね。

 

錦織 ハウススタジオは結構遠かったので、早朝からがんばりました(笑)。とりあえず身体だけ持っていけば、あとはスタイリストさんとメイクさんがなんとかしてくれる感じで…(笑)。

──ハウススタジオでの撮影はどんなイメージだったんでしょうか。

 

宇佐美 スタイリストさんがそれぞれのイメージの私服衣装を用意してくれたんです。そこにエプロンをつけてみんなで料理をしているようなイメージの撮影があって、パジャマに着替えて撮影して、という感じですね。

 

錦織 セットがかわいかったよね〜!

 

宇佐美 かわいかった! ルーチェが同じ学校に通っていて、放課後に誰かのおうちに集まって過ごすイメージでした。

 

錦織 一緒に夕食作って、食後にパジャマパーティーみたいな感じですね。スタイリストさんに用意してもらった衣裳を着るのが新鮮な体験ですごく嬉しかったです。結構色彩がはっきりした衣裳なんですが、ちゃんとメンバーカラーを入れてくれているんです。

 

深沢 普段メンバーが着ない感じの服なんですけど、ちゃんと似合うからスタイリストさんはすごいなーと思いました。

 

桧垣 本当に、初めて見るコーディネートなのに似合ってるんですよ。めめたんのベレー帽がすごくしっくりきたり、幸乃ちゃんの衣裳のはっきりした色合いのピンクがなんだかバブリーな感じですごく好きなんです。

 

深沢 幸乃ちゃんが着るとバブリー感が増すよね。

 

──バブリーですか?

 

宇佐美 私結構、昭和顔だねって言われることが多いんです(笑)。普段しない派手なイヤリングと、服の色のイメージがぴったりで、小物使いもオシャレだなと思いました。最初はもうちょっと落ち着いた色だったんですけど、みんなと合わせてみたらもう少し派手なほうがいいねとなって。自分でもそのほうがしっくりきました!

 

錦織 頭から爪先までコーディネートしてもらうのが初めての経験でした。私、足のサイズが21cmなんですが、ちゃんとぴったりなサイズを用意してくれていたのがうれしかったですね。

 

──学校で撮影した写真はセーラー服姿が印象的です。撮影はどうでしたか?

 

宇佐美 制服自体は、イベントとかPVとかで結構着るんですよね。

 

錦織 定期公演でも初期の制服衣裳を着たりするので、久しぶり!という感じではないんですけど。みんなでお揃いの制服を着られたのはやっぱり嬉しいですね。お揃いなんだけどセーターの色が違ったりするんです。

 

深沢 幸乃ちゃんやいーちゃんはセーラー服が似合うよね。

 

宇佐美 嬉しい。やっぱり黒髪ロングが合うのかな。私的には、制服の時はメイクも抑えめなのがツボなんですよ。紗希ちゃんだけヘアピンつけてる感じとか好きなんですよね。

 

深沢 この写真集で前髪をすいてもらって軽くしたのがメンバーから大好評だったので、実はこの写真集を境に前髪が変わっています(笑)。

 

──学生時代の制服ってどんなでした?

 

一同 ブレザー!

 

板山 中学だけセーラー服でした。

 

深沢 いいなぁ、セーラー服ちょっと憧れがある。

 

板山 だから今回のセーラー服もしっくり来るというか、なんだか安心感がありました。

 

宇佐美 私、校則がすごく厳しい学校だったんですよ。スカートは膝下、違反したら内申書に響くような感じだったんです。だから学校でちょっと短めのスカート丈の制服が着られたのはちょっと嬉しかったんです(笑)。

 

深沢 私とかほハム(桧垣さん)は同じ学校で、制服はかなり自由な感じでした。それでかほハムは毎回スカートの色が違ったり、その色に合わせてセーターも変えたりしてたんですよ。

 

桧垣 よく覚えてるね! 制服がおしゃれとは結構言われてました。

 

深沢 覚えてるよ! 私なんてお姉ちゃんのお下がりでいつも同じ制服着てたから、いつもいろいろおしゃれしてるなって思ってた。

 

 

──撮影した写真の中で、皆さん的にお気に入りのショットはありますか?

 

宇佐美 あります! ダントツでお気に入りな写真がありまして、お料理パートで私とかほハムはケーキを作るイメージで撮影したんです。

 

深沢 そっち(のチーム)はかわいかったよね……(笑)。

 

宇佐美 パスタチームとケーキチームに分かれたんです(笑)。それで、私、生クリームをお互いの顔につけあう写真のシチュエーションがすごく憧れだったんですよ。アイドルの王道じゃないですか! それができて嬉しかったんですが、調子に乗ってお互いに生クリームをつけすぎてメイクさんに怒られました(笑)。

 

板山 その様子を残りの3人がいいなぁ、かわいいなぁって見ていたら、私たちもそれっぽい撮影をやるだけやらせてもらえました。たぶん写真集には載りません(笑)。

 

深沢 うちらはとりあえずやっただけだね(笑)。

 

板山 楽しかった!

 

深沢 私は、5人が学校から帰っている時の写真がすごく好きなんですよ。本当に学校から帰っているような空気感がお気に入りです。

 

宇佐美 普段、あんなにしゃべりながら撮影することってないよね。

 

錦織 普通に日常会話しながらね。登下校のイメージだからバッグを持って歩いたので、もしルーチェが5人同じクラスだったらこんな感じだったのかな? と思いました。

 

桧垣 私は学校の階段の中間のところの写真が好きです。

 

──階段の踊り場ですか?

 

桧垣 それ! 踊り場です(笑)。

 

宇佐美 「中間」はそのまま載せてください(笑)。

 

桧垣 女子校感があふれていてお気に入りなんです。

 

宇佐美 女子校って設定での嘘恋バナとかしてました(笑)。

 

錦織 本当の学生生活で、学校の中に普通に5人がいる、みたいな感じなんです。写真集を見ている人も一緒に学生気分になってくれたらなぁと思って、私も好きな写真です。

 

──最後に改めて、写真集「#ときめき」の見どころ、注目ポイントを教えてください。

 

宇佐美 私が見てほしいのはやっぱり表情ですね。今まで写真を撮っていただく時って、自分がかわいいと思っているキメの表情をしていたことが多かったんですね。でも今回はその固定観念を捨てて、いろいろな表情で撮影していただいたんです。だから「あ、こんな表情するんだ」って思ってもらえるんじゃないかと思います。

 

桧垣 プロのカメラマンさんに写真集という形で撮ってもらうことで、今までとは違う写真がいろいろ撮れたんじゃないかと思います。かわいさと、感情を見せる表情のバランスをいろいろ考えました。どのページを見ても素敵な写真だと思います!

 

板山 自分ってこんな表情をするんだって新たな発見がいろいろありました。きっと、ファンのみんながこの子のこの表情が好き、と思ってる表情もきっと入っているんじゃないかと思います。感情や個性が出た写真も多いので、ルーチェをあまり知らない人に好きになってもらうきっかけにもなると思います。

 

錦織 私は、普段のアイドルとしての顔とは違う表情をしているかもしれません(笑)。たとえば、もし好きな人にとんとんってされたらどんな表情で振り返るんだろうとか、想像しながら撮影してもらいました。ライブや音楽以外のルーチェの魅力が詰まった写真集になっていると思います。

 

深沢 自分の知らない自分に出会える写真集になりました。写真集を撮影するという経験から得たものもあると思うので、その新しいルーチェを皆さんに見てもらうのも楽しみです。よろしくお願いします!

 


 

(取材・文/中里キリ)

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