週刊アキバメシ(+ノガミ酒) 2014年4月第4週号 :秋葉原のグルメ/食事処情報(+上野の酒場情報)

2014年05月01日 22:350

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

■鴨そば(手もみ麺)@紫 くろき(※"き"の正式表記は3つの"七"で構成された"喜"の旧字)







900円。

秋葉原と浅草橋の中間あたりにある人気ラーメン屋「饗 くろき」の金曜限定バージョン。毎週金曜は店名を変え、しょうゆ系ラーメン専門店として営業している。通常バージョンと同様に、秋葉原の名店として名高い「粋な一生」「神田 磯野」に勝るとも劣らないクオリティの1杯を提供しており、前述の両店とあわせて"御三家"と呼びたい。

 

金曜としては初訪問の今回は、基本の「鴨そば」を注文。「鴨そば」は、麺を細麺と手もみ麺から選べるが筆者は太麺好きなので(ry まず、ビジュアルは、日本そばに近い濃い色のスープにカモ肉と長ネギ&タマネギが浮かんでいるというまさに"カモネギ"な仕上がり。スープは、カモの旨みが詰まっており、小豆島産生醤油を中心とした3種類のしょうゆを用いたカエシにも負けていない。また、カモ脂によるコクがありながらも、サッパリとした後味になっている。麺は、手もみのピロピロ形状によって、天にも昇るようなフワフワな舌触りが印象的。スープとの絡みも抜群で、噛み締めるとモッチリ食感も味わえる。具は、低温仕上げのカモチャーシュー、メンマ、長ネギ、タマネギ、シュンギク、カボス。カモチャーシューは、カモ特有の臭みが皆無な上に、焼いたことによる香ばしさも加わっている。メンマは極太ながら非常にやわらかく、ダシで上品に味付けされている。ネギは、長ネギが拍子切りで、タマネギがやわらかく煮込まれていてる。シュンギクとカボスは、やっぱり風味が強いので、苦手な人は抜くか除けておいたほうが無難だろう。卓上装備(写真撮り忘れ)は、コショウ、白七味。

全体量は普通で、コストパフォーマンスは良くない。一方、味は文句ナシ。カモの旨みが凝縮されていることに加え、麺や具もそれにあわせて緻密に計算されており、価格以上の旨さと満足感を得られる。まぁ、とにかくスゴイ。しょうゆラーメンやカモそばが好きな人は、何が何でも一度は食べておくべきだと思う。

画像一覧

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。