---さんの評価レビュー
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観賞手段:劇場別に原作そっくりにしなくても構わない。 変更によって作品が良くなるならば全然ありだ。 でも本作は単なる原作のデグレード(劣化)でしかない。 日本が誇る稀代の名作『ドラゴンボール』が、 その辺にゴロゴロ転がってるありふれた凡作映画と化した。 その原因は「キャラの相違」とか「原作への愛」とか CGとか脚本とか、そういう個別の問題ではない。 個別の技術をいえば、それなりに普通のレベルだ。 努力の後も見られる。 問題はひとえに 【制作陣の感性レベルの凡庸さ】である。 卓越した才能が生んだ完成度の高い原作に対して、 凡庸な感性の人が寄ってたかって陳腐な変更を行い、 個性を削いで何の変哲もない真ん丸な凡作に貶める、 ありがちで耐え難い毀損の典型例だ。 感性の問題だから本人たちを責めてもしかたがない。 理解できん感性の人に「理解しろ」たって無理だ。 努力してないんじゃなくて無理なんだ。
- ストーリー
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- 作画
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- キャラクター
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- 音楽
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- オリジナリティ
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- 演出
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- 声優
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- 歌
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